今回の関節鏡の結果
上腕二頭筋腱は非常に綺麗だけれど。
内側関節上腕靭帯に炎症あり。
残念ながら、軟骨がスポンジ化しているとのことだった。
関節を上から観て、骨頭を繋ぐ筋は健全だけど。横についてる筋がふにゃふにゃってことらしい。
今の時点で、関節不安定症の治療は外科的手術の3種類。
1番は、軟骨や筋がしっかりしていれば、糸で留める。←これが、今、一番の最先端らしいけれど、嬉々には不適合。
2番は、関節固定手術。プレートをボルトで固定する、1番ベーシックなもの。
3番は、骨頭切除。後ろ足の股関節形成不全のように、骨頭を切ってしまうものだけど。前足に負担がかかるぶん、この方法はあまりお勧めできないとのこと。
なので、この先、なるべく早いうちに固定手術をすることで、関節内部の炎症も治まるし、おおもとの不安定症を治癒させることが妥当だとのことだった。
例えば先生だったら、どれくらいのうちに手術をするかと問うと、2~3ヶ月のうちにという返答。
主治医の先生とは、最終的に歩けなくなった場合を想定している旨を伝えると。その間、この子はずっと痛みを抱えているのならば、根本的な治療をするべきではないか、とのこと。
んーーー。嬉々の抜糸が済んだら、改めて主治医の先生と話をしてみよう。
今回、大学病院を受診して感じたこと。先生たちは、とにかく分単位で動いているので、しっかり話を聴くためには、こちらもそのつもりで質問事項を考えておいたほうが良いし、やっぱり納得するまで聴くという姿勢を見せるってことが大切なんだろうな。
実際、次があるのでと言った先生に。
先生にとっては100頭のうちの1頭かもしれないけれど、飼い主にとってはかけがえのない家族であり、救いたい命であり。
だからこそ!こんな時間もお金もかかっても、藁にもすがる気持ちで受診する私たちに、想いを馳せてみたことがありますか?
後の説明は助手の先生にって、それは。大学の研究倫理や説明責任を果たしているといえますか?
先生は自分という獣医師の付加価値に、胡座をかいていませんか?
と。問うてみた………。
ところ。すみませんでした。と、上記のような丁寧な説明をしてくれた次第…。
ここまで言わなきゃ、しっかり聴けないのかって思いつつ。例えば、高度医療を求めるのならば、こちらもそれなりの知識をもって臨んで然るべきでもあるんだろうな………。
ちなみに。
例えば、嬉々が5年持ちこたえたとして。その間に、新たな治療法が見つかる可能性はあるのか?と聴いてみると、こと、前足の骨頭に関しては固定手術が一般的であることには違いないだろうとのこと。
こうなったら。。。
サイボーグコギの開発を急いでもらわねばーーー!!!