『OUT of MUSIC vol.29』 ＜2013年12月26日発行＞Blu-BiLLioN

 

Blu-BiLLioN

インタビュー抜粋
Blu-BiLLioNのみなさんにお話を伺いました。

――ヴィジュアル系バンドで6人という人数は珍しいですよね。
Seika：最初は5人体制でやろうと思ってたんですけど、なんか思いのほか良いメンバーが見つかったので6人も良いんじゃないか、って。
宗弥：すんごいふわっとした理由（笑）。
Seika：最初からツインギターでやりたいっていうのはあって。で、キーボードが入って音を合わせてみたらこれも良いなあと。あとは、初めて何かを成し遂げた人は成功するっていうことを昔から聞いてたので、ヴィジュアル系でこの体制って今までないからもしかして、みたいなところはありました。

――6人の中で特に個性的なのは？
ミケ：最近はBa.珀さんの天然ぶりがすごいですね（笑）。たとえばライブでヴォーカルばりの身振り手振りをしたりだとか（笑）。
宗弥：自分のパートがないときなんかは危険です（笑）。指さしてみたり、何かを引っこ抜いてみたり。
珀：いやぁ…ライブでは全体を見てる人もいれば、個人を見てる人もいるじゃないですか。なので、自分を見ただけでこの曲ってどういう曲なのかが分かるようにしてるんです。切ない気持ちとか苦しい気持ちとか全身で表現してるうちに進化し過ぎちゃいましたね（笑）。
宗弥：たぶん1回ライブ見てもらえれば分かると思います。こうゆうことだったんだって（笑）。

――二ューシングル「Aqua」についてお聞きします。どのようなコンセプトで制作されたんですか？
ミケ：「Aqua」は、最初に曲があってそこに詞をつけたんですけど、曲を聴いた瞬間“水”をすごく感じて、先に「Aqua」っていうタイトルを付けたんです。で、感情が激しくなったり落ち着いたりという流れがあったんで、そこに恋愛を絡めて、魚が人間の飼い主に恋をするっていう物語を作りました。「SEED」の方はガンガン進む感じなのでちょっとオラオラ調というか。たまにそういう曲があるとオラオラミケが出てくる感じですね（笑）。

――どちらも曲調が攻めてるなという気がします。
ミケ：そうですね。今回は“ライブで乗れる曲”にしたかったので、それぞれがライブを意識した曲にはなってます。

■プロフィール
Blu-BiLLioN（ブルービリオン）
2010年結成。Key.teru、Vo.ミケ、Ba.珀、Gt.宗弥、Dr.Seika、Gt.magから成る６人組ヴィジュアル系バンド。儚くも伸びのある歌声、キーボードをフィーチュアしたドラマティックかつ透明感のあるサウンドは、バンドコンセプトでもある「無限の可能性」を感じさせる。

感想
不安や緊張や期待や様々な感情を抱え、始まったインタビュー。しかしメンバーの皆さんはどんな質問にも気さくに答えてくださり、話が盛り上がり脱線することもしばしば。6人の仲の良さが終始感じられました。オリコンインディーズチャート1位を獲得した「Aqua」は、Blu-BiLLioNの新たな魅力を知ることの出来る1枚だと思います。彼らの音楽にまだ出会ったことのない人はもったいない！　ヴィジュアル系が好きな人、まったく聴いたことがない人、今作からでも是非聴いて欲しいと思います。ずっと歌い続けて欲しい、これからも奏で続けて欲しい、出会えて良かった、純粋にそう思えるバンドです。

『OUT of MUSIC』webサイト

『レコメンダー』2014年1月号 Vol.49

 

トクシュウ：〈Blu-BiLLioN〉、〈ゴールデンボンバー〉、〈佐香智久〉

〈ゴールデンボンバー〉インタビュー（抜粋）
――この2年間で沢山の変化があったと思いますが、その中で“これだけは変わってない事”はありますか？
樽美酒研二（以下、樽美酒）：信念。
歌広場淳（以下、歌広場）：いいね、信念変わってない。
喜矢武豊（以下、喜矢武）：身長！　身長は変わんなかった。頑張ったけど伸びなかったです。
鬼龍院翔（以下、鬼龍院）：やっぱ人を思いやる心かな。
歌広場：それとメンバーは変わってません。
喜矢武：何度か変わろうとしたことはあったけどね。
喜矢武：研二さんは何度かズル休みしてそっくりさんを使ったことあるけど、バレてないよね（※ウソです）。
樽美酒：冗談でも言っちゃダメだって。

