休眠しました。

mem-papaのきままな自分用メモ帳
13年目に突入
固いこと柔らかいことそのとき

メモ「原発と放射線被ばくの科学と倫理」

2019-05-06 06:30:00 | Electric power supply
以下、メモ。
 
内部被曝における線量基準の不確かさと
上原氏のまとめは矛盾なし。
毎度、しつこいけど人によって
発症が違うのは外部被曝と違う点。
遺伝子の活動レベルとも関係してそ。
日本は貢献できそうなのに、
この分野には予算つけそうにない。理由は
測定しないのと同じ。
事故後の測定を避けたのって、とんでもなく
倫理性に劣る。国民の幸福などどうでもよく、
将来の補償問題から逃げるため。
 
 
 
 
 
<タグ>
 
#100mSv以下 #放射能で寿命が縮む #科学的に調査され何例も報告されてる= #被害可能性あると考えるのが普通
 
#ICRP #100mSv以下で健康被害でない #根拠薄い
 
#福島住民が #どれほど被ばくしたかは不明 #全員100mSvを下回ると証明されてない
 
#全国の幼児に #心臓奇形の増加 #報告されてる、 #福島県 #児童に甲状腺ガン #多発 #被曝の影響 #出てる可能性が大
 
#100mSv以下 #健康被害でない #科学者 #議論を避けており #2011年以降 #まともな議論が見られない。
 

廃炉費用の総額がどうとか

2019-05-02 09:33:20 | Electric power supply
 
 
 
福島の廃炉費用は入ってませんね。
なのに廃炉総額とあれば、全部で
6兆‥そんなものなんだと思わせます。
 
記事よむと、人件費が膨らめば
8兆900億になりますか。まあそれでも
小さい印象寄与です。
 
 
 
福島の廃炉と、今後の使用済み燃料が
再処理工場の事実上の機能しない前提で
長期保管するための
乾式貯蔵施設をつくること
合わせた試算の記事よむと
250兆という報告もあります。
 
 
少子化で経済成長もじんわり縮小な
未来に大きすぎる負担です。

WTO敗訴(補足:報告書)

2019-04-21 07:40:20 | Electric power supply
内部被爆という研究分野はまだまだ息の長い研究が必要な分野なので
今ある食品中の線量基準値だけ問題にしても、それが科学的根拠とは「言えない」のでは?
という韓国側の考え方は至極真っ当ではとまとめていたのだけど、
そもそものWTOの報告書(結論)に触れていなかったので補足です。
 
 
 
 
6 FINDINGS AND CONCLUSIONS
 
のところの6.2に詳細があります。以下英文。
 
6.2. A panel examining a claim under Article 5.6 of the SPS Agreement is charged with, inter alia, ascertaining the respondent's ALOP on the basis of the totality of the arguments and evidence on the Panel record. A panel is also required to identify the level of protection that would be achieved by the alternative measure proposed by the complainant. The Panel in this dispute accepted Korea's own articulation of the relevant ALOP as one containing the following elements concerning radioactivity levels in food consumed by Korean consumers: (i) the levels that exist in the ordinary environment; (ii) exposure "as low as reasonably achievable"; and (iii) the quantitative dose exposure of 1 mSv/year. While the Panel accepted Korea's articulation of this multi-faceted ALOP, its analysis focuses on the quantitative element of 1 mSv/year. The Panel reached conclusions with respect to Japan's alternative measure that leave unclear whether it considered the alternative measure to satisfy all of the elements of Korea's ALOP it had identified. The Panel's findings effectively subordinated the elements of ALARA and radioactivity levels "in the ordinary environment" to the quantitative element of exposure below 1 mSv/year. This is at odds with the articulation of the ALOP explicitly accepted by the Panel at the outset of its analysis.
a. We therefore find that the Panel erred in its application
of Article 5.6 of the SPS Agreement
in finding that Japan's proposed alternative measure
achieves Korea's ALOP.
a. Consequently, we reverse the Panel's findings of
inconsistency with Article 5.6
with respect to:
(i) the adoption of the blanket import ban
(except for the ban on Pacific cod from Fukushima
and Ibaraki) and the 2013 additional testing
requirements; and (ii) the maintenance of all
of Korea's measures.
 
