北山・京の鄙の里・田舎暮らし

北山、京の北に拡がる山々、その山里での生活を楽しんでいます。

模様替え

2007-05-25 23:57:24 | 随想・近況
スイス・トレッキングツアーまであと一月少々.心はスイスへと飛び始めました.自分たちでチケットも手配し、itinerayもオリジナル.準備もしなければならないのでこの部屋も模様替えしました.

硯水亭さんのブログもブックマークに入れさせていただきました(^.^).

先日、比叡山へ行った.車で.友人に、司馬遼太郎の街道を行く「叡山の諸道」を買ってきて、「これ読んどきな、きっとまた行きたくなるから」と手渡した.比叡山の道は殆ど歩いたがまだ残している道もある.全部歩きたくなった.比叡山と言えば、書写山にも行きたくなる.なら、もう一度、西国巡礼もして見たくなる.でも、勤務の都合で全部を歩いてという訳にはいかない.歩き残している熊野古道にも未練が、、、「古事記」も読みたい.役行者に関する本も.あ、「西の鯖街道」についても調べないと、、、「納豆」についても、、

あれもしたい、これもしたい、浮気性だわい、

大工をしている同級生が近くで新しい家を建てに朝早くから頑張っている.夜更かしせずに早寝早起きをしないといけないなあ.


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11 コメント

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縁は異なもの味なもの (硯水亭)
2007-05-27 14:26:17
    MFUJINOさま

 早速リンクして戴きまして恐縮です。まことに縁は異なもの味なものでして、道草先生に熱心に色々とご指導戴いてから、三ヶ月近くなりましょうか。既に二十年来既知の間柄のようにも思え、又今日初めてお知り合いにならせて戴いたような不思議で新鮮な毎日を送らせて戴いております。道草先生とは亡き上司のブログの記事で【納豆】の記事以来だったかも知れません。お陰様で大変嬉しい日々を送っております。

 亡き主人は我々グループ企業の会長でもあり、ある櫻の財団の理事も兼ねていて、櫻気違いでした。40歳の若さで去年亡くなったのですが、20年間二代に渡ってお傍でお仕えした私は、同じように櫻馬鹿になっております。御貴殿と道草先生と、周山をキーワードに、櫻で今後永くお付き合い願いたいと、本心より申し上げ希望しておりまして、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

 京北町は櫻ではかなり熱心な町で、日本一だと思って憚らない常照皇寺の九重櫻を心底から大好きです。真言密教の徒であった主人とは、西国三十三観音霊場巡りも何度かしておりまして、今すべてが懐かしいことになっておりますが・・・・。

 又今回はスイスにお出掛けだとか、当社もチューリッヒに小さな支店を構えておりまして、私自身も年に何度か参ります。殆ど仕事で短時間行くのですが、田舎が大好きな方には絶好な国であります。特に女優のオードリーが好きなものですから、レマン湖の近くのトロシュナ村に行って、オードリーのお墓参りを何度も致しました。今は人手に渡ってしまった彼女の自宅はあの大女優にして、こんな質素な家かと驚くばかりです。オードリーの記念館も近くにあります。(主人の自宅にフィルム・ギャラリーがあって、古い映画をたくさん観ているからでしょうか)チャプリンのお墓はレマン湖畔傍にあります。

