
JR関内駅前のセルテの中で、ここヤンキースと、三熙は、すでに老舗といってもいいだろう。
関内が、料亭やクラブ、バーなど社用族御用達の店でにぎわっていた頃、ランチをやっている店は必然的に少なくて、商業ビルのセンタービル(今のセルテ)にある飲食店街は、外食派にとってはありがたい存在だ。
6、7階にある飲食店をめざし、エレベーターで上っていくと、弁慶の仁王立ちならぬ、ヤンキースの店主が関守のように、エレベーターを降りるビジネスマンに「今日のランチは、○○をご用意しています。ぜひ、ヤンキースにお入りください」とかいって、呼び込みをしているのが印象的だった。
店が満員になると、店主の姿はなく、そんなときは“気の弱いビジネスマンが何人餌食になったんだろう”と考えながら、めざす店に行ったものだ。
さて、ガチ丼にエントリーした「ガーリックチキン丼」。
注文してみると、4分の3サイズでよろしいですか?と聞いてくる。
今回は2人連れだったから、メタ坊は4分の3サイズ(見出し写真)を、相方が普通サイズ(下写真)を頼んだ。
盛りの違いがわかるかな?
ガーリックと冠しているから、ガッツリ、ニンニク風味を期待していたら、意外にあっさりして、なんとなくカレーパウダーの香りがする。
ライスもいたって白飯のまま、シンプルそのもの。
そうそう、ヤンキースは「ガチあま」にもエントリーしていたことを思い出し、メニューがあるのかショーウィンドーに確かめに行った。
あった!大皿料理の陰に隠れるようにひっそりと「和パフェ」があった。
さっそく注文してみる。
「豆を煮る都合があるので、電話であらかじめ予約してもらえれば・・・」というつれない返事。
もうすでに、ガチあまは、日陰の身に落ちていた。
(店舗)
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