 
 
この紛争のパネルは、韓国の消費者が消費する食品中の放射能レベルに関する以下の要素を含むものとして、韓国自身の関連するALOPの明確化を認めた。
(i)通常の環境に存在するレベル。
(ii)「合理的に達成可能な限り低い」暴露。
*ALARA[as low as reasonably achievable]
(iii)1 mSv /年の定量的被ばく線量。
パネルはこの多面的なALOPの韓国の明確化を受け入れましたが、その分析は1 mSv /年の量的要素に焦点を当てています。
パネルは、識別した韓国のALOP(適切な衛生健康保護水準)のすべての要素を満たすための代替措置を検討したかどうかは不明のままであるという日本の代替措置に関して結論に達した。
パネルの調査結果は、「通常の環境における」ALARAと放射能レベルの要素を1 mSv /年以下の被ばくの定量的要素に効果的に置き換えた。これは、分析の開始時にパネルによって明示的に受け入れられているALOPの明確化と相反するものです。
a。 したがって、我々は、日本が提案した代替措置が韓国のALOPを達成しているとの認定において、パネルがSPS協定の第5.6条の適用に誤りを犯したと考える。
a。 その結果、我々は、パネルの以下の点に関する矛盾した第5.6条との矛盾についての見解を覆した。 (ii)韓国のあらゆる措置の維持。
 
 
 
*SPS協定・・衛生植物検疫措置の適用に関するWTOの協定
 
 
 
いちばんのポイントになった部分だけ抜きましたが、これをもって前回のパネルの認定にはミスがあったということ。
なので、日本側の申し出は却下いたしますという内容ですね。
 
(i)通常の環境に存在するレベル。
(ii)「合理的に達成可能な限り低い」暴露。
この2つについてを満たすための基準というのは、文のように「1 mSv /年以下の被ばくの定量的要素」とイコールではなく・・
 
横道にそれますが・・
では韓国も納得するような措置ができるかといえば、莫大な金額がかかるのでやめているわけですね・・凍土壁だって、石棺よりはゼネコンとしては予算をもらえるでしょうけど、事実上、凍らせられず地下水は漏れているわけで??なぜ石棺にしない??とか・・issueたくさんありすぎですね
横道戻る
 
それより何より、食品中の線量基準で安全性を主張することが内部被爆という食品から微量の摂取であるにかかわらず有機的に結びついて特定の器官に蓄積され、遅延性の発癌や最近は先天性心疾患の乳児増加など、やけどのように単純な外部被曝とは違う研究分野において十分な科学的根拠など積み上がっているとは、まだまだ言い難いことを誠実に理解すれば
日本の「すでに安全性は証明しきっているではないか」という物言いも、それを韓国だけ対象に訴えているプロセスも傲慢です。
 
日本がフクシマ事故後の食品輸出において、自前の近焦点で今だけ自分だけな主張をしても、世界から納得を得ることはないでしょう。

WTO敗訴 科学的根拠の積み上げという問題

2019-04-14 18:08:26 | Electric power supply
 
ニュース第二弾的なところで
食品自体の基準値をクリアしていることは
認めるが、「科学的根拠が不十分な場合、
暫定的な規制を認めている」という
韓国の主張への反論はないことで敗訴と
なったという点について、テクニカルな
ミスという論調で括る人がいますが、
内部被曝という体内で被曝が起きる過程は
ヤケドのように特定の放射線量をこれだけ
浴びると、これだけ被害がでるという
わかりやすい線量での結論が出ていない
分野なので、今のガイドラインが今後も
ずっと同じかも怪しい。
その辺りのことは、過去、下の記事に
まとめた。
 
 
いま、わかるとこだけでも、放射性物質が
体内で有機的に結びつく過程・量、
それが特定の器官、細胞で違う理由、
人による差異、統計的にも不明なこと
多々。
政府は補償問題みこしてか、被曝した
子供の調査も追跡調査もしてないので
尚更、科学的根拠は積み上がってない。
 
韓国としては、至極真っ当な主張をし
日本としては、そこに科学的根拠積み上げ
と言われても厳しいな‥という内容です。
 
マスコミは国民に知らせませんけど、
他国は日本国民が知ろうともしてない
ことも、国民の無責任だと考えてます。
NZやAUには同じ環太平洋地域の人間
としてかなり腹の立っているとこでも
あるようです。
知らない知らされてない日本国民は
いきなり不当なクレームをつけられて
キレるみたいな反応しそうです。
 
