なかなかに公害問題に切り込んだ作品でした。高度成長でかなり儲かりつつあった日本ですが、一方で光化学スモッグや産業廃棄物、廃液などが原因の病気も発生し、経済発展、科学技術の進歩の代償もまた大きい時代でした。
そんな時代に作られたので、今見るとなんか重たさもありました。
10年前に公害のために死の街と化し、ゴーストシティと呼ばれる街。スモッグと有毒ガスですべての生物が死んでしまった。
汚染された海の中で恐ろしい変化を遂げた生物が生まれようとしていた。
ISOの調査隊、ヘリコプターからゴーストシティを調査中。データは南部博士に送られている。500PPM？ってすごい値だよねきっと。。。
南部博士は顔色を変え、ただちに調査を中止し、帰還するよう命令を出すが、調査隊はもう少し、と粘る。そこへ何かが襲いかかり、ヘリコプターは破壊されてしまう。
調査隊の断末魔をヘッドセットで聴きながら高笑いのベルク・カッツェ。総裁Xの部屋に行く。 総裁Xは、ゴーストシティには誰も入れてはならんとカッツェに言う。
調査隊は当然全滅、死体の描写が子供向けじゃないほど怖いぞ。
場面変わって、ISO基地。 ゴッドフェニックスが有毒ガス対策のための金属微粒子を吹き付けられて金色になっている。
南部博士は科学忍者隊に、ゴーストシティに飛んで真相を究明するよう指示する。ケンの行くぞの掛け声にラジャーじゃなくてそろって「オッケイ」って。ちょっと似合わない。
バードゴーで変身、今回は各人決めポーズが出ました、かっこいいぞ。
しゃちほこ状態のゴッドフェニックス出撃。 緑の森を過ぎると枯れ果てた茶色い山。
甚平はその様子を見おろしながら、「もっと早くにISOが出来ていたらこんなことにならなかったのに」とつぶやく。
「かけがえのない地球のことを考えずに公害をだしすぎたからなんだよ」と、おおっとものすごく正論かつ、なんか似合わないジョーである。なんだ、真面目なんじゃん（失礼）。
ゴッドフェニックスは消息を絶ったヘリを捜索するが、ゴーストシティの建物の陰や、隙間から銃口が狙っている。
広場の彫像にもギャラ隊員たちが潜んでいる。
それに気づいたケンが、竜に上昇を命じ、急上昇のゴッドフェニックス、塔にぶつかるが、防御被膜のおかげで損傷なし、ふー。
国連軍機に指示してシティ攻撃を要請するケン。 おれたちの任務はギャラクターの基地を見つけることだ的な。おいおいこないだブッチギレてバーミサ撃ってたろお。
もっと初期のミニロボはすんげえ使えなかったが、今日おでましの鉄獣ならぬ、変異生物は総統も相当自信作（いたた）らしく、いたくご機嫌。
名付けてクラゲレンズとな。なんでクラゲなんだろう。
でも、メカじゃないもんで、デビルマンテイストに見える、てかかぶってるってわけじゃなく、ぬめっと度合がさ。
クラゲレンズちゃん、ずんだもちのおはぎか、はたまた鹿の子か、和菓子風な姿ですが、ぷつぷつと豆のような一個一個が「白目もある目玉」なのだ、ぎょもい！
基地とかシティが破壊されても平気だもーん、クラゲレンズちゃんいるもんね、的ふんぞーりな総裁X、今週は真ん中なのよ。調子いいんですね、そーさい。
エネルギー補給を受けて目覚める（もじどーり）クラゲレンズ、全身くまなく眼球という、ぶっとびセンス。
何でも太陽光線を受けると何倍ものエネルギーに変換して、目玉から発射するそうな。こええ。
基地に戻った忍者隊（当時は南部基地と呼ばれておった、すげえな冠ですお博士）、なーぜかジョーだけがものすごくかっこつけて脚を高々と組んで座っておる。博士の前でそれかよあんたほんとに18歳か？
無駄にかっこいいんだよね。別にここでそのポーズでえらそうこいて座る意味は一ミクロンもないんだよ、でもそうやって座ってればひたすらかっこいいんだよジョー。そういう存在か。
南部博士が忍者隊メンバーに、シティの人が撮影したというクラゲレンズにむちゃくちゃにされた（っていうかこれどこだ？国連軍がやりたい放題破壊したわよねえ）シティの様子。
いつもながらの大惨事な上に、人が化石というか、炭化してサーって砂のように消えていく、これほんとに映倫じゃないけど、検閲とかあったらアウトだよ。
