ひとり旅

法律で食べていくことになった趣味人の日記です。

コント内閣

2007-08-02 01:24:00 | 日常・ニュース関連



政治関連の話は日記に書かないことにしていましたが、主義主張とは関係のないところであまりに面白かったのでちょっと書きます。

今日の報道ステーション。石破元防衛庁長官と渡辺大臣が出演していました。

石破さんは相変わらず酔っ払ったバカボンのようなお顔でしたが、防衛政策通としての立場も絡めて安倍政権退陣論を熱く語っていました。いつもながら、すごくわかりやすくかつ説得力がありました。

一方の渡辺大臣。当然ながら、今の安倍政権は「カド番大関」であるとして続投論を展開していました。が、これがあまりに苦しくて噴いてしまいました。
発言は記憶を頼りに要約。


古舘「公務員制度改革法案についても、民主党が参議院で天下り根絶法案を出してくるようですが、どう対応なさるおつもりですか」
渡辺「10年前の金融国会の際、大論争の末結局は建設的な妥協案がまとまりました。国会が正常な政策論争の場として機能すれば、いい妥協点が見つけられると思います」
古舘「しかし、今年の国会では与党は強行採決を繰り返しました。それが参議院選挙で負けたとたんに一転して民主党と議論した末妥協点を見つけようと主張なさるのは、説得力に欠けるのではないかと思うのですが」
渡辺「いや、公務員制度改革法案のときには強行採決してませんから」

渡辺「今度の内閣改造にしても、これまでは首相の示す改革の形が十分に国民に理解されていなかった。これを機に人心を一新し、安倍政権の目指す改革の形をしっかり国民に示していきたいということなのです」
古舘「それは、今回の内閣改造では国民すべてが納得するメンバーを勢揃いさせようということですか?」
渡辺「その通りです」
古舘「それならば、最初からそういうメンバーを揃えておけばよかったんじゃないかと感じるんですが」
渡辺「いや、今回はたまたま足が絡まったんですよ!」


この内閣、forest政権以上の逸材かもしれません。