常識ニアラズ

悪い意味で書いた訳ではなく・・・
本日、東京7Rに出走したロードセレリティ。
出戻りで、飛び級1000万下でのスタートに加え、初芝との事でどんなもんやら？と
思っておりましたが、勝ってしまいました。
血統的に筋が通ってはいるものの、オッズが示す通り、皆さん半信半疑（というか、
信は信じたい出資者くらいで・・・）の様子

スタートも速いですし、前目に着けて直線の抜けだしも迫力がありました。
1'21'5も速いですし、上がりも33.5と、出戻り初戦の馬の常識では考えられないレースぶり。

元々、左前脚繋靭帯に不安があって、橋田先生も芝を使いたかったようですが、脚元を
考えると壊れる危険があって、、、と言う事で、ずっとガマンをされていたようです。
今回の結果をみると、この橋田先生のガマンが実を結んだと思いたいですね。

改めて過去のコメントを見ると、調教に乗っている人達も「追えば出るけど・・・」と
奥歯に物が挟まった物言いは、今思い返せば、能力の高さは認めるも、脚元の不安も
感じていたんだと想像できます。

レース前は、球節に不安は無かったと言う事ですが、冬の硬い芝を使ってのものなので、
暫くは無事である事を、ドキドキしながら祈りたいと思います。

脚元に問題なければ続戦の方向で、千四～千六との事から、中京の千四に向かうような
印象を持ちました。

地方転出時には、戻ってくるとは思っていたものの、この時期に準オープンへ上がって
いようとは、全く想像できず

「馬って難しい」って事と、ガマンの大切さを痛感した１戦でした。