みじんこのお家

気が付かないうちに流れ去っていく時間の中でほんの少し交差する時間
グルメ・写真・旅行&猫

お葬式 その2

2008-03-22 18:36:20 | 生活
6時過ぎ、家に戻った私を
出かける準備を済ませた旦那が待っていてくれた

すぐに病院へ電話をかけたのだが
もう、心停止状態で

「どれくらいで来られますか?」

そう問われた。

「そう、一時間くらいで」

そう答えた電話の向こうで、そんなにかかるのかというようなため息が聞こえた

色々なことが頭の中を駆け巡った。

まず、三木市というのはかけ離れすぎていて、すべての事情がわからないということ

そこで、父の担当の民生委員の人に連絡しようかと思ったのだが
いまだ、お会いしたことがなかったので
時間的には無理だろうと思いつつ
市役所のケアマネジャーに連絡

運よく、彼女が電話を取ってくれた

とりあえず病院で落ち合うことにして
旦那と家を後にする

駅から病院までの10分
やはり、どうしても早足になってしまう。

ふと、旦那のほうを見ると

持病の椎間板ヘルニアの痛みとしびれが出ているようでかなりつらそう

それでも、私の歩調に合わせて歩いてくれている
(ごめん)
心の中でそう思う

病院へ着くと待合室にはケアマネジャーと民生委員の方が待っていてくれた

挨拶もそこそこに、父の病室へ

頭の中の思考能力が停止

死亡確認の担当医の声だけが

耳の中に流れていく

お葬式 その1

2008-03-22 16:41:53 | 生活
17歳の時から離れて住んでいた父が
13日に亡くなりました

その後、父は結婚し、私はそれを機会に
父の姓から母の姓を名乗ることにしました

その父が救急車で運ばれたと病院から連絡があったのが
1月21日

最初は軽い肺炎ということだったけど
日を追うごとに弱っていく父

結局、溜飲がうまくいかなくて
食べたものが肺の方に入り
肺炎を引き起こすという状態で

体力的にも手の施しようがない状態だった

11日に病院へ行った時には覚悟していたのだけど
サクラの花の咲くころ位だろうと思って

そして、その日、父が心停止したころ
私はバラのジャムパンを作っていた

6時過ぎに隣の人が携帯電話で大きな声で話していたので
何故か気になって
自分の携帯を出してみて初めて電話が入っていたのに気がつく

急いで家に戻り旦那と共に病院へ

病院に着いたのは8時過ぎだった

病院ではそれから死亡確認

だから死亡時間は8時13分

後の時間は目まぐるしく過ぎていく