オークス回顧

ブルーメンブラットのオークスは９着でした。
当然？ゴール前で見ていたのでガックシ肩を落として帰ってきました。
ヤマニンファビュルが逃げてハイペースになるとは思ってもみませんでした。

スタート後、フサイチパンドラを交わし、先頭に出たヤマニンファビュル。
その為、内枠勢はおのずとポジションが下がります。
中段待機となったブルーメンブラット。ここでちょっとガックシ。

2F目のラップを目測すると24秒。思いの他速いです。
目測なので見間違いかと思ったんですが、どうも速い感じがします。
となれば、中段待機でOKです。ここでちょっと復活。

＜ここからは競馬場のモニターを見た前提の話。＞
ヤマニンファビュルがカッ飛んでいったせいで、カメラは引き気味になっており、
馬が米粒のようで、さっぱり判りません。
ラスト800mを切ったあたりで、ファビュルがバテて来た事で、やっとカメラが
寄ります。
そこに移っていたブルーメンブラットは、他馬に交わされ川島くんにゴリ押しされていました。
ここで「もうバテたんだ・・・やっぱ2400は長かったかなぁ。」と諦めました。
想定では、中段から４角で最内に突っ込んで馬群を縫ってくるイメージでしたが、
そんな位置取りもあってほぼ最後方から大外をブン回します。
４角の既にバテたような手応えの割には、案外伸びてます。
最後は他と脚色が一緒になった感じで、「まー、こんなもんかぁ」と、重い足取り
で帰宅しました。
・・・コイウタが競走中止したのを知ったのは、帰りの地下道の中です。

家について、存在すら忘れかけていたクリソプレーズの７着を確認し（これは想定通り）
レースリプレイを見る気力も無く、放心状態に。

約２時間後、気を取り直してフジテレビの録画でレースをもう一度見る事に。
フジテレビはレース中にラップが表示されないのであまり見る事は無いのですが、
カメラワークがたんぱと違うので、大きいレースの時はたまに見ます。

＜ここからはフジテレビのVTRを見た話。＞
何気なくレースを見ます。
ブルーメンブラットが中段にいます。
そうそう、道中は中段に居たんですよ。
この馬の前にはコイウタがいます。
残り1000m標識を過ぎたあたりです。
コイウタがズルズルっと下がって行きます。
「ここでやっちゃったんだー」って感じで見てました。
次の瞬間、

「おぉ？おおおおおぉ？」

最内で真後ろにいたのはブルーメンブラット。
下がってきたコイウタのアオリをモロに食らい、手綱を引っ張ってズリズリっと下がって
行くではありませんか！！
体勢を立て直す間に、同じ位置に居たアドマイヤキッスから正味５馬身置いていかれます。
さっき競馬場で見た、ラスト800m地点のゴリ押しはこの直後の事です。
単にアオリを食ってブレーキをかけてしまったので、再度勢いをつける為のゴリ押し
だったとは・・・
その後は上にある通り。どおりで手応えが良かったハズです。
バテてないんですから。まぁ、キレもありませんけど。(^^;;

・・・
コレも競馬なので終わった事はしょうが無いですが、力負けでは無かったかも知れない
ので、まだ希望を捨てずに秋に期待できそうです。

パドックは馬体重こそ450キロでしたが、そんなに良くは無かった印象です。
踏み込みからも距離は持たない印象を受けました。
秋に一回り大きくなって帰ってきて欲しいです。