このGW中、イギリスを訪ねましたが、思いがけず
中学時代に読んだエミリー・ブロンデの「嵐が丘」に触れる機会がありました。
すっかり主人公の名前も忘れていましたが、エミリー・ブロンデの育った
ハワースを訪ねると孤児ヒースクリフの復讐と複雑な人間関係を描いた作品を
思い出すことが出来ました。
姉 シャーロットの執筆した「ジェーン・エア」といい、
このような作品がどんな風土と環境の下描かれたのか、とても興味深いですね。
丘陵へ登る細いあぜ道を進むとヒューヒューと風切音がしてきました。
突然、視界に広がる平原?
これが彼女の生まれ育ったところであり、この場所をみて、「嵐が丘」を
思いついたといわれています。
当初、「嵐が丘」は偽名それも男性の名前で出版されたそうです。
「嵐が丘」のモデル地は、たしかに男性的な土地・・という印象をもちました。
遠くを眺めれば、今風の建物が軒を連ねています。
昔はこの地方独特の田舎家が並んでいたのでしょうか?