テレビマンガだから（当時はアニメとは言われてなかったよね）子供の見るものだからいいんじゃねとか全然チェック体制なかったよな。。ぞっとする描写がさくっと入るのがガッチャマンの怖いところさ。
赤外線を通してみるとクラゲレンズは結晶のようでもあり生命体でもあるように見える。
南部博士の向こうの窓の外のおさかな描写が細かいぞ。
エネルギー出すとお休みベンチタイムになるので、クラゲレンズちゃんが寝てる間にやっつけないと、と、しゃちほこゴッドフェニックスはっしーん。海の探索を怠ったのはいけなかった的な反省ケン。
おえおえの海に入る、甚平は被膜が溶けてしまわないかと心配。ケンは能天気に、南部博士じきじきの被膜だから平気みたいに言うし、ジュンに「もっと科学の力を信じなきゃだめよ」と言われるも、「てやんでえ、こうなったのも科学の仕業だぜ」とか返されちゃいます、ごもっとも。
海底になんぞ見える。クラゲレンズ発見！ ２つが４つ、５つ、６つ、わぁたくさんおりまっせ、むにむに分裂。ぎゃー目玉だらけなりよ！ バードミサイルでやっつけようと言う竜に、おおっとここで違いのわかる男ジョーが（笑）「だめだ、こんな深いところでミサイルを発射したら水圧でおれたちもやられてしまうぜ」と止める。すげええ、ジョーったら深い！ ってよくわかるね水圧とかなんとか。
だがやっぱりミサイル中毒は治らない、一生治らねえぜ。まいっか、速攻「ミサイルを発射してすぐに上昇するんだ」とかつって。 南部博士の許可なく発射！ケン？が発射したっぽいぞ。
基地もろともドカーンのクラゲちゃんだが、やったと思ったのもつかの間、細かく分かれてゴッドフェニックスにはりついてくる。クラゲちゃんのくっついた後は被膜もはがれ、機体内部にも亀裂が走る、うわわわ。
更に急上昇して振り切れと言うケンだが、振り切ったら今度は小さくなったクラゲちゃんたちが合体を初めてしまう。
太陽光線を受けて無数の目玉がお目覚め、たいっへんきもちわるーございます。ほんとデビルマン系の妖獣系だよな。 おまけにガスまで出す始末。おえー、くさそー。
ジョーはもう一度バードミサイルぶっこんでやる！と猛っておりますが（やっぱ撃ちたかったんじゃねえかい）、撃っても細かくなっちゃうだけだからダメと止めるケン。
そこへ南部博士のコール、ガスは備蓄分がなくなってしまえば大丈夫なので、ちょっと待ってなさい的な。レッドインパルス行くからって。
レッドインパルスが来るときいて何となく勝手に感無量なケン。
そうこうしてる間に到着の3機、純粋な高圧酸素のタンクを持ってきた。こいつをクラゲの上に落とすのであとは全能力に期待するからねーな（そんなおちゃらけてない）赤隊長。
っで、ドカンと落として去っていく。能力って、うーぬー。 ミサイル撃ってすっ飛ばしたら分裂するわけだし、やるっきゃねえよな火の鳥！で、「えーこんな壊れてるのに、被膜もはがれてるのに」「高圧酸素の中で火の鳥やったら燃え尽きちゃうってば」とかぶーぶーな隊員たちを「やるしかないんだ！」とゴリ押しで黙らせてはい火の鳥。ああ毎回辛そうよね。
でも、高圧酸素食らった上に火の鳥に貫かれてクラゲちゃんは目玉に日々がぴしぴし入って遭えなく分解バラバラ死亡。
なんかお行儀よく座ってる忍者隊、寝てんじゃねーか？ やっと気づいて成功を喜び合う面々、ケンにかけよりみんなで手を握ってなんだか熱いぞ。もっと感動していいときにへーきで知らん顔みたいなときもあるし、わかりにくい感情伝達だ。ま今日はいいけど。
南部博士にもおほめを預かり。レッドインパルスもよくやった、とかつって去って行ったよ。博士は、ゴーストシティを何年かけても緑の都市にすると忍者隊に伝えた。ほっとくなっていままでもさー。
「ゴーストシティの見納めに一周して引き上げるか」な、またそんな明るすぎるぜケン。ジュンに「でもゴッドフェニックスはボロボロよ」と言われても「行こう、ちょっとやそっとで飛べなくなるようなゴッドフェニックス様ではないさ」とこれまた明るいぜ。でも金メッキはかっこわるいんで早く落としておくれ。
「よっ！アニキ！」と同調して盛り上がる甚平を、「ノリすぎ！」と頭に手を置いて笑顔でたしなめるジョーがたまらん。なんなんだその可愛い笑顔は。まったくよー。
甚平とジョーはいいコンビなんだろうか、前も頭なでなであったしね。可愛いからな甚平。
