夜の電話

昨日、食事後にテレビを見ていた時間に電話がかかってきた。

以前一緒に仕事をしていた人からだった。
転勤族
今は、県外にいて
声を聴いたのも、１年ぶりくらいかな。

繁忙期、もう落ち着きましたか？
との会話から
そちらはどうですか？

話をするうちに、相手の状況がわかってきた。

メンタルで今週から休んでいると。
休職するか悩んでいると。

もうきっと身体が異常をきたしてきたんだね。
精神的にも肉体的にも
追い詰められてしまったんだろうね。

自己評価が下がっていた。
ミスを指摘され怒られ、処理が遅いと言われ、なぜできないのかと責められ、
きっとそれは、普通の状態の人だったら単なる指導だと思えるのだろうけど、
仕事のできないダメな人間だと評価されていると捉えてしまう。


休むとすれば、その間実家に戻るという。
うん。いいと思う。お母さんや学生時代の友達もいるだろうしね。

休職したとして、復帰する時のことも気にしていた。
色々な話をしたけど、
どうするか　を最終的に決めるのは、本人だから。

もう少し頑張ってみるか、
休職するか、

どういう結論を出すのだろうか
心配は募った。


電話を切る前の言葉も選んだつもりである。
最後の言葉は、頭の中に
残っちゃうからね。

またいつか宮崎に遊びにきてね。
会える日を楽しみにしてるからね。
いつでも電話していいからね。