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まさかのここに来てヅカオタ状態、日々叫んでおります、ほかにジョジョ、初代ガッチャマン等好きです。
管理人 Masayo

「オペラ座の怪人」25周年記念コンサート 10月1日レポ3、第二幕。

2011-10-05 23:33:41 | オペラ座の怪人
間奏に続いて第二幕。
あっと、一幕最後でシャンデリアから火花云々書きましたが、その後消えるとか書いてますねわたくし、光が消えるだけで、シャンデリアが消えてなくなるわけじゃありませんので、ってわかるか。
ダメだ、イカれてます。


さて、二幕オープニングはおなじみマスカレードですが、ここがすごかった!
支配人ズたちの面白い登場もよりパワフルで。ムシュー・アンドレの骸骨衣装もちょっとキラキラしてたような、あははは、あれいいですよね、骸骨。
そしてアンサンブルが増えて華やかさ倍増のマスカレード、階段の高さは無いけれど左右の階段にびっしり人が入ってにぎにぎしい。
何組か同じ衣装の人たちもいました、クリスにちょっかい出す風の猿は3組くらい居たような。
何人かのキャストはアリーナを通ってステージに上がって行きます。

人数が増えて、その上に通常版より衣装が豪華になっているようで、まばゆいばかりの美しさ。 通常だとダミーが混じっているのを人がカバーして上手く見せてますが、今回はゼーンブ人だから動きが軽やかー。
ステージが広い分、クリスとラウルの踊りも意味深い。人ごみに流されてラウルとはぐれて困るクリスとかね。わたくしが一番のお気に入りは半身ずつ男女の仮面の人で、妖しくてだーいすき。
クリスを誘惑するようにくっついて踊るのがいいのよね、うふ。
振りもみなさん大きくて、迫力満点、ああ素敵。キラキラです。

盛り上がったところでレッドデスです(おい)、こえー。でも、ファントムは階段から降りず、ステージ奥から現れ、クリスに「おまえはまだわたしのものだ」みたいに言って、バシュッ!と火柱を足元に噴き上げて退場。

ラウルとマダム・ジリー、ドンファンリハと進み、緊張が高まります。リハ場面もたくさんアンサンブルが出るのでコーラスに厚みが出ていい感じ。

お墓場面。お墓セットは無いですが、セットを映し出してあります。"Wishing You Were Somehow Here Again"のクリス、運命に翻弄されながらも強さを感じさせて絶品です、拍手鳴り止まず。
"Wandering Child"でオケ前(一幕ラストと同じ場所)に現れるファントム、おっ、お帽子に羽根飾り。これっていつもそう? っていうかいつもはもっと高いところにいるっぽいので帽子は被ってるのねという印象しかない。
まあどうでもいいか、帽子は。お洒落さんなのだファントムさんは。 
優しくクリスに歌いかけるも、ラウルが来て三重唱になるとファントムは負けねえーとばかり熱がこもって、半分セリフみたいに歌います、ここは面白かった。男ふたり力技です。
ラウルに呼ばれてやっと正気に帰ったクリスがラウルと一緒に走って行ってしまうと、ここでもまたお怒りのファントムさん、ステージ前方にボボッと火柱軍団を出して退場。
これはロンドンではいつもあり、の演出です。日本だと消防法の関係で無いはず。

警官隊配置。なんせアンサンブル増員だから警官も多いのでしゅ、アリーナを通ってぞろぞろ出てくるぞー。

後半クライマックスのドンファン場面、クリスの衣装が新調と思われ、同じ形だけど色がちょっと明るいかな、すごい可愛いぞー。
ファントムはちょっと恥ずかしそうにベンチに座ったりします。えへ。
なんか顔見えないけど、こここんなにクリスに近いぞーと、ドキドキしてる風です、と勝手に思う。
"The Point Of No Return"、クリスがファントムを誘惑しているように積極的、後ろから抱きつくようにもしてたっけ、ファントムのドキドキが伝わって来る感じ。
しかし、それもつかの間形勢逆転で、フードの中身がファントムだと気付いて逃げようとしてふんづかまるクリス、そんなに引っ張ったら痛いよー?な力籠り具合。

フードを外されて一瞬左側に向かうファントムですが、警官隊に阻まれる。 戻ってクリスに指輪をはめる。 デッドエンドの中でも何とかクリスに気持ちを伝えようと必死なファントムが痛々しい。
All I Ask Of...と最後まで歌い終えないうちに、仮面とかつらを外されてしまい絶叫のファントム、しかし構っちゃいられん!クリスをかっさらって右階段へ走りつつ火の玉ボーン!だったはず。

