JCP-にしざわ博の日記-

みんなと明るい未来をつくる39歳、にしざわ博です。活動、日常、感動なんでも書きます。

日本共産党が党旗びらき開催②-国民に溶け込み結びつく力をつけて-

2013-01-05 16:08:58 | 日記
 党旗びらきでの志位委員長のあいさつのつづきです。私は「国民に溶け込み結びつく力」ということがとても印象に残りました。もっと自分も国民に溶け込み結びつく力をつけなければならないと、ふりかえりました。2013年は、つながりをひろげ強くする探求と努力を行っていきたいと思った党旗びらきでした。

(4)参議院選挙勝利へ-国民に溶け込み結びつく力を豊かに発展させる探求と努力を-
  ①党の実力の問題を、「国民に溶け込み結びつく力」という根本から自己検討を。
   党の実力の根源は、様々な困難に直面し、その解決をもとめる各層の広範な国民に溶け込み、結びつく力にある。今、情勢   が求めるものに比べればまだ小さいし、弱まっている。

  ②一人ひとりの党員がもっている結びつきを、どうやって党の結びつきに発展させるか
   山梨県甲府市のある地域支部では、こんな報告がよせられている。「昨年の『大運動』で入党したAさんは、毎週ヘラブナ  釣りに出かけ、釣り仲間とは固い結びつきがありました。Aさんは、支部会議で『支持依頼をしたいが、きまづくなるのでは  ないかと心配だ。』と話していました。そこで、市議会議員の石原さんが『市議の石原さんから頼まれているので協力してほ  しい。』と言ってみたらどうか。と助言し、釣り仲間に訴えたところどんどん支持が広がりました。勇気をえたAさんは、   釣り仲間以外の自分のつながりにも訴えを始めました。全部で33人に支持をひろげました。」Aさんがヘラブナ釣りをつうじ  て、固い結びつきをもっていたということと、党員として支持を訴える「踏み切り」をおこなうため、支部や地方議員が温か  く援助したことが教訓である。
   こうした活動をすすめるためには、わが党の活動にこうした趣味の活動を含めた党員の多面的な活動を保障するための「余  裕」が必要となってくる。同時に、一人ひとりの党員の「踏み切り」-成長を保障するための支部会議の開催や学習などのと  りくみも不可欠になってくる。とくに、すべての党員が「しんぶん赤旗」日刊紙を読む気風をくつりあげることは、きわめて  重要であると思う。本腰を入れて、そうした活動の改善・強化をはかり、一人ひとりの党員がもっている結びつきを、党の結  びつきに発展させ、党への信頼と共感に発展させることができれば、幾百万という人々に日本共産党の声を届け、支持をひろ  げることは可能である。
  
  ③有権者の動向にそくして、どうやって新しい結びつきを広げるか
  「電話がつながる有権者が減っている。」「ビラも声も入りにくいマンションが増えている。」「職場で労働者がバラバラに  され話もできない。」という声がよせられている。その一方で、大震災以降、「社会的連帯」を求めるうごきがおこってお   り、その媒体としてインターネットが大きな威力を発揮していることも報告されている。滋賀県のある青年支部では、学習   を重ねるなかで、誰に対話をするか議論になり、「でも自分が共産党を応援していることを直接話せない。」という議論    のなかでメールで応援をよびかけることになりました。300人の青年にメールを送り、その半数近くから返信がよせられ、   応援の声がたくさんよせられたとのことだった。
 
  ④「国民に溶け込み結びつく」ことと一体に、党勢拡大の独自努力を
  和歌山県の白浜町の党組織は、09年、10年、12年と連続して最も得票と得票率を増やした自治体である。「つどい」を  軸にして、定期的に後援会ニュースを発行し、届けて結びつきをつよめてきた。日常的に対話し、この1年間25人の党員を  ふやし、「しんぶん赤旗」でも前回総選挙比日刊紙106%、日曜版104%と増やしてたたかった。
  また、32万の読者をふやし、35万の読者を減らしているという現実をかえ、日常的に読者と結びつく努力も大切である。

