これは意表をつきます。
昨日、またタケチンがパトロール中に蝉を見つけたのか、蝉をくわえて部屋に入って来た。
わたくしの手の中でミーンミーンと鳴くセミ。
指につかまってもミーンミーンと大きな声で鳴く。
昨日、故郷の父方の叔父から一年ぶりに電話がかかって来た。
この人は何を話したいのだろうかと思いながら聞いていた。
きっと、家庭内でストレスになるようなことでもあったのだろうか、わたくしの過去のもう小学生の頃まで遡って、あーだった。こーだった。とインナーチャイルドを掘り返すようなことを言う。声質からして話し方は穏やかである。叔父は、前回も同じようなことを話している。
笑いながらボケて聞いていたけれど、電話を切った後、無性に向っ腹が立って来た。
うちの家族に対する不満をわたくしに嫌味のように言いたかったのだろうと思う。叔父は面白い人ではあるけれど、どこか話の内容に深みがないし表面だけを救い上げることもできずに話す。今度、電話がかかって来たときはガツンとかましてやろうかと思った。叔父は母が他界してから叔母(叔父の姉)の件の絡みもあり兄とは上手くいっていない。昨日の電話では、まだ、わたくしが物心ついてない頃のわたくしの記憶にないうちの母との諍いまで話すのであった。
まあ、そんなことあったんですね。と驚愕して聞いていたが、うちの母ならそういうこともあり得るだろうし、毎度、うちの母の態度が悪かったとそこだけついて来る。
ボケ笑いで聞いていたが、昨夜は幼年時代の記憶が蘇り恨めしく思いながら寝れずにいた。あ、叔父に謝りさえしたわ。
御先祖供養などはしたくない。
御先祖に恨まれたとしてもしたくない。
昨夜はそういう気持ちになっていた。
知人に電話をしてしまっていた。
知人は、「受け流せばいい。」という。
大体、大人しそうに見えるわたくしは、人からなめられることが多々ある。こいつならこれを言っても反抗して来ないだろうという慢心が相手にあるのかもしれないし、そういう気持ちにさせるわたくしの雰囲気が漂っているのだろうかとも思う。
寝れないので、丑三つ時に、大豆粉と米粉と卵、マヨネーズを豆乳を混ぜてコネコネしていた。
不味かった。
布地に図柄を写したので、刺繍を開始しようと思う。