〈Blu-BiLLioN〉インタビュー（抜粋）
――ヴィジュアル系バンドで6人という人数は珍しいですよね。
Seika：最初は5人体制でやろうと思ってたんですけど、なんか思いのほか良いメンバーが見つかったので6人も良いんじゃないか、って。
宗弥：すんごいふわっとした理由（笑）。
Seika： 最初からツインギターでやりたいっていうのはあって。で、キーボードが入って音を合わせてみたらこれも良いなあと。あとは、初めて何かを成し遂げた人は成 功するっていうことを昔から聞いてたので、ヴィジュアル系でこの体制って今までないからもしかして、みたいなところはありました。

――6人いると、たとえばキャラクターが被ってしまったりとかはありませんか？
宗弥：それは綺麗に分かれてると思う。
ミケ：ただ、見ため的な面では、みんな顔の系統が似てるから。リーダーのSeikaちゃんが集めたんですけど。
Seika：イケメンが好きなので、とりあえず自分の好きなイケメンを…。

 
〈佐香智久〉インタビュー（抜粋）
――今回の新曲「カラフルワールド」は、アニメ「メガネブ！」のエンディング・テーマということで、通常盤初回アニメ仕様ではメガネブのメンバーと一緒に佐香さんもイラストになっていますね。
「メガネブ！」は原作がないので、どんなアニメだろうって楽しみにしていました。前知識が全然ない状態で、いざオンエアを見て、このアニメのエンディングができて本当によかったって思いましたね。

――作詞するときや歌うときは、どんなことをイメージして？
メ ガネがあるから見える世界もあるんですよね。それを別のものに置き換えて、君越しに見る世界は色づいて見えるっていうことを歌詞にしました。すごくハッ ピーな曲なので、聴いてもらうときはストレートに受け取ってもらえたらいいなと思います。いろんな自分がいて、いろんなメガネがあって、いろんな色があっ て、っていう意味での「カラフルワールド」っていうタイトルです。

――収録されている３曲とも作詞されていますが、一番思い入れのある歌詞やこだわった歌詞はありますか？
こだわったという意味では、ないですね。でも一番共感してもらえそうだと思うのは、３曲目の「ウソと真実」です。歌詞にある「傷つかないように今日もウソを重ねていく」のようなことはみんな思っていると思うんで。

シンチャク：
POLYSICS『ACTION!!!』
3 人体制3thフルアルバム。贈り物のふたを開けるときのワクワク感、アクション映画を見ているときのドキドキ感が詰まった今作は、彼らの最新モード、全 12曲を収録。ピコピコでキレッキレな電子音たちが、ひとつの大きな塊となり襲い掛かってくる怒涛の40分間。言葉の響きのみを突き詰めたカオスな歌詞 は、その塊に乗り激しくぶつかりあう。中でも6曲目「発見動物探検隊」は、リズミカルなメロディと言葉遊びのような歌詞、ビリビリ唸る電子音が心地よく、 まるで童謡をゴリゴリテクノVer.で聴いているかのようだ。また、複雑に組み立てられたシーケンスと重厚かつ緻密なリズム隊のサウンドは、音楽のジャン ルを卓越。ポリ節満載のNEW WAVEの中に、EDMやハードコア、80’サウンドが織り交ぜられ、バチッとはまるグルーヴ感がアツ過ぎる！　じっとして聴いてなどいられない！　まさ に『ACTION!!!』という名にふさわしい作品だ。(はるなん)

その他のシンチャク
・きのこ帝国『ロンググッバイ』
・吉田山田『日々』
・Aqua Timez『エデン』
・Acid Black Cherry『黒猫～Adult Black Cat～』
・ポルノグラフティ『ALL TIME SINGLES』
・椎名林檎『浮き名』
・入内島詩織『ミライノヨテイ』
・WHITE　ASH『Ciao,Fake Kings』
・まなみのりさ『まみりBEST～ポラリス～』
・amazarashi『あんたへ』
・街灯チルドレン・ララバイ『街灯』
・paionia『rutsubo』
・ゲスの極み乙女。『踊れないなら、ゲスになってしまえよ』
・THE LAST CHORDS『NEXT CHORD』
・野上智子『僕の欠片』

コクバン：　
ライブレポート
HEY-SMITH
寺岡呼人

一問一答
水城なつみ

お仕事インタビュー
株式会社バップ　音楽制作センター
音楽宣伝・配信グループ　宮越 陽士さん

ナイチョ：
スタジオマザーハウス練馬店：芳田一郎さん　The Reign of Kindo『This Is What Happens』
新星堂東京ドームシティ・ラクーア店土：生則彦さん　GEORGE STRAIT『Love Is Everything』
ディスク・ユニオンお茶の水ハードロック店：斎藤靖さん　SPEEDTRAP『Powerdose』

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