3.11から今日で4年。
復興は道半ば、除染は効果なしは当初の想定とおりで残念に思います。
県外移住と生存者の高齢化による死亡という、数字のマジックだけで終わらせて欲しくないものです。
復興予算は、復興とは無縁のところでは沢山使われましたが、復興すべき場所では計画通りに使われていない現実があります。
長い道のりですが、すべての人々が前に進むことが重要だと“涼風”は考えます。
本題に入ります。
今朝、目を疑うような記事がありました。
高校生が万引き?
残念ながらよくある話ですが、今回はどうも納得行かない感じです。
報道では、万引き(窃盗罪)に関わった生徒は36人となっていますが、どうも本当のところは50人を超えるようで、被害総額も数百万を超えるようです。
結論から言うと、組織的な犯行の匂いがしますね。
これは報道でコントロールされても、私は言い切ります。
そうでなかったらこの周辺に住んでいる人間は、極めて犯罪を社会に及ぼす危険のある“人種”が大勢いることになります。
組織的な犯行であれば、ボス的な人が下の生徒に強要することになりますから、ノルマ達成まで頑張るわけです。
ましてや、この学校は私立ですから、お金に困っているとは思えません。
必ず誰かがコントロールしてこの事態になったと考えます。
同一の学校で50人以上も万引きを繰り返す理由(悪いレッテルを貼られている学校の生徒は、カツアゲはあっても、この手の事案は逆に少ないと思います)。
悲しい事実ですが、勉強の出来ない子は、売っている物を盗ろうとするする考え方が乏しく、賢い子ほどストレス発散と称して、ゲーム感覚で繰り返します。
100歩譲って、組織的でなかったら、学校内で万引きゲームなるものが流行っていて、盗ったら“勲章”みたいに騒いでいたのでしょう。
この事案が発覚したのは今年の2月らしく、生徒が集会で教職員側から緘口令を命ぜられ、神奈川県警からも同様に他言しないようにと緘口令を受けたのです。
これに納得がいかず、生徒がツイッターで明らかにしたところ、今回の問題になったというのが本当のところのようです。
事実、この件が報道されましたから。
隠蔽したかったのは、恐らくは、市議会議員、県会議員、警察官、衆議院議員等、それなりの地位にいる人の子供や孫が在校生でおり、事件に関与している場合もあることから、異例の行動に踏み切ったと考えられます。
ひとりだと罰して、50名を超える人数だと罰しない?
学校の教育方針に問題があると、募集人員が欠けて、お金が学校に入らなくなる?
教育の場として失格です。
世の中の悪いシステムを、大人になるこの子たちに教えたことは大罪です。
犯人隠匿、虚偽等は学校では必要ありません。
学校側は校長以下の教員等に教唆の疑いもあります。
市立ですから、その上にお偉い方が居て、そこからの絶対的な指示があったのかはわかりません。
この学校は外国人が設立した歴史ある学校で、キリストの教えを大切にする学校のようです。
なにの、何を教えるのが一番の、伝えられて来た教えだったのでしょうか。
人に物を譲り渡しても、人の物を奪えとは教えていないと思うのですが。
聖書を信仰しない私が何べん読んでも意味が無いのはわかりますが、それを教えとしているならばどうすべきかなのです。
歴史があっても、志を忘れると、その一瞬で大切な物が消える。
圧力も相当あったと考えられますが、“勇気”のない教職員に私は魅力を感じません。
罪を罰せず、何を罰するのでしょうか。
罪があったことを隠したり、守ろうとすると、それだけで刑法に抵触します。
つまりは、知らなかった子も生徒集会で事実を告げられ、黙っているだけで、それに相当する危険があるということです。
学校は生徒を犯罪者にしたかったのでしょうか。
先生である前に、ひとりの大人なら、生徒が関係するような刑法くらい覚えるべきだと思います。
大人が真剣に子どもたちに向かい合えない、叱れない組織が創りだしたその結果が、今回の“万引き”事件のように思えます。
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