我が父は神にではなく子供らに 嘘はつかぬと態度で誓い
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★★★★ 1962 アメリカ 監督:ロバート・マリガン
アラバマ物語
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荒馬を操り東のその先へ 母から遠く逃げるが如く
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★★☆☆ 2004 アメリカ 監督:オリヴァー・ストーン
物語は、鑑賞後、あらすじを読んで理解しました。(苦笑) カタカナ人名の誰が誰やら…
さりげなく、背景に大灯台やバベルの塔が見えていたのが嬉しかったです。
荒馬ブーケファラス VS 象の軍団 と . . . 本文を読む
終止符は霧の滑走路に打てり パリでの日々を翼に乗せて
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★★★☆ 1942 アメリカ 監督:マイケル・カーティス
アカデミー賞前のこの時期になると、過去の名作がずら~っと放送され、
タイトルを見るたびに、また観てみようという気持ちが湧き上がってきます。
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肉体で覚えたことは忘れない “考えるな”と思う間もなく
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★★★☆ 2002 アメリカ 監督:ダグ・リーマン
今週末から続編、「ボーン・スプレマシー」が公開されます。
従来のアクション映画を、「ドッガーン!」(衝突音)、とするならば、
この作品は、「ボゴッ、ドスッ」(衝突音)、といった感じです。(笑 . . . 本文を読む
復讐と称す殺しは数あれど 許せる殺しなど一つも無い
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★★☆☆ 2002 韓国 監督:朴賛郁(パク・チャヌク)
公開順は逆になったが、「オールド・ボーイ」よりも前に撮られた作品。
この二作品と新作とで、“復讐三部作”だとか。
実は、役の設定を間違えたまま鑑賞していたことに、あらすじを読んでから気がつ . . . 本文を読む
「見回せど、常に独り」と振り返る 左側とは如何なるものぞ
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★☆☆☆ 2004 日本 監督:井土紀州
「今、喋っている、それ、それを、画で見せてくれ~」と言いたくなるくらい、
延々と対談を収録した映像でした。(哀)
逆にいえば、画を知っている方々が観客の多数を占めるだろうという予測のもとに
作られ . . . 本文を読む
面の皮 一枚一枚剥ぎ落とし 己で被ったこの面構え
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★★★★ 1987 日本 監督:原一男
久しぶりに、奥崎謙三氏に会ってきました。(笑)
相変わらず、強烈でした。(笑) 当然ですけど。
それにしても、あらためて思うのは、よく撮ったなということ。
取っ組み合いになっても、よく止めに入らずに、踏ん張 . . . 本文を読む
頬伝う涙の音色が聴きたくて 瞼を閉じて心を澄ます
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★★★★ 2004 アメリカ 監督:テイラー・ハックフォード
彼の歩んできた人生が、数々の名曲となり、作り続けなければならない圧迫が、彼を苦しめる。
偉人の伝記としては、あまりにも多くのマイナス要素を含み、だからこそ生々しく人間的。
ジェイミー・フ . . . 本文を読む
この七年 法は彼等に何をした? 後ろを向かせたままではないか!
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★★★☆ 2004 日本 TV 監督:柴谷真理子
1997年におきた、神戸連続児童殺傷事件。
殺された男の子の父親と、事件から7年が経ち、20歳になった男の子の兄へのインタビュー。
その中で兄は、「法は正義ではないと感じた」と語ります . . . 本文を読む
ドラゴンのトラックスーツを血で染めて 女一匹 復讐の道
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★★★★ 2003 アメリカ 監督:クウェンティン・タランティーノ
2回目なので、純粋に楽しめました。(笑)
刀を持って飛行機に… なんて、小さい小さい。(笑)
千葉さん、2回も咬んじゃって… 全然オッケー。(笑)
オーレン・イシイ、少女時 . . . 本文を読む
真実と常に向き合い語り合う 写真が嘆き涙を流す
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★★★☆ 2001 スイス 監督:クリスチャン・フレイ
息子の葬儀で泣き崩れる母親。その隣で表情を変えぬまま照度計を取り出すジム。
人の不幸を撮り続ける写真家の非情さを追うドキュメンタリーかと思いきや、
そうではないことが、徐々に明らかになっていく。 . . . 本文を読む
発つ背中【せな】に一縷の望みを託せしも 待てど暮らせどあなたは見えぬ
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★★★★ 2004 日本 監督:行定勲
いくらサユリストといえど、三時間は身構えます。
北海道で開拓に一生を捧げた人々の物語のはずが、いつのまにか、
北海道で開拓に一生を捧げた人々とともに生きた吉永小百合の物語に見えてしまいます . . . 本文を読む