歯歯歯日記

歯科医院の仕事の傍ら、感動した・印象に残った出来事、歯の知識そしてワンちゃんのことなどそこはかとなく書き綴っています

被災6日目

2011年03月17日 | 日記


今朝、ようやく地元のスーパーが再開。

これでようやくたんぱく質がとれる。

11日以来、火の必要のない非常食と

カップめん。

そしてガスが使えるようになった翌日からは、

暖かいものをたべられるようになった。


米、みそ、しょうゆ、種類はないが野菜。


食べるものがあるだけありがたい。


3日間電気もなくろうそくと懐中電灯、ポータブルテレビに

お世話になった。


灯油を使う暖房機のない我が家は寒さがつらい。





3/17現在まだ水は復旧していない。


毎日、毎日震度3~5の余震が続いている。



取水口がダメージをうけたとのことで、犬達にさえ満足に水を

与えられない。


電気がつき、テレビを見れば見るほど空しくなる。

ちょっとチャンネルを回せば地震の話題だが、日に日に普通の番組も

目に付くようになる。


なぜか腹ただしい。

とくに、この事態の最中に『料理番組』など許されるものか!!!!

料理を作りたくとも、なにもない。

たべられるだけで、生きてゆくだけで精一杯なのに。


それでも宮城・福島の方たちを思うと自分はなんて幸せなんだろう・・・・・


3日まえ、娘が、東京のスーパーに物がないと電話してきた。

『これだけ電気を使いエレベーターに乗り暖かい中にいるのに、

買いだめして備えているらしい。

私は親と連絡も取れずあたふたしているのに、どれだけ深刻なのか

こちらではなにも判っていない』

彼女の憤りもピークに達していた。


被災2日目、携帯中継地点の電気もダウンし、全ての人と連絡が

途絶えてしまった。

公衆電話は2時間待ち、ガソリンスタンドは3時間待ち、

水は1人2リットルで4時間待ち。

そんな状態では連絡どころか、どの様に生き延びるか知恵を絞るしかない。


いつになったら普通の生活に戻れるのだろう。

はやく、みんなで笑える日が来ることを祈ろう。










コメント
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