散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

山菜2

2009年06月06日 | ★ぐるメタ坊食日記

新潟の友人から届いた。以前コメントした「山菜」と産地が違うし、時期も異なるから、内容にも特色がある。上から、ミズ、フキ、アスパラ。ビニール袋に入ったものは、塩ワラビにゼンマイを干したもの。これもすべて「旬」のもの。特にミズは、清流の沢沿いに生えていて、蛇が生息する環境に生えることからウワバミソウとも呼ばれる。フキと下ごしらえの作業は似ているけれど、苦みがないからサッと湯がいてシンプルに食べることができる。これは、その村のお婆さんから教えてもらった。友人の住むところは、雪深い分、年間を通して清水が至る所に湧き出ているような清々しいふるさと。魚沼産コシヒカリは、おかずいらずなほど美味い。そのご飯にミズのタタキやお浸しがあれば至福の時を過ごせる。
結婚まで住んでいた横須賀、夏・冬休みのたびに厄介になった母の実家・南房総のいずれも、野山からいただくものはごく限られ、もっぱら田畑から採れるものが生活の糧となる環境にいたから、スキー場のアルバイトで過ごした信州・菅平や、友人の住む新潟・魚沼の豊かな自然には圧倒されるばかりで、心の豊かさもその自然が育んでいることに気付かされた。今となっては、村の人々との交流も、仕事の関係でしばらく縁遠くなってしまったから、行きたいけれど行けない場所になってしまった。今年こそは直江兼続をきっかけに久しぶりに立ち寄ってみたい。


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