嬉々是好日 L`Atelier de Megummy since2000

行く先々でMIX犬疑惑を掛けられているビーグルならぬ、ぴーくる姉妹との徒然や、常が旅の途中な日々を綴っている備忘録

近くて遠い国…。

2005-08-31 | megummy's
テンプレート衣替えです(笑)
これは言わずと知れたカンボジアのアンコール・ワット

PKOから早十数年、この数年前カンボジアに入国できた時期があります。しかしながらクメール・ルージュの残党狩りや地雷の危険に怯えて、現在のような観光地化した場所ではありませんでした。

かくいう私も治安の悪さに二の足を踏んだ1人だったわけですが・・・。
昨年3月、念願のアンコール・ワットを目の当たりにしてきました!

アンコール・ワットはパノラマ写真のように横長のフレームの中でその雄姿を誇っています。広角レンズでファインダーごしに尖塔を覗くと本来は5つある尖塔がある時は出現し、ある時は消えてしまうという不思議な現象が見られます。
アンコール・ワットの配置と各々の建築の高さによる視覚表現の変化については、明らかに見せるための表現と見せないための工夫が随所になされていることが分かります。

作為的に見せないという手法は見せる空間を演出するより難しい。
明らかに意図された空間構成はクメール建築の集大成ともいうべき、見る人の視覚に大きなインパクトをあたえるのです。

写真の中央尖塔には太陽がかぶっていますね(笑)
これもアンコール・ワットのドラマティックな仕掛けの1つです。
朝日は中央尖塔に登る・・・。
仏が宿る須弥山とも言われるアンコール・ワットは朝日をも宿らせる場所ということなのでしょうか・・・。
真っ暗な時間から参道に座って朝日が昇るのを待っていると、空はだんだんと紫色に変化し少しずつ中央尖塔の上にその姿を現します。

そしてサンライズの時間には、このテンプレートのような(笑)
空が真っ赤に染まります。
自然と建築と祈りの場所であるアンコール・ワットは、その美しさがゆえに
訪れる人を魅了し続ける場所なのでしょうね。



親愛なるえつこ殿

2005-08-31 | megummy's

PCに向かう後姿が見れなくなって早数ヶ月・・・。
その背中を見て、あたしは少し大きくなりました。
ピンと背筋を伸ばして自分と向き合う姿に数年後の自分を願いました。

たくさんの言葉と書ききれない想いを、一生懸命に綴っていた
えっちゃんの特等席で、私も今あの頃を思いながら
歴代のパソコンと向き合っています。
大嫌いだったあの部屋が今になってみると一番落ち着く場所になっているのが
不思議でなりませんが、自分の綴る文章が少しずつ言葉を増していくと
あの頃のえっちゃんに少し近づけているような安心感を感じます。

もう少し、あと少し。
自分の精一杯の結果を見てもらえますように