マグリットの空と雲

旅,空,猫,馬,Champagne&美酒,美食,art,色,海&船…時にsurrealな、好きなもの写真雑記帳。

吉井和哉 Flower&Powerlight Tour 2011@東京国際フォーラム

2011-07-02 | Favorite/おきにいり
今回のライブは、アルバム「The Apple」をひっさげての全国ツアー。

ツアー直前に、大震災があったため、東北の会場はことごとく中止。
他の会場も節電を余儀なくされての全国ツアー。
そしてこの日が全国ツアーの最終日、でも「ホールバージョン最終日」といっていて・・、
実は、震災の影響で中止になった仙台公演が、7月3日に行われることになったそうで、それも新しいライブハウスの杮落としなのだそうで……ライブバージョンが本当の最終日なのだそう。

国際フォーラム、音響がすごくいいです!
2階席だったので、最初は「ちっちゃ!」と思ったけど、吉井さんの低くて太い声がズンズン響いて来て、いつの間にかすっごく大きく見えていました~♪

そういえば「ここに神がいるね。オレとキミたちの間に、音楽の神がいる!」っていってましたね。
うん、わかる気がする。

MONKEY(イエモン)時代から吉井さん大好き♪
ルックスがとかじゃなくて、歌詞の言葉遊びのセンスが好きで、それはソロになっても健在で、この[The Apple]は新しいイエモン?よき時代の[The YELLOW MONKEY]を彷彿とさせるいい感じのロックな曲が満載。

毒があってシュールでエロティックな歌詞をさらっと歌かと思えば……
真理というべきか、なんかズコーンと頭を打たれたような衝撃を受けたり、ココロを揺さぶられたり。
吉井和哉の詞には、そんな魔力がある。それをライブで聴くのだから、直球で入ってくるんですよ。

中でも、「つくった時とは違う意味でファンに届いた曲」、「このツアーで育った曲」といって紹介された【おじぎ草】と【球根】の2曲。
花ときたら球根、つながりますね。
澄んだピアノの伴奏に声で聴かせる球根、ステキすぎます♪

“永遠の中に生命のスタッカート~、アアア♪
土の中で待て、命の球根よ~ 魂にさぁ 根を増やして~ 咲け~ 花!”-(球根より)

今聴いてもやっぱり、いい曲はいい♪大好きな曲です。
『球根』の歌詞はこちらから

むかしのナンバーも盛り盛りで、吉井和哉ここにありって感じ。
いい感じに渋くなってきて、歌もうまくなった?サイコーでした!

【バラ色の日々】、これも大~好きなナンバー! あ、バラも花つながりなのか?!
『バラ色の日々』の歌詞はこちらから

アルバム曲からで【LOVE&PEACE】
“プリーズ もうこれ以上 悪い出来事が 君と僕とに起きないように”
“日曜日の朝が来て歯を磨いたら ここはまだ平和な場所だ おはよう”

これなんか、ホントに偶然とは思えないくらいくらい、いまの日本にぴったりの詞だし。

ツアー最後、カメラも入っていたので、アンコールの1曲目には、本人曰く「これはかなりの冒険~」「ダメな吉井和哉の頃の曲」といって、ピアノの伴奏だけで【MY FOOLISH HEART】をしっとり歌い上げてくれて、ジーン。
『MY FOOLISH HEART』の歌詞はこちらから

最後に【FLOWER】、「咲いてなくても花は花です」って。
“さぁ花のように さぁゆるぎなく 大雨が止んだらつぼみ開こう”

『FLOWER』の歌詞はこちらから

吉井さん自身、音楽って「自分で書いているんじゃなくて、何かに動かされてるんじゃないかと思うことがある」みたいことをいってましたが、熱いメッセージの込められたナンバーばかりで魂を揺さぶられたライブでした。

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国際フォーラム 7/1
セットリスト
(The Apple)
・ACIDWOMAN
・VS
・Chelsea Girl
・ロンサムジョージ
・イースター
・O.K
・おじぎ草
・球根
・MUSIC
・クランベリー
・シュレッダー
・ONE DAY
・Goodbye Lonely
・バラ色の日々
・ビルマニア
・LOVE & PEACE

<アンコール>
・MY FOOLISH HEART
・HIGH & LOW
・CHAO CHAO
・WEEKENDER
・FLOWER

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