歯周病の検査をすると、歯の絵とともに、
数字のかかれた用紙をいただいてくる事があります。
この用紙の読み方が良くわからない方のために、
どの部分をよく見れば、あなたの歯の状態がわかるか、
お教えしましょう。
歯周病の診断書には、最低3~4つの検査結果が記入されています。
A. 歯周ポケット
B. 歯垢(プラーク)
C. 動揺度
D. 骨吸収の度合い
おおよそ、このようなものがあげられます。
歯科医院によって、結果表は違いますので、よく確認してご覧ください
歯周ポケットはこのように歯周病の進行を知るには、もっともわかりやすい指針となっています。
このポケットが深くなれば、D.の骨吸収も高くなります。
B.の歯垢除去は毎日の自分の成果です。
この、歯ブラシの仕方で歯周病は大きく左右されます。
C.の動揺は、D,の骨吸収と大きく関係しています。
骨が少なくなったり、1方向だけ吸収してなくなってしまうと
歯が揺れてくるようになります。
歯周病で歯が抜けるというのは、周りの骨がなくなってしまい、
抜けてしまう事を意味します。
定期健診の結果で正しいケアをしましょう。
浅いポケットほど、回復の余地があります。
一度吸収されてなくなってしまった骨は、自然には回復しません。
日ごろから、診断書をよくみて歯みがきに努めましょう。