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ロシアの「美人」①=T.サモイロワ

2010-03-10 | ★演劇・映画★
ところで、「絶世の美女」として誉れ高いプーシキンの妻ナタリア・ゴンチャローワですが、国や時代によって「美しさ」の基準は大きく変わります。

今もそうですが、ソ連時代は特にロシアから情報が入ってくるということはほとんどありませんでした。
従って、ソ連時代を含め、ロシアではいったいどういう女性が「美しい」とされているのか、あまりピンとこない場合が多いです。

・・・ということで、ソ連・ロシアを代表する「美人」たち・・・を少し紹介したいと思います。

まずは、ソ連映画で唯一カンヌ国際映画祭でグランプリをとった映画『鶴が翔んでゆく』(邦題『戦争と貞操』・日本語でのあらすじ紹介はこちら)の主役の若い女性ヴェロニカを演じたタチアナ・サモイロワ。(YouTubeにカンヌ映画祭に参加しているサモイロワの動画があります・動画はこちら/3:00)

カンヌ映画祭以降、ハリウッドをはじめ海外の映画作品への出演オファーがきていましたが、時代が時代であったため、世界の「美女」とはならず、ソ連の「美女」の枠に留まることを余儀なくされた女優さんです。
あのピカソも彼女の美しさと演技を絶賛したとか。

タチアナ・サモイロワの最高のはまり役は、何といっても、トルストイ原作の映画『アンナ・カレーニナ』のアンナ・カレーニナ役でしょう。



ヴィヴィアン・リーやソフィー・マルソーの「アンナ・カレーニナ」も良いですが、ロシアの人々にとっての「アンナ・カレーニナ」は何といっても「タチアナ・サモイロワ」のイメージ。

ちなみに、映画『アンナ・カレーニナ』もフランスのカンヌ国際映画祭に出されることになっていましたが、1968年5月21日にフランスで勃発した「五月革命」の影響で映画祭自体が中止となりました。
もし中止されなければ、アレクサンドル・ザルヒ監督の『アンナ・カレーニナ』も賞をとっていたに違いないと思います。
名作中の名作です。

■昨日のの答え=・・・ФИЛИППИНЫ ・・・フィリピヌィ(意味:フィリピン)

■今日の=次の単語を発音してみましょう。
ГРЕЦИЯ

(答えは・・・明日のお楽しみ)

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