 
ほんとこーいうこと思うなあ。同感。

日本のメディアが報じない原発事故後の先天性心疾患増

2019-04-09 21:37:00 | Electric power supply
 
 
「実は、メディアに大きく取り上げられるだろうと思い、研究チームはスタンバイしていたんです。しかし、結局、報じてくれたのはアメリカのロイター通信やCBSニュース。日本の大手通信社や大手新聞社の記者は取材には来たものの、なぜか報じていません。唯一、大学の地元という縁からか、中日新聞だけは取り上げてくれました」
 
先天性奇形の研究を始めてから、科学研究費という国が出す研究資金を得るための申請書を出しても、申請が通らなくなったという。また、福島原発事故による被曝の影響を研究する研究費枠もなくなってしまったという。
 
 
 
 
 
国連のバスクト・トゥンジャク(Baskut Tuncak)特別報告者は、人々は「政府が以前安全としていた放射線量の基準を超える場所など、危険を伴う地域に帰還を強いられていると感じている」と話した。
 
福島第1原発事故の直後、日本政府は被ばく線量の許容限度を年間1ミリシーベルトから20ミリシーベルトへ引き上げた。
 
この許容限度を再び引き下げるよう要請が出ているにもかかわらず政府がこれに応じていないことについて、トゥンジャク氏は「憂慮している」と述べ、「日本政府には、幼少期の被ばくを予防し、最小限に抑える義務がある」と指摘した。

FCYカメラが捉えて放送まで1時間20分

2019-02-25 06:02:36 | Electric power supply
「原発爆発」映像が呼び覚ます「3.11」の実相より引用

私は前任の委員長田中俊一や現委員長更田豊志に「なぜ事故原因究明の手を緩めるのか」と何度も質問したが、両人とも「事故原因の究明につながる新たなデータがない」として消極的な態度に終始した。事故原因はおそらく闇に葬られるであろう。


ー ー

2019-02-15 17:56:22 | Electric power supply

ちゃんとしてるわ。




客観視できないから
どう出し抜くか勝てるか世界から
俯瞰のとこまで世界が広がらん



学校教育で常に責任とは
権力の側から押し付けられることとして
学習してるので、こーいうことは
どう逃げられるかしか頭が回らないらしいよ



福島の主婦が追及!「政府の被曝基準論文」の不正疑惑



検査機の測定下限値が25bq/kgなら、国の新基準値100bq/kgギリギリの米(玄米)である



測定マップ

2019-02-10 19:40:41 | Electric power supply
測定マップの意味をよくわからせるので
前段を提示。


最下部のパラグラフより、2号機の燃料棒は25%溶融後気化して大気中に放出。3号機の使用済み燃料棒は50%溶融後気化して大気中に放出。

■8ページ:4号機の使用済み燃料棒

4号機の使用済み燃料棒は100%溶融後気化して大気中に放出。

引用元:
福島メルトダウンの隠された真実~2011年3月18日付アメリカ極秘レポート








『放射能測定マップ』著者が伝える農家の苦悩、五輪の影

「原発事故前から原子炉等規制法によって、100ベクレル/kgを超える放射性物質は、ドラム缶に封入して厳重に管理されていました。でも、測定の結果、北関東や東京、千葉などの土壌でも100ベクレル/kgを超える値があちこちで見つかったんです」

原発事故から8年目の「17都県最新放射能測定マップ」は次のとおり(各地点で測定した土壌のセシウム134+セシウム137の数値を、減衰補正により2019年1月に換算して表した)。