 どうぞ安全で楽しいトレッキングをお楽しみ下さりたく!
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気分はスイスへ。 (道草)
2007-05-27 18:45:19
読まれたと想いますが、司馬遼太郎の「街道をゆく」第4巻に山国街道が出てきます。山国陵(常照皇寺)を訪れて「桜を見せてくれませんか」と頼むと、「見せてくれ、とは何事です。拝観させてくれ、とおっしゃい」と老僧に叱られた、とのことです。彼は、たかが桜を〝拝観〟するというのはどうだろう。我々はすでに寺なり御陵に参詣に来ている。あとは桜を見るというだけでいいように思えるのだが、と書いていますが、結局は「まあいい」と不興げながら許されたとのことです。その桜を、「樹というよりも地から湧き出た怪奇なものの精が凝って何百年かの風雪に耐えているといった感じであり、もしくは光厳院の生前の苦痛のままの姿か、それともこの北朝初代の天皇が歴史に耐えてきたすさまじさであるといってもよかった。いずれにせよ、このおそろしげなものが春になれば樹相を一変させて花をつけるというのがふしぎなような気がした。」と感想を述べております。さすがは歴史作家の眼というものの、時期は書いてなくて恐らく秋か冬なのでしょう。いずれにしても花の咲いた枝垂れ桜を、もう一度描写してほしいものです。
スイス行きが近付いて日々盛り上がっておられることでしょう。私はスイスは知りませんし、映画も昔からスイスで製作された作品は滅多にありません。ただ、その数少ない一作ながら、「山の焚火」(1985年フレディ・M・ムーラー監督)が印象に残っています。ロカルノ国際映画祭グランプリを受賞しており、我が国の「キネマ旬報ベストテン発表」でも第15位に選ばれています。
 スイスの人里離れた地でひっそりと農業を営み生活している一家の四季を通し、姉と弟の愛とやがて訪れる悲劇を描いた作品です。十代中ごろの聾唖の弟は、教師を目指したやさしい姉の教育の下で、時おり不自由な体への不満からか突拍子のない行動に出るものの健やかに育ちます。ある日、壊れた草刈機に腹を立てた弟はそれを投げ捨て父の怒りを買い、家を出される。山小屋で一人の生活を強いられた彼に、食料などを届ける姉。二人は邪魔者の無い楽しい世界を過ごすが、やがて、姉の妊娠が発覚する……。近親相姦の悲劇を描いた秀作で録画テープもあるのですが、如何んせんベーターのため今や風前の灯火状況にあります。
7月といえば向うは最高の季節なのでしょう。素敵な旅行記を期待しています。
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「櫻」が、、 (mfujino)
2007-05-29 01:00:56
硯水亭様、
道草先生・周山・櫻がキーワードですか.僕は硯水亭様が、桜でなく、「櫻」と書かれるのに関心があります.水上勉著「櫻守」を読みましたが、どうもこの辺りを探ればよいのではないかと今思っています.この本に影響されたのでしょうか、荘川桜は見に行きたい、清水の桜は綺麗だったなあ~.黒田百年桜を訪れたときの、吉田晴吉さんや井本寿一さんの活き活きした語りには心打たれます.以前このブログにも書きましたが、地元「鉾杉塾」の藤野真澄先生を中心に大堰川の堤防4kmに渡って櫻の苗が植樹されました.ソメイヨシノでなく、いろいろな山桜です.櫻のこといろいろとお話下さいますことを楽しみにしています.
仕事で海外へ行くのと自分の行きたいところへ行くのとでは違いますね.でも時間を作り出しお好きな女優のお墓へ何回もお参りされるとは羨ましい限りであります.
我が知人にバーグマン気違いの物理学者がいますが、羨ましい眺めています.僕も何か一点馬鹿になりたいのですが、ダボハゼ藤野、からなかなか抜けきれません(*_*)
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いろんな作家が (mfujino)
2007-05-29 01:02:10
道草様
いつも楽しいお話をありがとうございます.司馬遼太郎の「街道をゆく」は大好きな著作ですが、常照皇寺訪問時の話はいつもにやにやしながら読んでいます.あの九重桜の表現はこのブログでも過去2回引用させていただいています.白州正子さんや瀬戸内晴海さんの訪問記も心打たれ、引用もさせていただきました.
司馬遼太郎さんが常照皇寺に行かれたときの住職さんは渡辺さんだったと思います.水上勉さんと等持院で一緒に修行されたと読んでいます.今の住職さんはよく知りませんが、我が親戚のお葬式の夜お話を聞いた記憶があります.この辺りのお寺は殆ど無住職の寺になるであろうと予言されていたのが印象的でした.
常照皇寺も今や観光寺になってしまったのでしょうか?山国陵にお眠りの光厳天皇はどの様に見ておられるのでしょうか?僕は京都の有名な観光寺の坊主を見ると、信長出でよ!という気持ちになってしまういけない人物になってしまうのです.これは寺の問題だけでなく、訪れる人間の問題でもあるのでしょうが.
7月のスイスは日本人でいっぱいだそうですが、あの自然は全てを飲み込んでくれると期待しています.
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心はスイスへ (shige)
2007-06-01 08:35:12
久しぶりに訪れたら、がらっと衣替えしてスイスの雰囲気で一杯のトップになりましたね。楽しみですね。ぼくも、7月にプラハに行きます。
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プラハか~ (mfujino)
2007-06-01 23:11:09
いいっすね~(^.^)美味しいビールを味わってきてください.
先日行った棚野坂、若丹国境尾根は素晴らしい雰囲気でした.また一緒に行きましょう.
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うちの親父の事でしょうか? (東 昇平)
2007-06-08 12:49:55
どうもはじめまして。

幸男の息子です。

また機会があればのぞきに来て下さい。
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おお、東工務店 (mfujino)
2007-06-08 19:35:28
おっこちゃんの息子さん.そうです.おやじさんと同窓会で会い、隣で仕事してるのに顔を出さない、と叱られました( ^_')同窓会では幸男君、自分の番が来たら長いこと喋ってましたぜ.
シンポジウムでご意見聞かせて貰いました.以前、法事で三明院へ行ったとき、和尚は東親子の腕を賞めていましたよ.
HPは先程ちょっと拝見.またお邪魔しますね.
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それはそれは (東 昇平)
2007-06-08 23:55:27
世間は狭いですね~。

来週なら親父ずっといますんでいつでもどうぞ。

ではでは。
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東工務店のHP (fuujii)
2007-06-12 10:14:22
あ、昇平くん発見!
世間は狭いですね~。
最近、京北の人でブログやってる人増えましたね。
あ、ちなみに東工務店のHPは僕が作りました。
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