災い転じて福となす

今回の早乙女太一の怪我で予定していた佐賀公演が延期になった。

そして太一が高さ3.5ｍの2階席から飛び降りる瞬間
その時一瞬歪んだ太一の顔を見た。

痛みをこらえながら「大したことはありません、心配しないで下さい」と
お客さんに痛みをこらえて話してる姿は、正しくプロだった。

まぁ、よく考えてみてくださいよ
彼は、まだ21歳ですよ

ファンサービスが旺盛で、喜んでもらおうと思った行動が
思わぬ怪我となってしまったが

やりすぎたファンサービスだったかもしれないけど
私が太一みたいな身体能力の持ち主であの若さだったら
同じ事をやったかもしれないと思った。

人生いつ何が起こるか分からない
分からないから生きていけるし
苦労を乗り越え失敗を繰り返し成長していくものだと思う。

太一の怪我により、劇団朱雀は結束を固め頑張った。
その朱雀の団員に応えるようにお客さんも盛り上がった。

人生に無駄なことって無いような気がした瞬間を見たようだった。

無駄と思う人は、与えられた試練から逃げようとしている人ではないだろうか？

今回佐賀公演が延期という形になってしまったが
この与えられた苦難を乗り越えたものにしか味わえない喜びが待っているような気がする。

今回楽しみしていたお客様には本当に申し訳ありませんが
誠心誠意、お客様に納得して頂ける順延公演になるよう努力します。

ご迷惑をお掛けした分は必ず『劇団朱雀早乙女太一特別講演』でお返しします。

早乙女 太一 龍と牡丹 2012 ( 剣舞・影絵 )

 

　　

　　　　　　

　　

　　

　　

順延公演につきましては、詳細が分かり次第
このブログでお伝えしていきますので注意してご覧くださいませ。