ALMA KAMINIITO
インタビュー抜粋
──来年2月、ついにデビューが決まりましたね!
エリック:僕はペルーで生まれ育ったんですけど、歌手になろうと思って、2年前に日本へ来て。運よくオーディションに受かって、デビューも決まったんです。
宗彦:その同じオーディションに二人とも別々に出ていたんですよ。
──そうして掴んだデビューなわけですが、「青にのせて」は、いきなり映画「シェアハウス」の主題歌に抜擢されたそうですね。
宗彦:僕たち、映画にも出演させてもらっているんですよ。でも、突然「映画に出るよ」って言われたので、あんまり心構えができてなくって。現場では、NGをたくさん出しちゃいました。
エリック:だけど、すごく楽しかったですよ!
──「青にのせて」は優しくて心地いい曲で、ラブソングとしても聴けますよね。そこで聴いてみたいのですが、お二人の好きな女性のタイプは?
エリック:僕は、しっかりした女性が好きですねー。夢を持ってる人とか、魅力的な人が好きです。
宗彦:僕は自分と同じぐらい喋る人がいいですね。もう、うるさいぐらいで(笑)。聞いてくれるだけっていう人は、多分ダメかなぁ。
──ライブでは、歌っているときによくアイコンタクトをとっていますよね。
エリック:アイコンタクトはものすごく必要で。歌いながら自分の気持ちって言えないじゃないですか。だから、目で伝えあってるんです。
宗彦:どこで目を合わせるとか、決めてるわけじゃないんですけどね。
エリック:偶然に合うよね。たまに、ぜんぜん見てくれないときもあるけど(涙)。
──エリックさんはずっとペルーに住んでいたわけですが、演歌を聴く機会なんてあったんですか?
エリック:ペルーだけじゃなく、南米の人たちは日本の音楽をものすごく愛しているんです。日系人も多いし。だから僕も、3歳のときから日本の演歌をよく聴いていましたよ。たとえば、細川たかしさんとか。
宗彦:エリックの演歌はものすごく上手ですよ!
エリック:昔、お父さんとカラオケに行ったらスカウトされて、「大会に出てみないか」と言われたんです。で、10歳のときに出た大会で優勝しました。
•プロフィール
エリック(1991年4月27日 ペルー国籍日系3世)、宗彦(1983年10月29日 群馬県出身 日本舞踊師範)。2012年2月8日「青にのせて/茜」でデビュー。映画「シェアハウス」の主題歌・挿入歌を務める。
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