
馬車道で中国料理といえば「生香園」じゃなくて「味雅」と即答する人は、ツウです。
今のように、飲食店が乱立するちょっと昔、
この辺りのビジネスマンにとって「半どん」と、ここ「味雅」は、
砂漠でオアシス的な存在でした。味雅の隣りに洋食屋さんもあったな?
うなぎの「わかな」、洋食の「相生」・「馬車道十番館」、
割烹「筑葉」、そしてトンカツの「勝烈庵」
千円札1枚でランチできるお店を探すのが難しい場所です。
「生香園」は、炎の料理人で一世を風靡した周富徳さんの弟・富輝さんの店。
次回に行くことにして、今回は「味雅」。
牛ばら肉ごはん(見出し写真)も、ご覧のとおり、
想像を超えた形、想定外ともいえる姿で現れました。
肉塊は3個、どうやって完食しようと思いましたが、
これがなかなかのバランスと味なのでした。
若かりし頃、よくセットもののランチを食べたものですが、
必ず、昔のザラザラした消しゴムのようなものが、サイコロ状に入っているので、
不思議に思い、いったい何なのか聞いてみると、
「豆腐干」とのことでした。
足が生えているものであればイスでも食べる
という比喩を信じて「消しゴム」が入っていると勘違いしたメタ坊は、
中華食材の奥深さに恐れ入りました。
さて、馬車道のメインストリートに面した味雅につい入ってしまいがちです。
ところが、ちょっと行き過ぎて、路地を入ると別の味雅があります。
それぞれ関係があるのかないのか、同じ店なのかわかりません。
ただ、路地に入った店は、ちょっと落ち着いた感じで、
下写真左手の階段をおりると地下室があります。
今回、地下に入ってランチしましたが、結構、落ち着ける雰囲気なので、
メタ坊としては、こちらのお店がおすすめです。
馬車道に向かうと、珍しく歩行者天国になっていました。
全国チェーンの店舗が増えたとはいえ、
まだまだ馬車道には歴史のある老舗が残っていますし、
季節季節で商店街イベントを開催しています。
今日は、アイスクリーム発祥の記念日でした。
「ミス」じゃなくて「横浜観光大使」による、
タカナシ乳業提供の馬車道アイス5,000個を配布していました。
無料配布というか、募金を集めるためのチャリティーイベントです。
しっかり募金していただいたカスタード味のアイスクリン・・・
大変美味しゅうございました。
馬車道マルシェというワゴンセールは、10、11日まで開催しています。
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