英語では「dowry」と言いますが「嫁入り道具」として何枚もキッチンタオルを持参していたという時代のお話です。
代々引き継がれて行くべき物なのでイニシャルを刺繍したのでしょう。左は100年以上前のドイツ、右の手織りの綿はフランスのものです。
ディッシュタオルともいわれるように洗い物を拭くのが主な目的で、大きさは小さめなバスタオルといったところ。どこかに必ず引っ掛ける為のテープが付いているのが特徴のようです。
このドイツ製のタオルは未使用。代々受け継がれて行くという目的が果たせなかった気の毒なキッチンタオル......
こんなキッチンでいかにも使われていた感じ。壁に何枚がぶら下がっていて乾いているのから順に使っていったのでしょうか?
今はオーブンの取っ手に掛けておくのが普通。
残念ながら私のキッチンではなくHEARST BOOKSの「romantic country style」P.83を使わせていただきました。
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2010年には国立美術館で「ルーシー・リー展」も開催された20世紀のイギリス陶芸を代表する作家さんではありますが戦時中は生活のためにボタンを作っていたこともあるらしい。今回イギリスから送られて来たビンテージボタンの中に陶器製のボタンも混ざっていたのでこれはもひょっとしたらひょっとするかも。
プラスティック製のボタンには出せない味わいですね。
糸を通す部分まで陶製のものと金具を取り付けたものがある。陶器製のボタンはその重みがうれしい。
いつものお話ボタンだけど英国のボタンならではの物を2点ご覧下さいね。
ヘジホッグはアメリカにはいないので私にはとてもイギリスを感じます。ガマガエルではありません。
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雨の日、店長犬サラは家で惰眠をむさぼっている。今日はエプロンとなってがんばってもらおう。
脇腹の丸ぽっちはポケットに。
とりあえずこんなもんでしョ。
お天気だと元気な店長犬サラ。
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台風一過。公園の林の中にはミズミズしい葉を付けたままの小枝がたくさん落ちていました。せめてウィンドウで目を楽しませてね。
ローズ・オニールさんのキューピーは味の素とはひと味ちがう。1910年代のドイツ製。
1940年に登場したアメリカのキャラクター、ウッディー・ウッドペッカー。あの笑い声を真似したものでしたっけ。
爽やかグリーンのシュガーボール。このグリーンはディプレッショングラスの一番人気の色。
こんなお天気の日に見ると「あめふらし」に見えなくもないけれど、ほんとうはとってもエレガントなテーブルランプ。
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横浜山手のイギリス館ではエリザベス女王在位60年をお祝いしたイベントが開催中です。
豪華客船エリザベス2世号の船室に見立てたベッドルームにあったクッション。
ユニオンジャックを上手にデザインした大きなトランク。こんなのがあったら船旅の旅情がさらに盛り上がるというものだ。
2011年のウィリアム王子の婚礼の記念のお皿らしい。
りっぱな生け花のとなりにちゃっかりとおじゃましますライラックのガーデンフラッグです。
一階の厨房の隣のパントリーみたいな部屋。スイカのティーポットのフラッグ。
イギリスのお庭にはフクロウがよく似合う?
エリザベス女王在位60周年”ダイヤモンドジュビリー”を祝うテーブル~豪華客船から想いを馳せて~は24日まで開催されています。隣接のバラ園もまだまだ見頃。近辺の方は梅雨の合間にお出かけになられてはいかがでしょう。
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