ピアンジの死体がリアルでした、ってか人形だったな。
ファントムはクリスを引っ張りながら橋桁をよろよろというかえっさほっさ歩いて行きます、船じゃないんだ。
Why?Why?の所、泣きが入ってすっごく悲しい。でもけっこうぎゅうぎゅう引っ張ってるぞよクリスを。

ラウルがクリス救出に向かいますが、湖に飛び込むのは無し、高すぎる。 

ファントムの住処へ着いたところでクリスはお衣装替え、新しい感じのウェディングドレスが眩しいです。 クリスダミーは今回出ないです、ちょとさみし。
ファントムはもう全然余裕無くて、ゼーゼー言ってるように見え、怒りと悲しみで沸騰しています。 クリスにムリヤリヴェールを被せますが、ここでけっこうちゃんときれいになるようにシュッシュッと整えてあげます。
意外と?細かいところの動きがいいぞファントムさん。
あれ、でもこの後か?? ヴェールを持ってへたり込んでるところがあったな、もう脳が付いていけてなかったかも。気が気じゃないというか、ドキドキです。
クリスは泣いてるばかりじゃなくて、いい加減にしてっ!と怒りも見せていました。ラウルにはどうやって縄かけてたっけ前から近寄った?あれ、わかってない。なんかとにかくラウルは首をつられそうになります、いつもの通りよー!

三重唱はあまりに気持ちが昂って観ていたので、あんまり覚えてない...、すっごく力強かった気がする。

煮立って湯気出してるファントムにキスするクリス、ふぁー美しいです。 震えちゃうファントム、いいなあーーー。 もったいないのでここでガシッと抱きしめてしまわんかー!と思うんですけどね。はは。
キスされてショックのあまりそこらへんにへたへたっとなるファントム、唇の感触を確かめるように指で押さえつつクリスを振り返ったりして、すごくのろのろと重たげに蝋燭を取り上げて、ほかの一本に火を移す。
これっていつもありだっけ? 本物の蝋燭じゃないと思いますが、ちゃんと火が移る&消えないように手を添えるのが細かい動きで良い。ってかそこ見てるかなわたくしってば。

ラウルは大変です、キスから縄を外してもらうまでの間が長めなので、ずーっと苦しそうにしてないとならない。がんばってましたヘイドリー。
ここでも派手に蝋燭から火花が出て、ラウルの縄を焼き切ります。 思わずへたばりそうになるラウルの腕を掴み、「彼女を連れて去れ」と言い放つファントム、このあたりの男ふたりの動きがいい。

去って行くふたりに絶叫するファントム、声というより泣き叫んでますね、このテンションの高さには圧倒されました。 Go now and leave me!でボロボロになっているファントム。
しばらく座りこんで「ひーん」とか泣いてたと思う、えんえん泣きですよ、子供になっちゃってる感じが可哀想さを倍増させます。
猿のオルゴールの顔を手で覆って「マスカレード」の一節を歌うのも悲しみが痛いほど伝わってくる。

そこに戻って来て指輪を返すクリス、その時のファントムが、立ち上がりながら服を直したり、髪をちょっと整えようとしたりで、なんかすんごい可愛いかったです。
こんなにボロボロになっても、やっぱりクリスの前ではより良くありたいと思ってる感じが辛くて可哀想だけどなんか愛らしい。 で、困ったようなちょっと笑顔を浮かべてすごくシャイな感じにも見え。
"Christine, I Love You..."のところすごくキレイな声だし。はうーーー。オペラグラスも涙で曇るぜ。でも見るぞ。

クリスはファントムに指輪を返し、泣きながらその手にキスをして去って行きます、最後にもう一度振り返ります。 ラウルが迎えに来てます。
去って行くふたりを見やる力も無く、返された指輪をベストのポケットにしまい、座りこんですすり泣きながらクリスの落としたヴェールを抱きしめて泣き続けるファントム。
暗黒の彼の人生に射した一瞬の光、でもそれは気付いた瞬間に去ってしまう、なんと切ないことか。 むき出しのファントムの心が伝わってきて観ているこちらもボロボロでした。
キスからラストに向かうファントムの表情がとても無垢に見えて、それは今回初めて感じたかな。可哀想さはいつも感じるけど、イノセントさを感じたのは初めてかも。

クリスとラウルの歌の最後を引き取って"You alone can make my song take flight..."と歌うファントム、"It's over now the music of the night!"が美しく、力強く歌われ、ヴェールをぱーっと離して暗闇に消えて行きます。

椅子に座って消えるのは同じ。

メグが椅子に残された仮面を手に取るラストもいつも通りですが、もう観てるこちらはグッタリ、興奮しすぎだってーの。

ひゃー終わったーみたいな。
はー、もう大変エグゾーステッドです、ってかすごいもん観ちゃった感じでしたもん。

また細かい部分は補足しますね。

まずは終わったところまで。


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