2022年 9月
今回は Cornell & Diehl - Anthology 1992-2022
C&D の創業30周年を記念して発売されたブレンドになります
スモールバッチではありませんので 製造数が限定されているわけではありませんが
実質的には1回だけ再入荷したのみで 恒常的に品切れ状態が続いているのが現状です
ブレンド的には VaPer ということで
前年に発売された CRFwP 2021 と構成が似たブレンドになります
この私も このスモールバッチはたくさん在庫を持っていますが
大きな違いは レッドバージニアの違いと St.James ペリクの含有量の違いになります
その違いが味にどのように影響するのか興味深いものがありました
缶の横には
この様に書かれているのですが
TRDC の説明を見ると
including the iconic SM2-18 and TA-20 Carolina Red Virginias, 2003 Bijou Virginias, top-tier Canadian Brights, as well as genuine St. James Parish Perique
こうも書かれており
2003年の Bijou のレッド
2018年の CRF のレッド
2020年の CRFwP 使用のチップスグレードのレッド
これらの3種類のレッドバージニアと
カナダのブライトバージニアもはいっており
問題の St.James Parish のペリクが使用されておりますが
レッドバージニアの方は
2003>2020>2018の使用量となるようです
ですから まろやかで甘い Bijou のレッドバージニアがメインの構成となるようです
また ペリクの方は いつものセントジェームズパリッシュの単一農家のペリクになるのですが
CRFwP で使われたものと全く同じですが
違いはその含有量となります
CRFwP においては 約20%もの含有量だったのですが
このブレンドではもっと少なく 12%ほどの含有量となるようです
その辺りの詳細は
Tasting Notes: Cornell & Diehl Anthology 1992-2022July 13, 2022
by Shane Ireland in Tobacco Talk
SPDC のこちらの記事に書かれていますね
その辺りの違いがブレンドの風味にどのように影響するのかとても気になるところです
ペリクの含有量は CRFwP より少ないのですが
蓋を開けると
やはりそれなりの いつものペリク匂いはしてきますが幾分弱く感じますね
この匂いが気になってしょうがない方もいるようですが この私はあまり気になりませんね
シェネやキングスストライドに比べると全く問題にはなりません…(*'ω'*)
そんなで軽くほぐしてゆるめに詰めたのち喫煙になるのですが
この私はこのブレンド かなり美味いと思いました
CRFwP に比べるとペリクはおとなしいのですが
それでもペリクの存在感はかなりあって 緑色の風合いのペリクの風味の中で
フルーティなレイズンともプラムとも違うフルーツの果肉の味わいの中で
パウダー状の上質の砂糖の甘さを感じる 今までにないVaPer という認識です
CRFwP も独自のVaPer という位置づけでしたが
このブレンドはそれよりもまろやかで 質の良い甘さを感じるようです
その辺りを少し考えてみます
感想
適度な湿気もありますが 雑にほぐして軽く詰めるのがよいです
そうして静かに喫ってやるのが良いのかと思います
ある程度細かくほぐすのも良いのですが やはり静かに喫ってやるのが良いかと
点火とともに
軽いシトラスの香りが来るのですが カナダのブライトの影響かと思います
全体的にレッドの甘さが包み込むのですが 細かくほぐした場合は干し草の香りも強めに立ち上がるようです
メインの 2003年のBijou のレッドバージニアは角がなく全体をなめらかなレッドの風味が包みます
2018年のレッドは タンジィでピカンティ風味とドライフルーツの香りを醸しますがそれほどでもありません
このブレンド静かにパフると パウダー状のケーキ菓子に振りかけるような上質の砂糖のようなあまさを
感じるのですが おそらくそれは 2020年のレッドによるのかと思います
カナダのブライトは甘いのでしょうが 味が薄いのではっきりその存在はわかりませんね
ペリクも最初からその存在を感じさせます
青唐辛子とか ピーマンのような緑色の風味がそのベースを包みます
同時に旨味もあって チーズのようなコクを感じるようです
このペリク緑色の風味はセントジェームズ地域におけるバーレィの風味が基調にあり
野趣あふれる風味が感じられるのですが それが上手く醗酵して旨みを伴う独特の風味になります
このペリクの風味はなかなか他のペリクでは味わえませんね
このペリクあってのこのブレンドと言えます
少し無機質っぽいバーレィの空気感に 発酵したもろもろの風味が合わさりますから
その味わいは複雑です
ペリクというと レイズンとかプラムとかイチジクのダークフルーツの酸味を含んだ味わいを
思い浮かべるのですが このブレンドにはそういった風味をあまり感じません
それよりも赤ワインのような酸味を含んだ香りの中に
もっと果肉の鮮やかなフルーティな甘さと香りを感じるようです
そのフルーツの香りが一つの問題になります
