キルトの世界

キルトを始めて14年になります。刺繍を含めた、キルトを中心に日々感じたことを、述べていきたいと思います。

高血圧の話

2006-08-11 22:22:00 | Weblog
8月だから、仕方がないが、今日も夜になっても、暑い。部屋の温度は31度である。先日、本屋で興味を引かれた本が、あった。高血圧の薬は、最高血圧が180で最低血圧が100まで、降圧剤を使用しなくて良い!!という事である。それよりも、不必要な過度な薬の使用により、がんやパーキンソン病などの薬の副作用を被り、老人の自立度も低くなるという。2000年に、高血圧の基準が改正されて、最高血圧が140で最低血圧が90までひき下げられたという。患者数が増えて、高い薬価は、果たして患者の為になるだろうか?日本では、原因の不明な、「本態性高血圧」が、高血圧の90%を占めているという。本来高齢者は、血圧が高くなる傾向にあり、安易な降圧剤の使用は、認知症の発生がおきやすいという。私が、大変注目したのは、10回ほどの、深呼吸で、血圧が20~30下がる事もあるという点である。1次的な血圧上昇を降圧剤でさげると、かえって危険だという。血圧は、測り方にも、注意して、正確に測る必要がある。また、血圧をしらずに高くする薬が、漢方薬にも、市販の薬にも、血圧と関係のない薬にもあることだ。第1に、生活習慣の改善を心がけて、薬を服用する場合でも、慎重に対処すべきだと思う。今日の写真は、タイの刺繍のクッシォンである。