
国立近代美術館と国立公文書館を右手に見て、やがて北桔橋門を過ぎると、道はS字を描く。
道を渡れば、日本武道館のある北の丸公園エリアとなる。
カーブのところに交番が建ち、笛を吹く少女の銅像が立っている。
すると、乾門がポッカリと開いた空間の向こうに見えてくる。
ここからは、左手に空堀と、右手に車道が並行する。
監視カメラや有刺鉄線、歩哨の警官がところどころ立っているのは、吹上御所のあるエリアに近づいてきたからだ。
右手には、近衛師団司令部だった国立近代美術館工芸館の赤レンガ造りの瀟洒な建物が見える。
ゆるゆると登り勾配の道が、だんだん狭くなっていき、人とすれ違うどころか、ひとり通れればいいというほどの幅に歩道が絞り込まれる。
やはり、警備上の対策として道が作られていることを実感する。
ランナーが後ろから近づいてくるとヒヤヒヤもので、衝突、追突、果ては蹴散らして走り去るヤツもいるんだろうと思える。
ぱあっと視野が開けて、まず眼下に見えるのは、半蔵門堀。
せり出すかのようなフェンスが、忍者返しのように見えてくる。
道路の右手に見える堀が、千鳥ヶ淵。
交差点を左手に千鳥ヶ淵公園が堀に沿って続く。
道路は、内堀通り。
その下の地中には、首都高速都心環状線が走っている。
交差点の向こうには、ハマっ子なら馴染みのある建物が見える。
英国大使館。
大さん橋の手前にある横浜開港資料館は、元英国領事館だったところにある。
今でも、その建物があり、この大使館の質感や見た目などは、よく雰囲気が似ている。
たぶん、皇居ぐるりの最高地点にやってきた。
ここで、お腹が空いたのと、ちょっと休憩したいなぁということで、まわりをキョロキョロすると、ありました「ふくおか会館」。
このあたりは、県市町村の自治体の東京事務所が多いところ。
で、福岡県の出先機関の会館でお食事タイムとなった。
かきフライ定食。
とんかつ定食。
ランチタイムは、カレーが食べ放題で、ドリンクもコーヒーがセルフでおかわり自由だった。
しかし、このレストランは、2月末で営業終了。
別会社で、3月中旬からリニューアル営業すると書いてあった。
また今度、ちょっと立ち寄ってみようかな?
帰りがけ、1階エントランスで、福岡県内各市町村のパンフレットを頂戴した。
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