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管理人 Masayo

「ガッチャマンクラウズ」1話<要注意 大変辛口>

2013-07-14 09:28:24 | Weblog
カテゴリーの「科学忍者隊ガッチャマン」に入れたくないので、普通記事扱いです。

オリジナルのファンとしては何もかもが異質すぎて、これがガッチャマンじゃないなら、観ないし観たいとも思わないのでスルーされるものなのですが、ヘタにガッチャマンとタイトルについているので無視出来ないという大変つらい作品です。

しかも、大鷲の健だった、森さんがガッチャマンたちを任命する不思議な指揮官みたいな役で出ておられるのでこれまた無視出来ない。
森さんが「ガッチャマン」と言うのが辛いくらい、そのキャラもわたくしには受け入れられない姿でしたし。なぜ牙が生えているんだ、人間じゃないのか、そういうものでいいのか?

立川は行ったことも無いし、知らない街だが、郊外のやや大きめなターミナル駅とショッピングモールといった印象で、地元の人には嬉しい描写かと思うが、これがガッチャマンにふさわしいのかとても疑問。背景としては詳細に描かれているんだろうけれど、ゴーストタウンのようで不気味。

そんなありえなさそうな実在の街を舞台にするような、極小な規模でガッチャマンのタイトルを使わないでほしいのだ。

今の時代、誰が知っているんだ70年代なんてと言う向きもあるだろうが、それなら別物にすればいい。
日テレとタツノコのどういう因果関係か、どうせ資金繰りの問題とかでタツノコが日テレと絡んでいるんだと思われる、おはよう忍者隊→実写版→今回の新作アニメの流れ。今となってはおはようがまだオリジナルを良く知ってくれていると思われるレベルなのが情けない。

実写版の監督はやたらと日テレ関連の作品を作っている人のようだし、そういう大人の事情がすべてに透けている。

実写まで作ったから、じゃあ、アニメもいまどき風にして、ガッチャマン=ヒーローもの的な売り込みとしてタツノコプロとしては50周年(過ぎたけど)で盛り上げて行こうというもくろみだろうが、質も中身も「受け狙い要素を満たしているからいいだろう」という、自分たちの宝である作品へのリスペクトもなく、タイトルこれで、あとよろしくといった丸投げでしかないように見える。
キャラクターデザインには人気(らしい)人を使い、あれこれ最近売れ筋のアニメの要素を盛り込み、変身してガッチャマンと名付ければそれで引っ張れると思っているが、新しい視聴者は過去のガッチャマンなど知らず、オリジナルを知る中高年には「なにこれ」感ありすぎでハンパすぎて痛々しい。

かといって、オリジナルを踏襲したつもりがセンスの無さを露呈しまくったOVAという失敗もあるので、リメイクやスピンオフにはこれでもかと気を遣い、リスペクトを払ってもらいたいが、何をやったってオリジナルのファンを納得させることは出来ないだろう。そういう気持ちでクラウズは作られていないので、形骸化した「戦隊もの」のタイトルに成り下がったガッチャマンが気の毒でならない。

そも、ガッチャマンとはチーム名ではない。科学忍者隊のリーダー、健にのみ冠された名前なのだ。
なんてことを今更言っても意味は無い。

クラウズのヒロイン、はじめ(これ女子の名か)は、突然現れたJJというヘンテコな風采の(これが森さん)人物にガッチャマンとして指名され、それを何の疑問にも思わず、♪ガッチャーガッチャー♪とか歌にしてふらついている、女子高校生というにはあまりに知的レベルが低すぎる人物で、自分をボク呼びするのは一部萌えキャラ好きの歪んだ欲望に受け、胸が大きく、ロリータ風の姿はその手が好きな視聴者は作品関係なく受けるのであろう。 口調もまともではなく、「***っスねえー!」と、耳障りなキンキン声でまくしたてる。
ガッチャマンメンバーの金髪の男の子は(名前覚える気になれない)、まじめっぽいが、日本刀を常に携帯しているし、ほかにもオネエだの、やる気のなさそうなジョーだの、ビキニスタイルがデフォルトの女子だの、リーダー?は異星人でパンダのようだ。その先にいるのがJJ。

カラフルで軽薄な絵柄で描かれたそれらは、ポップでもなく、可愛くもなく、いかな神風動画のOPが迫力とはいえ、狙いが軽すぎて響かない。
絵柄については好みの問題なので、今はこれが受けるというなら仕方なかろう。

自分の好きな絵柄、キャラクターは古い感覚のまま止まっているのであろうし、不自然に伸びた細長い絵や、鼻筋の無い顔などは理解不能なのだ。

可愛い女子高生がヒーローになる(ヒロインだろうけど)んだよ、世界を護るんだよ、ねっ!いいでしょー! とゴリオシされても嬉しくも無いし、実際正味25分程度が苦痛だった。
次回もとりあえずは観るが、ざーっとみて終わり、消去。

吉田竜夫さんに申し訳ない。と、たかが一視聴者が思っても仕方ないが、今のタツノコプロには過去の作品へのリスペクトはかけらも残っていないと思う。

だが、昨年鳴物入り?で作られたデバンダーは、パイロット1本のみでその後テレビシリーズになることもなく、実際笹川さん&大河原さんと大御所をフィーチャーしたのに、どうにもこうにもな出来だった。
今回は受けはそこそこいいようだが、オリジナルのファンとしては受け入れ難い。

でも、それをいいと思って作っている人たちが居るから、そこを否定するものではない。

バード・ゴー!の掛け声で変身するのには目も耳も疑った、意味判って使ってるのか? バードスタイルだからバード・ゴーなのだよ?

タイバニのダメ版みたいな姿になられても、変身忍者嵐の成れの果てみたいな姿でバードと言われても?

バードシグナルのマークや、バックルのGマークを使わないでくれ。 

オリジナルを好きな若い世代の人が居るし、往年のタツノコプロ作品を今初めて観て、ファンになっている若い世代もたくさんいるのだ。

イマドキを集めてパックにして、過去の人気作のタイトルを付けたら売れるだろうという図式にしか(そんな簡単なものではないだろうけれど)見えないのは、いくら練られたものであっても疑問に感じる。

ヤマトはそれでもずいぶんまともなんだなあーと、変な比較をしてしまう。

実写版は、鳥は忘れたと言われる風呂敷CGマントだし、池袋の駅前公園みたいなとこで昼下がりに戦ってるし、そうじゃないでしょーーー!感ありありな。

大人の事情って辛いのね。

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