休眠しました。

mem-papaのきままな自分用メモ帳
13年目に突入
固いこと柔らかいことそのとき

no substantive examination system

2014-12-21 07:20:33 | Electric power supply
原発の世界一の安全基準と言ったって、各国の基準を並べて一番いいものを採用しますというだけで、コスト的に大きいものは(過去、起きたことがないので想定する必要がない云々の理由で)採用しないはず、と以前、自分の記事で予想してましたが、福島原発で起きたメルトダウンへの対策にすら、コスト制約で採用しないのですね。
コアキャッチャーなしで何が安全なのか。でもやるとなるとコストおよびかかる時間的に事実上、既存のは廃炉だろうな。素人でもそれくらい想像つく。


その昔もディーゼル発電機関の評価を見ても、まわり見渡し式の想像しかできない。できても、絶対、そこまでの想定を基準に入れない(明示しない)し、入れさせない(想定する必要がない)のが、上記画像のリンク先、答弁書でよくわかる。
明示しないが、1ステップ、そこを見つけられたら、想定する必要がないと納得させるが2ステップ。すればムラの利益は守られる。
活断層の評価も同じ。安全についての彼らの評価の仕方は全て同じ。原子力規制委員会は体裁だけの文書と答弁を用意して政府に従うだけで本質的な審査など一切スルーなのだ。

原子力ムラの住人が避難計画を審査するのは、第1次であって、それを審査する国民が参加した審査機関が必要と姜尚中氏が述べてたがその通りだと思う。