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低線量内部被曝の脅威―原子炉周辺の健康破壊と疫学的立証の記録

2011-04-06 06:19:16 | Electric power supply

本屋でこんな本(amazonリンク)を見かけました
リンク先での内容紹介引用
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本書は、1950年以来の公式資料を使って、全米3000余の郡のうち、核施設に近い約1300郡に住む女性の乳がん死亡リスクが極めて高いことを立証して、レイチェル・カーソンの予見を裏付ける。

レイチェル・カーソンの予見とは「沈黙の春」(1962)で化学薬品の危険性と並んで、放射能の深刻な危険にも触れ、「人類全体を考えたときに、はるかに大切な財産は遺伝子であり、それによって、我々は過去と未来とつながっている。これがいまでは人工的に遺伝がゆがめられている。まさに、現代の脅威といっていい。私たちの文明をおびやかす最後にして最大の危険なのである。ここで化学薬品と放射能が肩をならべあう。放射能をあびた生物の細胞はさまざまな障害をうける。何年かたつうちに癌細胞にかわる。」を指している。

このような文脈は反原発立場と原発推進立場のどちらでの扱いでも過敏すぎたり軽視されすてたりですが、低線量は短期的に問題なくても長期的には遺伝子の異常の問題があることが統計的に認知されてきたのはつい最近のことと大前さんも言われてましたし、原因はまだよくわからないことなのでしょう。(現段階で科学的に因果関係が立証されていないイコール「因果関係がない」ではありません)

ヨウ素131が半減期いくつだとか小さい子ならこの程度まで見れば十分安全というラインが定められてはいますが、まだまだ動く可能性はあるなと…統計的な資料から判断している要素が強いでしょうから…そんなことを思います。


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