施設から連絡があり、呼吸苦で、母を病院へ連れて行って、約1週間の入院。
19日月曜日に退院したのもつかの間
入院中に転んだ際に、頭と手足、腰を強打したらしく、施設に戻ってから、痛みがひどくなったみたいで、
24日土曜日に再度入院となった。
股関節の骨折
高齢で手術もできないため、今度の入院は長くなりそう。
いつのまにか
1人で歩くことが出来なくなってしまった。
もうらこのまま立てなくなってしまうのではないか…とも思う。
肺も弱ってきていて、呼吸も、酸素ボンベに頼っている。
仕事中であっても電話をしてきて、
何事かと思えば、
油味噌と、ピーナッツせんべい買ってきて!
とか。
仕事が終わって、co-opに寄って買い物して病院に届けた。
コロナの影響で病室に行くことは出来ず、受付で荷物を預かってくれる。
受付時間は、
17時までなのだけど、到着は15分程過ぎていた。
でも、受け付けてもらえた。
遅れてすみません。母から頼まれて、仕事終わってきたんですけど…
いいですよ。わかりますよ。預りますね。^_^
時間過ぎたら全く受け付けて貰えない窓口も沢山あるのに、凄く嬉しかった。
先日は、この病院の売店横の
テーブルと椅子が並んでいるスペースで
ある光景を目にした。
病院が準備したタブレットに向かって、女性の方が話をしていた。
「お父さん、みんなが帰りを待ってるからね。お父さんのためにね、家をリフォームしてるとよ。お父さん、早く元気になってね。」「お父さん、何で泣きよると?嬉しいと?」
一緒懸命に、
タブレットに映っている父親らしき高齢者に話しかけていた。
面会が出来ないから、タブレットでテレビ電話が出来るようになってるのかも。
相手のお父様らしき方は、話は出来ない感じだったけど、娘さん(私と同じ歳くらい)の顔を見て、声を聞いて、涙を流してたのだと思う。
去年、母が入院してた頃は、仕事帰りに毎日病室に寄れたのだけど。
病院が統合されて、新築された総合病院に変わったからかなー
コロナの影響で、病室に行く事は一切出来なくなった。
かかってくる電話が鬱陶しい時もあるけど、(何度も同じこと言うので)
持ってきて!買ってきて!
と言われたものは、届けることにしようと思う。
私が今してあげれるのはそれくらいだから。
母は、毎日、何を考えているのだろうか。
元気な時には、
「もし私が死んだら…」とよく言い出していたのに、
身体が弱ってからは一切言わなくなった。
不思議だ。
先日、入院する日 病院に連れて行った車中で、
「今度、鹿児島に行こうかね。城山観光ホテル。私がお金出すから。前の時は、兄貴が出してくれたから今度は私が出さんといかん。」と言っていた。
酸素つけてて、
鹿児島になんて、行けるわけないのに
と、私は心の中で思っていた。
叔父、叔母達とみんなで鹿児島旅行にまた行きたい と、思ってるんだろうなぁー