マグリットの空と雲

旅,空,猫,馬,Champagne&美酒,美食,art,色,海&船…時にsurrealな、好きなもの写真雑記帳。

NECK~ネック 完成披露試写会へ

2010-05-26 | Movie/映画
この夏公開の映画「NECK」の完成披露試写会があって、新橋・ヤクルトホールへ。

「阿修羅ガール」の舞城王太郎氏が原案の映画で、相武紗季、溝端淳平主演、ほかに栗原千明、平岡祐太という若手実力派が脇をかためた、胸キュン(?)ホラーという新しいジャンル???という触れ込み。

さすがにTVにCMに人気者のフレッシュな2人が登場するとあって、報道陣もカメラを向けて見守る中、完成披露ということで、主演の2人と監督が登壇、ミニトークショーが開かれたのだが―

相武紗季ちゃん、オジさんからの声援に苦笑いしながら挨拶。緊張しているのか、棒読みっぽい受け答えが目立っていたな。うーん、トークにも台本があるのかしら?と思うようなぎこちなさに…。まぁ、ふだん演じるときには、マイクは持たないものねぇ、仕方ないか。

溝端淳平くんって、けっこう人気あるんだね。キャーキャー、黄色い声援を受けていた。わたしには三枚目の男のコのイメージだったけど、さすがジュノンボーイ!
ついこないだ、日本橋小伝馬町でロケしているところをたまたま見かけたのだけど、新参者の刑事役より、ぜんぜん若くて驚いた!まだ二十歳だったのかぁ。

さて本編は、というと……、
紗季ちゃん演じる杉奈は、お化け大好きで、自ら「お化け」を作り出す装置を開発し実験しているちょっと変わった大学院生。
福井弁と標準語のミクスという独特のイントネーションがいいんだかわるいんだか……、かなりテンションの高い役。
溝端くんは、彼女に憧れる大学生で、惚れた弱み?で実験台にされ、巻き込まれる役どころの、まぁ一言でいったらドタバタ喜劇。

脇を固める出演者に、温水洋一、鈴木一真、細川茂樹……それも意外と贅沢な使い方で、ちらほら笑い声が聞こえるホラーってなんだ?ってかんじ。
ちょっと苦笑してしまうシーンもご愛嬌と思えば、子どもも楽しめるファンタジー、痛快・青春・SF・ファンタジーといったところだろうか。
少なくとも本格ホラーではなくて、正直ホッとしたのだった。
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映画「NECK」公式サイト

#公開される頃には忘れていそうだけど、小道具の「人形焼き」は、やっぱり日本橋人形町の老舗のものかしらん??


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