休眠しました。

mem-papaのきままな自分用メモ帳
13年目に突入
固いこと柔らかいことそのとき

被ばく線量の計算ミス

2019-01-04 21:35:33 | Electric power supply
「福島の放射能は安全」と言い続けてきた東大教授、個人被曝線量のデータを1/3に改ざんしていた
より



思想ではなくデータでものを言っている
という核心が結果、虚偽なわけですね。
(意図して改ざんしたかどうかは
文面の理由からでは弱い)

物理学が専門分野で医学や生物学が専門外で
あれば、空間線量だけで説明つく外部被曝の
問題までは強めにふみこめても、
内部被曝についてもまったく問題ないと
するのは乱暴では?
過去記事 内部被曝における線量反応関係の不確かさ
専門外であるから発言NGではなく、慎重な
物言いが付記されていないと上記の学者として
誠実にモノを言っているだけという論旨が
おかしなものになるとおもう。

となれば以下の指摘は真っ当。



もうひとつ
ふりかえってみて気になるのは
以下の点。


山田風太郎の戦中派虫けら日記を読んでいて
(1942〜1944年の時代)
人間相や職場相は今と同じなのだなと
多くの方がおもうように自分も感想したが
その昔から忍従してきたのだろうなと。


(下)さすがに戦前のイジメの横行とか流行らないだろうしと枠内のテキストはつづいてるのですけど‥んなわけないですね。
James Fの感想と同感です。
虫けら日記よんでると、なーんだ
おどろくほど社会が継続されているのだ
なあとよくわかる。



蛇足、山田氏のその後の叙述、
誰からも敗戦について
「なぜ?」が出ないこと、
敗戦原因として軍部も大衆も科学的思考
のなさ
をあげているのはよく共感する。
当時をわからせる日記としてよく機能
する良書だとおもう。