枯れ果てた山肌だが、一輪の花が咲き、希望をにおわせるラストシーンで終わり。
そんな時代に作られたので、今見るとなんか重たさもありました。
10年前に公害のために死の街と化し、ゴーストシティと呼ばれる街。スモッグと有毒ガスですべての生物が死んでしまった。
汚染された海の中で恐ろしい変化を遂げた生物が生まれようとしていた。
ISOの調査隊、ヘリコプターからゴーストシティを調査中。データは南部博士に送られている。500PPM？ってすごい値だよねきっと。。。
南部博士は顔色を変え、ただちに調査を中止し、帰還するよう命令を出すが、調査隊はもう少し、と粘る。そこへ何かが襲いかかり、ヘリコプターは破壊されてしまう。
調査隊の断末魔をヘッドセットで聴きながら高笑いのベルク・カッツェ。総裁Xの部屋に行く。 総裁Xは、ゴーストシティには誰も入れてはならんとカッツェに言う。
調査隊は当然全滅、死体の描写が子供向けじゃないほど怖いぞ。
場面変わって、ISO基地。 ゴッドフェニックスが有毒ガス対策のための金属微粒子を吹き付けられて金色になっている。
南部博士は科学忍者隊に、ゴーストシティに飛んで真相を究明するよう指示する。ケンの行くぞの掛け声にラジャーじゃなくてそろって「オッケイ」って。ちょっと似合わない。
バードゴーで変身、今回は各人決めポーズが出ました、かっこいいぞ。
しゃちほこ状態のゴッドフェニックス出撃。 緑の森を過ぎると枯れ果てた茶色い山。
甚平はその様子を見おろしながら、「もっと早くにISOが出来ていたらこんなことにならなかったのに」とつぶやく。
「かけがえのない地球のことを考えずに公害をだしすぎたからなんだよ」と、おおっとものすごく正論かつ、なんか似合わないジョーである。なんだ、真面目なんじゃん（失礼）。
ゴッドフェニックスは消息を絶ったヘリを捜索するが、ゴーストシティの建物の陰や、隙間から銃口が狙っている。
広場の彫像にもギャラ隊員たちが潜んでいる。
それに気づいたケンが、竜に上昇を命じ、急上昇のゴッドフェニックス、塔にぶつかるが、防御被膜のおかげで損傷なし、ふー。
国連軍機に指示してシティ攻撃を要請するケン。 おれたちの任務はギャラクターの基地を見つけることだ的な。おいおいこないだブッチギレてバーミサ撃ってたろお。
もっと初期のミニロボはすんげえ使えなかったが、今日おでましの鉄獣ならぬ、変異生物は総統も相当自信作（いたた）らしく、いたくご機嫌。
名付けてクラゲレンズとな。なんでクラゲなんだろう。
でも、メカじゃないもんで、デビルマンテイストに見える、てかかぶってるってわけじゃなく、ぬめっと度合がさ。
クラゲレンズちゃん、ずんだもちのおはぎか、はたまた鹿の子か、和菓子風な姿ですが、ぷつぷつと豆のような一個一個が「白目もある目玉」なのだ、ぎょもい！
基地とかシティが破壊されても平気だもーん、クラゲレンズちゃんいるもんね、的ふんぞーりな総裁X、今週は真ん中なのよ。調子いいんですね、そーさい。
エネルギー補給を受けて目覚める（もじどーり）クラゲレンズ、全身くまなく眼球という、ぶっとびセンス。
何でも太陽光線を受けると何倍ものエネルギーに変換して、目玉から発射するそうな。こええ。
基地に戻った忍者隊（当時は南部基地と呼ばれておった、すげえな冠ですお博士）、なーぜかジョーだけがものすごくかっこつけて脚を高々と組んで座っておる。博士の前でそれかよあんたほんとに18歳か？
無駄にかっこいいんだよね。別にここでそのポーズでえらそうこいて座る意味は一ミクロンもないんだよ、でもそうやって座ってればひたすらかっこいいんだよジョー。そういう存在か。
南部博士が忍者隊メンバーに、シティの人が撮影したというクラゲレンズにむちゃくちゃにされた（っていうかこれどこだ？国連軍がやりたい放題破壊したわよねえ）シティの様子。
いつもながらの大惨事な上に、人が化石というか、炭化してサーって砂のように消えていく、これほんとに映倫じゃないけど、検閲とかあったらアウトだよ。
テレビマンガだから（当時はアニメとは言われてなかったよね）子供の見るものだからいいんじゃねとか全然チェック体制なかったよな。。ぞっとする描写がさくっと入るのがガッチャマンの怖いところさ。
