The Frick Collectionは、大富豪ヘンリー・フリック夫妻の個人コレクションを展示した美術館。
大邸宅をそのまま美術館にしたもので、フェルメールの作品もある。
70th St角から69th Stまで、5 Aveに面して1ブロックに及ぶ一等地が、そのステータスを物語っている。通りの反対側はセントラル・パーク。美しい邸宅の素晴しさもさることながら、借景もまたパーフェクト。
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5 Ave.ミュージアム・マイル/Museum mile、グッゲンハイム美術館からわずか3ブロック先(86th St)にあるノイエ・ギャラリ-。
つまり、英語の"New Gallery"という意味のドイツ語だが、その名の通り、特徴は20世紀オーストリア・ドイツ(ドイツ語圏)の美術品のコレクションのギャラリー。美術館というには小規模で、建物も邸宅を改装したものなので、よく見ていないと見過ごしてしま . . . Read more
いわずとしれた世界三大美術館、MET正面に「ART OF THE SAMURAI」の文字。
甲冑をメインに日本のサムライ文化をフィーチャーした展覧会が、ちょうど開催されたところだった。
そう、映画【The Last Samurai】というのもあったが、SAMURAIって武士を意味する英語なんだよなぁ。
日本で最近、歴女だとか歴史ブームとかいってるけど、NYCにも飛び火?
それにしても、MET . . . Read more
ワシリー・チェアで有名な、マルセル・ブロイヤー設計、1966年の作品。
ここは、正確には5.Aveではなく、1本東のMadison Aveにあるのだが、75th st(METから5ブロック)の距離。
エドワード・ホッパー、ジョージア・オキーフ、アンディ・ウォーホルなど近代アメリカ作品を多く所蔵している。
今回は、オキーフの特別展[Georgia O'Keeffe: Abstraction]を開 . . . Read more
ニューヨークは5番街、ミュージアム・マイルと呼ばれる、美術館・ギャラリーが並ぶ地域で一際異彩を放つのがグッゲンハイム美術館。
フランク・ロイド・ライトによる設計で、1949年から10年の歳月をかけて竣工した。
50年前に造られたものを「モダン」と呼ぶのもなんだが、かたつむりを思わせるユニークでありながらも、シャープで洗練された外観、天井まで吹き抜けた螺旋の優美で流れるような空間設計の美しい建物。 . . . Read more
フランク・ロイド・ライト作、白亜のカタツムリ?
円筒の組み合わせがとてもユニークなグッゲンハイム美術館・外観。
アッパーイーストサイドの5番街、別名「ミュージアム・マイル/Museum mile」の北に位置し(さらに北にJewish Museumもあるが)、ここから南に、ノイエ・ギャラリー、MET、ホイットニー美術館、フリック・コレクションなどのミュージアムが連なる。 . . . Read more
体長7mの肉食恐竜の全身骨格なんてそうそう見られないし、接写しよっ!と。
恐竜の正面に回って、あら?
違う意味で、びっくり!
顎はしっかり大口で、立派な歯、横顔は迫力のある強面の立派な怪獣なのに……、
真正面から見ると、薄い!まるでお魚のようなのだ。
大きな口を開いたお魚の顔を持つトカゲといった印象。
胴体はべつに薄くないし。え、ホントにこんなに薄い顔でいいの? . . . Read more
大恐竜展 in TOKYO MARUNOUCHI
上野の国立科学博物館で開催される「大恐竜展~知られざる南半球の支配者~」に先駆けた告知イベントでいま、丸ビル1F・マルキューブに、体長7メートルの肉食恐竜の全身骨格が来ているのだ。
この恐竜、クリオロフォサウルスは、「凍ったトサカを持つトカゲ」という意味を持つそうで、1990年南極で発掘されたのだそうだ。
がおーっ!間近でみると、結構な迫力! . . . Read more
マグリット好きを公言する以上、今回は押さえておかなければ!
ということで上野・国立西洋美術館で開催中のベルギー王立美術館展へ
わたしにとってベルギーといえば、ショコラと同じくらいに
マグリットの国だったりするのだ
5年前、ベルギーを旅した時、もちろんブリュッセルの王立美術館へも足を運んだ
マグリットに会いに!
王立美術館でちょっと変わっていたのが、1階というか半階ずつのつくり
時間によって見学 . . . Read more
その昔、それを見た時、大きな衝撃を受けた!
なんて書き出すのはちょっと大袈裟だけれど、美術館の地べたに座って、デッサンしている学生達をはじめて見た時、まだ高校生だったわたしにはかなりのカルチャーショックだったのだ。
それは、大英博物館のギリシアの神たちの像の前だった。
学校の語学研修で行ったわたしは、ガイドに案内されるまま次へ行かなくてはいけないのだが。。なんて贅沢な!。。後ろ髪引かれる思い。
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今日、東京オペラシティで開催中の「ニューヨーク近代美術館(MoMA)巡回建築展・谷口吉生のミュージアム」に行ってきた!
メインのMoMAも然ることながら、氏が今までに手がけた国内のミュージアムの数々も実に素晴らしかった。
大小の模型と実物の写真のフラッシュムービーの構成は実にシンプルなものだけれど、後や上からから細部まで覗き込んだりでき、いろいろな表情を見せる趣向を窺うことができた。
MoMAの . . . Read more
ちょっと調べてみたら、過去に上野の森美術館で開かれたMoMA展は過去三回。
そして、展示数は、第1回(1993)60点 第2回(1996)73点 第3回(2001)75点 とあった。
昨夏(2004)六本木ヒルス・森美術館で開かれたMoMA展「モダンってなに」では、絵画他、写真・映画・デザイン・建築作品で計252点 展示されたそうだ。
上野の第3回とヒルズの会期は、ちょうど本家改装中、有名作品の多 . . . Read more
備忘録として一気に5アーティストの感想を綴ったところでちょっとブレイク。
何せ3美術館をそれぞれじ~っくり堪能してきたのだから、素晴らしかった作品はまだまだある。
シャガール・モンドリアン・カンディンスキー・・・
それらはこれからゆっくり挙げていくことにして・・
昨年11月にリニューアルオープンしたばかりのMoMAという箱について。
改築総工費に$4億以上(約450億円)投入し全面改築した新生M . . . Read more