休眠しました。

mem-papaのきままな自分用メモ帳
13年目に突入
固いこと柔らかいことそのとき

回転部の重量

2011-08-16 09:59:26 | roadbike (item)
ショップの店長からタイヤは少し頑張って軽くするほうがヒルクライムに効果あるとすすめられてそうしましたが、ふ~んどうしてだろう?というのがあり
ここに非常に引用の多い(w)本田技研のふじいのりあき著「ロードバイクの科学」を読んでみる。
まずホイールの等価質量
・加速度aで加速する力:m(外周部の質量)x a
・回すことによる慣性力(ホイルを回すために必要な力):m x a
合計で、2m x a であり、ホイールの重量は外周だけでなくスポークやリムにもあるので、実測すると1.3~1.6倍。だいたい1.5倍。
今回250g軽くなるとすると、375gの等価質量差

タイヤの等価質量
すべて最外周のため1.9倍。
後ろはコンチネンタル ウルトラスポーツ700x25c 330g
これをコンチネンタル グランプリ4000 700x23c 205g (-125g)
フロントは23cの同梱もので、-40gの差として
165g x 1.9 : 313.5g
…コストが9000円差でもコスパは非常に高いわけです。

加速時に脚に感じられる重さはホイルの等価質量を含む自転車の重量+サイクリストの質量となるが、それでいくとフレームの2kgの違いとか、上記タイヤ688.5gの違いがかなり違って感じられるのはどうしてかについて「自転車を漕ぐ場合は、トルク変動に対する自転車の位置の変動があり、それが自転車を漕ぐときに影響を大きく感じさせる。トルクは一定に保ったつもりでも、実際に測定してみるとほとんどゼロになる瞬間があり、ダンシングで振る場合にもそれは感じられる。もちろん乗った感じには車体はホイルの剛性も影響します。」一定の円運動では平均的な差でもトルク変動があれば、瞬間に必要な力は大きくなるって訳でした。そこに「う~ん、重い!(><)」ってなるわけですね(笑