歯歯歯日記

歯科医院の仕事の傍ら、感動した・印象に残った出来事、歯の知識そしてワンちゃんのことなどそこはかとなく書き綴っています

インフルエンザへの取り組み

2010年12月14日 | 歯歯歯豆知識

先日、下記のような記事が話題になりました。

当院で以前よりお勧めしている「魔法の水」中性電解水のお話です。

あなたも実践してみてはいかがでしょう?



インフルエンザ予防には口内ケアが有効との考えが広がり、学校や病院、企業が口内ケアへの取り組みを活発化させている。各地の学校や病院では、歯磨きなどで口内の細菌の活動を抑え、インフルエンザ感染を防ごうとする活動を実施。一方、口内ケアによるインフルエンザ対策市場への参入を模索する企業も出てきた。うがいや手洗い、予防接種など従来の対策に口内ケアを組み合わせれば、インフルエンザはもう怖くない? (小野田雄一)

◆学級閉鎖が減る

 東京都杉並区は今夏、区立小学校5校に洗面台を増設した。インフルエンザシーズンに備え、歯磨きしやすい環境を整えるためだ。

 この試みは“成功体験”に基づいている。杉並区は昨年も区立小2校に洗面台を増設、歯磨きを促進する活動を行った。その結果、インフルエンザによる学級閉鎖率(全クラス数に対する学級閉鎖になったクラスの延べ数の割合)がこの2校は平均約45%にとどまった。他の41校は同79・6%だった。

 杉並区は「歯磨き促進とインフルエンザ減少の因果関係はまだ実証されていないが、一定の効果はあると考えている」とし、今後も残る区立小への増設を進める方針という。


高齢者向け施設でも同様の試みが行われている。

 愛媛県の病院「久保内科循環器科」(大洲(おおず)市)は昨冬から、デイケア利用者と入院患者を対象に口内ケアを取り入れた。同病院は「インフルエンザや肺炎の予防につながってほしい」と期待を込める。

 こうした口内ケアを推進する取り組みは近年、全国の学校や介護施設で一般的になってきており、今後も拡大していく見通しだ。

 ◆次亜塩素酸水

 口内ケアによるインフルエンザ対策市場への参入を狙う企業も現れた。

 「パーフェクトペリオ」(栃木県小山市)は同社の歯科治療向け機能水「パーフェクトペリオ」のインフルエンザ対策への活用を試みる。強い殺菌力を持ち、消毒や食品添加物に利用される「次亜塩素酸水」を口内治療用に精製したものだ。

 11月8日に徳島県で開かれた「日本ウイルス学会」では、この製品の殺菌力に注目した東京医科歯科大の研究チームが、インフルエンザウイルスに対する不活性化作用を培養細胞で調査した結果を報告した。

 報告によると、口内治療向けの濃度(200ppm)では、A型インフルエンザウイルスが10秒で99%以上死滅した。濃度30%のエタノールでは同様の効果を得るまでに60秒かかったという。

 研究チームの山岡昇司教授(ウイルス制御学)は「臨床研究が今後必要だが、人間の感染予防にも効果は期待できるだろう」

コメント
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