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『OUT of MUSIC vol.18』 <2012年5月19日発行> 打首獄門同窓会

2012-05-12 | マガジン

打首獄門同窓会

インタビュー抜粋

ギター&ボーカルの大澤敦史さんにお話を伺いました。

ーーまずはバンドの結成までの流れを教えてください。
●理由はそんな大したことなくて、俺とドラムが同級生で、初代のベースが一つ上で。で俺が、「バンドやるから集合!」見たいな感じで呼びかけて、特にドラマチックな展開もなく結成されました。

ーーなぜ“打首獄門同窓会”というバンド名に?
●一応「ライブでわざわざ首を痛めるのが好きな人々」という意味にしていて。バンド発足時にドラム河本から挙がった“ちょんまげトリオ”案を阻止するために俺がなんでもいいから思いつくまま言ったとか、そんなことは決してありませんハイ。

ーーそういうことですね(笑)。バンド名と同様、曲もインパクト大ですが、ラウド系のヘヴィサウンドに面白い歌詞という方向性はどうやって生まれたんですか?
●学生時代、日本のアーティストに物足りなくなって洋楽に染まっていったんですね。なので、あんまり真面目に方角の歌詞を詠んだことがなくて。そのせいか、曲を作っていると日本語ではない響きが頭の中に浮かんでくるんですよ。だから、なんか思いついた言葉を当てはめていけばいいやって、真面目にやるのが照れくさいってのもあるんですけども、多少ふざけてみたら面白くなるんじゃないかなって始めました。

ーードラムの河本さんとベースのJunkoさんのコーラスワークも映えていますよね。特に河本さんはかなり歌っていますが、あんなパワフルなドラムを叩きながらっていうのはすごいことですよね。
●最初はたまにコーラスやってた程度だったんですが、ドラムが歌をやりたいっていう話は河本が学生の頃から聞いてたんです。で、自分の作る歌って息継ぎする所があまりないんで、「交代で歌っちゃえばよくない?」ってなって。その代表曲が「デリシャスティック」ですね。

ーーその「デリシャスティック」はうまい棒がテーマですが、全体的に食べ物を歌っているものが多いですよね! なかでも、ラーメン二郎を歌った「私を二郎に連れてって」や、天下一品(ラーメン店)の曲も作りたいということなので、大澤さんにとってラーメンはかなり重要なもののように感じられるのですが。
●主食ですね(笑)。たぶん米より麺の方が多いです。“天下一品”の曲は曲にしないといけないなって思っているのでなかなかできないんです。「私を二郎に連れてって」はコンセプトがカチっと固まっててあっという間にできたんですけどね。

 

■プロフィール
2004年に結成された男女混合のスリーピースバンド。「生活密着型ラウドロック」というジャンルを名乗り、ラウドサウンドに似つかわしくないユルい歌詞を乗せて生活感溢れる歌を日一歌っている。これまでに海外公演やフジロックなどを含む訳300本のライブを行っている。

 

感想
とにかく熱いライブパフォーマンスをする打首獄門同窓会。以前、自分達が企画したライブに出演していただいた際、フロアを熱狂の渦に巻き込んでくれました。これまでギター&ボーカルの大澤さんとちゃんとしたお話をしたことがなかったので、どんなインタビューになるのだろうとわくわくしていました。始めて間もなく、“ラーメン”というワードが私の口から出ると、そこから怒涛のラーメントークが始まり、趣旨を忘れてつい盛り上がってしまいました。彼らのコッテリかつジューシーなサウンドの源は間違いなくラーメンにあります!

 

『OUT of MUSIC』webサイト


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