■青森県の土壌汚染:最高値14.9Bq/kg、中央値3.59Bq/kg
■岩手県の土壌汚染:最高値3,030Bq/kg、中央値103Bq/kg
■秋田県の土壌汚染:最高値180Bq/kg、中央値8.49Bq/kg
■宮城県の土壌汚染:最高値20,493Bq/kg、中央値249Bq/kg
■山形県の土壌汚染:最高値787Bq/kg、中央値44.2Bq/kg
■福島県の土壌汚染:最高値112,759Bq/kg、中央値1,291Bq/kg
■茨城県の土壌汚染:最高値4,219Bq/kg、中央値257Bq/kg
■栃木県の土壌汚染:最高値20,440Bq/kg、中央値335Bq/kg
■群馬県の土壌汚染:最高値2,490Bq/kg、中央値315Bq/kg
■埼玉県の土壌汚染:最高値1,153Bq/kg、中央値82.7Bq/kg
■山梨県の土壌汚染:最高値398Bq/kg、中央値16.2Bq/kg
■長野県の土壌汚染:最高値1,038Bq/kg、中央値3.92Bq/kg
■新潟県の土壌汚染:最高値397Bq/kg、中央値8.48Bq/kg
■千葉県の土壌汚染:最高値4,437Bq/kg、中央値339Bq/kg
■東京都の土壌汚染:最高値1,663Bq/kg、中央値65.3Bq/kg
■神奈川県の土壌汚染:最高値433Bq/kg、中央値46.5Bq/kg
■静岡県の土壌汚染:最高値515Bq/kg、中央値12.6Bq/kg



原発事故から8年‥数値が物語る日本「放射能」汚染の実態

■「汚染土の基準」日本と世界

【チェルノブイリ法での基準】
・土壌汚染及び空間線量基準:約23,000Bq/kg以上または年間被ばく5mSv超→強制移住となるゾーン。
・土壌汚染基準:約8,500Bq/kg以上→移住の義務となるゾーン。
・土壌汚染及び空間線量基準:約2,800Bq/kg以上かつ年間被ばく1mSv超→移住の権利が発生するゾーン。

【日本の土壌汚染の管理】
・汚染基準:8,000Bq/kg以下→’16年3月、環境省は、除染で出た汚染土を、全国の公共事業などで利用する方針を決定。
・汚染基準:100Bq/kg以上→原発敷地内などでドラム缶に入れ低レベル放射性廃棄物として厳重管理。

「だけど日本では、土壌汚染調査もされず、空間の放射線量が年間20ミリシーベルト以下なら避難指示が解除され、補償は打ち切られています」

年間20ミリシーベルトは、原発事故前の一般公衆の年間被ばく量の20倍だ。

「空間線量は、安全か危険かを瞬時に把握するには有効ですが、100メートル先から出た放射線を拾ってしまったり、地上1メートルで測定するか5センチで測定するかによっても大きく数量が異なるので、不確かな面があります。その土地に暮らし、農作物を育て、食べる人にとっては、土壌に沈着している放射性物質の濃度を知ることが大切です」

被ばく線量の計算ミス

2019-01-04 21:35:33 | Electric power supply
「福島の放射能は安全」と言い続けてきた東大教授、個人被曝線量のデータを1/3に改ざんしていた
より



思想ではなくデータでものを言っている
という核心が結果、虚偽なわけですね。
(意図して改ざんしたかどうかは
文面の理由からでは弱い)

物理学が専門分野で医学や生物学が専門外で
あれば、空間線量だけで説明つく外部被曝の
問題までは強めにふみこめても、
内部被曝についてもまったく問題ないと
するのは乱暴では?
過去記事 内部被曝における線量反応関係の不確かさ
専門外であるから発言NGではなく、慎重な
物言いが付記されていないと上記の学者として
誠実にモノを言っているだけという論旨が
おかしなものになるとおもう。

となれば以下の指摘は真っ当。



もうひとつ
ふりかえってみて気になるのは
以下の点。


山田風太郎の戦中派虫けら日記を読んでいて
(1942〜1944年の時代)
人間相や職場相は今と同じなのだなと
多くの方がおもうように自分も感想したが
その昔から忍従してきたのだろうなと。


(下)さすがに戦前のイジメの横行とか流行らないだろうしと枠内のテキストはつづいてるのですけど‥んなわけないですね。
James Fの感想と同感です。
虫けら日記よんでると、なーんだ
おどろくほど社会が継続されているのだ
なあとよくわかる。



蛇足、山田氏のその後の叙述、
誰からも敗戦について
「なぜ?」が出ないこと、
敗戦原因として軍部も大衆も科学的思考
のなさ
をあげているのはよく共感する。
当時をわからせる日記としてよく機能
する良書だとおもう。