散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

海ほたるで、チリバーグ

2013年12月13日 | ☆千葉県

グリルサクライが、12月25日をもって閉店する。
そして、あのヴィクトリアカツが食べられるのは、13日まで。
16日からは、メキシカンチリバーグのみになると聞いて、13日休暇をとり、テイクアウト(見出し写真)を頼むことにした。

正午前だというのに、人が並んでいた。
あらかじめ電話で頼んでいたものの、厨房は緊張感に包まれている。
油で揚げるヴィクトリアカツは少々時間がかかるというし、チリバーグならすぐ用意できるという。

どう見ても、店にしてもお客さんにしても殺気立っている。
素直に、チリバーグに注文を変更した。
できるまでの間、2人の動きを見ていると、大和銀行の裏の店で、大きなフライパンの把手を脇に挟んで振り上げていたお父さんの後ろ姿と重なった。
メタ坊が店に行き始めたのは、38年前になる。
閉店のお知らせには、昭和31年に開店したとあるから、メタ坊が生まれた年に開店したことになる。
また、昭和31年当時、この辺りは接収解除されたものの関内牧場といわれるほど空地だらけだったころだ。
ランチローラー作戦を展開していては、常連になるはずもなく、店の歴史やウンチク、こだわりをうかがうこともできず仕舞いだったのは残念でならない。
「長い間、ありがとうございました」感謝の気持ちを伝えて店を出た。
過去の掲載は、2012.11.072011.07.142010.05.282010.04.20、の4回ある。

さて、チリバーグを車に積み込んで、一路、勝浦へ。
ベイブリッジでは、大さん橋に飛鳥Ⅱが停泊していた。


風速17m、海ほたるから見える海は、一面強風で大荒れだった。

荒れ狂う海を見ながら食べたチリバーグは、美味しかった。
あのレシピを引き継ぐ店はあるんだろうか?

昼間の移動なので、大多喜のオリーブというショッピングストアで食料品の調達をすることにした。
ここの魚屋さんは、品揃えがすごいので、見ているだけでも見ごたえがある。


金目鯛に花鯛、真鯛に、いさきなど、天津小湊港、和田港、大原港に、勝浦港、鴨川港と千葉の近海ものがそろう。


横浜では滅多に見ないし、ある意味懐かしい、銚子港産の背黒いわしも、この店では目玉商品として、うなるほど山積みされて飛ぶように売れていく。

それから、生食用のマンボウの切り身、活きのいいイナダやアジ、サバ、そして、大盛りのムール貝・・・?


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2 コメント

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Unknown (酔華)
2013-12-17 08:28:53
残念です……
大和銀行裏の時代にはよく行きました。
店内に入って、カウンターの後ろに立ち、
前の人が食べ終わるのを「早くしろ~」なんて思いながら待っていたものです。

閉店するのではなく、
誰か心ある人に引き継げばいいのになぁ。
もちろん同じレシピでね。
返信する
お店とともに (メタ坊)
2013-12-17 20:51:46
店の看板ともいえる人気メニューのレシピは、
考案した人がいて、
子や弟子が継ぐわけだけど、
それなりに苦労していないと、
うまく再現できないし、
結果も伴ってこないから、
いつの間にか違うものになったりして、
がっかりしたことがあります。
社員食堂で人気メニューが出たらいいなぁ。
返信する

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