赤外線を通してみるとクラゲレンズは結晶のようでもあり生命体でもあるように見える。
南部博士の向こうの窓の外のおさかな描写が細かいぞ。
エネルギー出すとお休みベンチタイムになるので、クラゲレンズちゃんが寝てる間にやっつけないと、と、しゃちほこゴッドフェニックスはっしーん。海の探索を怠ったのはいけなかった的な反省ケン。
おえおえの海に入る、甚平は被膜が溶けてしまわないかと心配。ケンは能天気に、南部博士じきじきの被膜だから平気みたいに言うし、ジュンに「もっと科学の力を信じなきゃだめよ」と言われるも、「てやんでえ、こうなったのも科学の仕業だぜ」とか返されちゃいます、ごもっとも。
海底になんぞ見える。クラゲレンズ発見！ ２つが４つ、５つ、６つ、わぁたくさんおりまっせ、むにむに分裂。ぎゃー目玉だらけなりよ！ バードミサイルでやっつけようと言う竜に、おおっとここで違いのわかる男ジョーが（笑）「だめだ、こんな深いところでミサイルを発射したら水圧でおれたちもやられてしまうぜ」と止める。すげええ、ジョーったら深い！ ってよくわかるね水圧とかなんとか。
だがやっぱりミサイル中毒は治らない、一生治らねえぜ。まいっか、速攻「ミサイルを発射してすぐに上昇するんだ」とかつって。 南部博士の許可なく発射！ケン？が発射したっぽいぞ。
基地もろともドカーンのクラゲちゃんだが、やったと思ったのもつかの間、細かく分かれてゴッドフェニックスにはりついてくる。クラゲちゃんのくっついた後は被膜もはがれ、機体内部にも亀裂が走る、うわわわ。
更に急上昇して振り切れと言うケンだが、振り切ったら今度は小さくなったクラゲちゃんたちが合体を初めてしまう。
太陽光線を受けて無数の目玉がお目覚め、たいっへんきもちわるーございます。ほんとデビルマン系の妖獣系だよな。 おまけにガスまで出す始末。おえー、くさそー。
ジョーはもう一度バードミサイルぶっこんでやる！と猛っておりますが（やっぱ撃ちたかったんじゃねえかい）、撃っても細かくなっちゃうだけだからダメと止めるケン。
そこへ南部博士のコール、ガスは備蓄分がなくなってしまえば大丈夫なので、ちょっと待ってなさい的な。レッドインパルス行くからって。
レッドインパルスが来るときいて何となく勝手に感無量なケン。
そうこうしてる間に到着の3機、純粋な高圧酸素のタンクを持ってきた。こいつをクラゲの上に落とすのであとは全能力に期待するからねーな（そんなおちゃらけてない）赤隊長。
っで、ドカンと落として去っていく。能力って、うーぬー。 ミサイル撃ってすっ飛ばしたら分裂するわけだし、やるっきゃねえよな火の鳥！で、「えーこんな壊れてるのに、被膜もはがれてるのに」「高圧酸素の中で火の鳥やったら燃え尽きちゃうってば」とかぶーぶーな隊員たちを「やるしかないんだ！」とゴリ押しで黙らせてはい火の鳥。ああ毎回辛そうよね。
でも、高圧酸素食らった上に火の鳥に貫かれてクラゲちゃんは目玉に日々がぴしぴし入って遭えなく分解バラバラ死亡。
なんかお行儀よく座ってる忍者隊、寝てんじゃねーか？ やっと気づいて成功を喜び合う面々、ケンにかけよりみんなで手を握ってなんだか熱いぞ。もっと感動していいときにへーきで知らん顔みたいなときもあるし、わかりにくい感情伝達だ。ま今日はいいけど。
南部博士にもおほめを預かり。レッドインパルスもよくやった、とかつって去って行ったよ。博士は、ゴーストシティを何年かけても緑の都市にすると忍者隊に伝えた。ほっとくなっていままでもさー。
「ゴーストシティの見納めに一周して引き上げるか」な、またそんな明るすぎるぜケン。ジュンに「でもゴッドフェニックスはボロボロよ」と言われても「行こう、ちょっとやそっとで飛べなくなるようなゴッドフェニックス様ではないさ」とこれまた明るいぜ。でも金メッキはかっこわるいんで早く落としておくれ。
「よっ！アニキ！」と同調して盛り上がる甚平を、「ノリすぎ！」と頭に手を置いて笑顔でたしなめるジョーがたまらん。なんなんだその可愛い笑顔は。まったくよー。
甚平とジョーはいいコンビなんだろうか、前も頭なでなであったしね。可愛いからな甚平。
枯れ果てた山肌だが、一輪の花が咲き、希望をにおわせるラストシーンで終わり。