(5)新しい政治を求める新しい時代-それを担う強く大きな党をつくろう-
   現状を大局的にみれば、60年間続いた「アメリカいいなり」「財界中心」という古い自民党型政治がいよいよ行き詰ま   り、日本が新しい政治をもとめる新しい時代に入ったことは間違いない。
   2006年から6年間で6人の総理大臣が交代した国は、世界の主要国で日本だけ。それだけ古い支配体制はゆきづまって  いる。そればかりか政党の「使い捨て」までが横行している。民主党は早くも使い捨てられようとしている。今回の総選挙で  は、たった5日間で沈んだ「太陽」もあれば、たった1ヶ月で「未来」を失い「使い捨て」にされた政党もあった。
   古い政治がどんなに行き詰まっても、それは自動的に崩壊し、変わるわけではない。新しい政治をもとめる国民の探求が、  様々な政治的経験を経ながら前進し、成熟してこそ、新しい政治の扉は開かれる。そのために日本共産党が三つの役割を発揮  し、国民に溶け込み結びついた強大な党へと成長することが不可欠である。
   来るべき東京都議選、参議院選挙の前進・躍進めざして、ただちにこの仕事にとりかかることを心からよびかけて、年頭    にあたってのあいさつとする。

日本共産党が党旗びらき開催①-参議院選挙勝利へ-

2013-01-05 11:29:05 | 日記
 昨日は、党旗びらきが行われ、志位委員長が新年のあいさつを述べました。新潟県でもリアルタイムで視聴しました。その主な内容をご紹介します。
 (1)総選挙挙の結果について。
  後退は悔しい結果であり、どうしたら本格的な前進につなげることができるか内外のみなさんからご意見を頂き、参議院選挙 に活かしていく。後退のなかでも、得票では2010年参院選より356万票から369万票に、得票率を6.10から6.13%へと前進さ  せ、小選挙区で「全区立候補」に挑戦し、470万票、7.89%を獲得したことも積極的意義があった。
 東北ブロックでは、被災地の苦しみに心をよせ、復興のために奮闘してきた結果が現有1議席獲得につながった。国民に溶け込 み結びつき、利益のために奮闘するなら全国でも前進は可能。

 (2)安倍自公政権をどうとらえ、どうたちむかうのか。
  国民は信任状を与えていない。国会の3分の2を超える議席を獲得したが、有権者比で比例では15%しかないこと、小選挙区 でも24%しかないので「虚構の多数」にほかならない。民主党政権の裏切りへの国民の激しい怒りが集中した結果であり、自民 党の政策や、ましてや実績が評価されたわけではない。
 国民が解決を望んでいる重要問題に何一つ解決策なし。デフレ不況から抜け出すことでは、金融緩和と大型公共事業のように古 い政治で失敗したこ、原発問題でも再稼働、新増設の推進を公言しています。
 憲法問題と歴史問題では、危険な動きがある。過去の侵略と植民地支配の誤りを認めた「村山談話」「河野談話」を見直し、  「安倍談話」なるものに置き換えようとしている。9条をかえ、侵略戦争を美化するなら世界とアジアで生きていく立場を失う ことになる。

 (3)日本共産党が果たすべき3つの役割
 ①暮らし・平和・民主主義を破壊する逆流に立ちはだかる「防波堤の党」
  新しい国会では、消費税の増税では自民・民主・公明が多数を占め、三党を中心に「増税連合」、憲法では「維新の会」「み  んなの党」が加わり「改憲連合」と日本共産党の対決になる。保守政党の政治家の方からは、共産党に期待の声がよせられて  いる。「私は共産党の考えを全部支持するわけではありません。しかし、今日の政治が、米国従属、財界中心の政治という指  摘はよくわかります。現在、政治が右へ右へとなびくような時に、共産党の存在自体が右傾化の動きに対する歯止め・ブレー  キ役になってほしい。」と期待の声をよせている。

 ②新しい政治をもとめる国民の模索と探求にこたえる「変革者の党」
  総選挙にむけて、一連の政策提言「経済提言」「原発ゼロの提言」「尖閣問題の提言」「いじめ問題解決の提言」「震災・災  害政策の転換の提案」などを提起し、総選挙政策の基本とした。参議院選挙でも基本政策となるものばかりである。
  同時に模索にこたえるため発展・改善がもとめられる点もいくつかある。「財界中心の政治」というとき「大企業の経営が   どうなっても知らない。」ということではない。「働くルール」をつくってこそ企業の利益にもつながることをうったえる必  要があった。
 
 
 ③各分野の国民運動をさらに発展させる「国民共同をすすめる党」
  国民的たたかいによって、自民党も「増税隠し」に終始し、TPPでも160人を超える候補者が「反対」とこたえ、普天間基  地問題でも沖縄では「県外移設」を掲げ当選している。
  たたかいはこれからであり、TPP反対で農協と共同が広がり、ポスターの掲示やビラ配布をしてくれたところも生まれまし  た。共同の広がりを大事にして、各分野の「一点共闘」をさらに発展させ、日本の政治を変える統一戦線をつくりあげるため  に、役割を発揮していく。
 
                                                      つづく。