嬉々是好日 L`Atelier de Megummy since2000

行く先々でMIX犬疑惑を掛けられているビーグルならぬ、ぴーくる姉妹との徒然や、常が旅の途中な日々を綴っている備忘録

3.11

2015-03-11 | W.コーギー嬉々是好日
去年の秋に、秋田の道の駅でね。

『あんらーーー!』って叫びながら、嬉々を抱きしめてわしゃわしゃしてくれた、そんな方がいて。

ちと、訛りがきつくて。ぼそっと言った言葉が聞き取れず。え?って聞き返すと。

『津波で流された』と……。

あぁ、2度言わせてごめんなさい。

お家でお留守番してた、その方のコギは津波で家ごと流されたのだと。

だから、コギをみると。あの子の分も長生きするんだよーーーって抱きしめたくなるのだと聴いて。

嬉々ちゃん、この子の分も長生きしてねっ!と、サヨナラしたのだった。

どんなにか。どんなにか。

ん。後に言葉が続かない………………。

あの当時のワタシは。

何故だか珍しく公用車で出張していて。運転手さんとサービスエリアに入って止まった瞬間、揺れがきた。んだと記憶している。

何が起こったのか解らず、呆然としていると近くにいた方が、どうも大きな地震があったらしいと教えてくれて。

たまたま。たまたま。目の前にあった公衆電話から上司に電話を入れ。

すぐ、高速を降りて大急ぎ戻らないと、サービスエリアから出られなくなると言われ。

多分、地震から5分くらいで車に戻って指示通り、すぐに高速を降りて東京湾岸をひた走っている最中の光景は………。ディズニーランドのアトラクションのように。液状化で電信柱が傾いたり水道管が破裂して水が吹き出していたり。

そして。空が。真っ暗で、噴火した後のような上に向かって雲が吹き出しているのが見えた。

そんな中を運転してくれた運転手さんがいなければ、あのとき、ワタシは。どーなっていたのかしら………。

と。

毎年。毎年。思い出しては。自分に出来るお手伝いをしていきたいと、そんなふうに思っている。

最新の画像もっと見る