上記の タバコトークを読むと
ジェレミーさんは グレープフルーツの風味
あるいはチョコレートでコーティングしたサクランボの風味などと言っておられますが
この私にはどうもピンと来ません…
グレープフルーツならばもっと柑橘系の風味を感じますしね……
私が感じるフルーツの風味は洋ナシの風味になるかと思いますね
ラ・フランスのようなそういった少しコクのあるみずみずしい風味になるかと思います
これが酸味と合わさり独特の風味を醸していると思いました
またこのブレンド 静かに喫ってやるととんでもなく甘い部分を感じるのですが
おそらくそれは 2020年のレッドによるものかと思われ上質の粉砂糖のような甘さになります
その事は シェーンアイルランドさんも言っておられますが
この私も全く同じ意見です
強めにパフると バージニアのヘイの香りを伴うタバコの風味を強く感じますし
ペリクの野草の香りと少しペッパリィな部分が目立つようです
ですから交互に強く喫ったり弱く喫ったりして味わうのですが
どちらも素晴らしい味わいを醸します
静かに上質の甘みを味わい時折ダイナミックなタバコ感を味わうペースになりますね
ほとんど辛さはありませんので あまり強さは感じませんが
ニコチンは程ほどあるように思います 適度なペリクの量かと思いました
このブレンド 今は在庫切れで今後また入荷があるかどうかはわかりませんが
買えるなら喫ってみるべきかと思います
TRDC の評価は高いですが 日本ではあまり話題に上りません
しかし この私はこのブレンドとても美味いと思いました
CRFwP よりも喫いやすいかと思いますね
今年のCRF も買いましたがあまり詳細には触れられてません
ただあの2020年のレッドがメインのようなので期待が持てます
そんなお話です
それではまた
今回は Cornell & Diehl - Anthology 1992-2022
C&D の創業30周年を記念して発売されたブレンドになります
スモールバッチではありませんので 製造数が限定されているわけではありませんが
実質的には1回だけ再入荷したのみで 恒常的に品切れ状態が続いているのが現状です
ブレンド的には VaPer ということで
前年に発売された CRFwP 2021 と構成が似たブレンドになります
この私も このスモールバッチはたくさん在庫を持っていますが
大きな違いは レッドバージニアの違いと St.James ペリクの含有量の違いになります
その違いが味にどのように影響するのか興味深いものがありました
缶の横には
この様に書かれているのですが
TRDC の説明を見ると
including the iconic SM2-18 and TA-20 Carolina Red Virginias, 2003 Bijou Virginias, top-tier Canadian Brights, as well as genuine St. James Parish Perique
こうも書かれており
2003年の Bijou のレッド
2018年の CRF のレッド
2020年の CRFwP 使用のチップスグレードのレッド
これらの3種類のレッドバージニアと
カナダのブライトバージニアもはいっており
問題の St.James Parish のペリクが使用されておりますが
レッドバージニアの方は
2003>2020>2018の使用量となるようです
ですから まろやかで甘い Bijou のレッドバージニアがメインの構成となるようです
また ペリクの方は いつものセントジェームズパリッシュの単一農家のペリクになるのですが
CRFwP で使われたものと全く同じですが
違いはその含有量となります
CRFwP においては 約20%もの含有量だったのですが
このブレンドではもっと少なく 12%ほどの含有量となるようです
その辺りの詳細は
Tasting Notes: Cornell & Diehl Anthology 1992-2022July 13, 2022
by Shane Ireland in Tobacco Talk
SPDC のこちらの記事に書かれていますね
その辺りの違いがブレンドの風味にどのように影響するのかとても気になるところです
ペリクの含有量は CRFwP より少ないのですが
蓋を開けると
やはりそれなりの いつものペリク匂いはしてきますが幾分弱く感じますね
この匂いが気になってしょうがない方もいるようですが この私はあまり気になりませんね
シェネやキングスストライドに比べると全く問題にはなりません…(*'ω'*)
そんなで軽くほぐしてゆるめに詰めたのち喫煙になるのですが
この私はこのブレンド かなり美味いと思いました
CRFwP に比べるとペリクはおとなしいのですが
それでもペリクの存在感はかなりあって 緑色の風合いのペリクの風味の中で
フルーティなレイズンともプラムとも違うフルーツの果肉の味わいの中で
パウダー状の上質の砂糖の甘さを感じる 今までにないVaPer という認識です
CRFwP も独自のVaPer という位置づけでしたが
このブレンドはそれよりもまろやかで 質の良い甘さを感じるようです
その辺りを少し考えてみます
感想
適度な湿気もありますが 雑にほぐして軽く詰めるのがよいです
そうして静かに喫ってやるのが良いのかと思います
ある程度細かくほぐすのも良いのですが やはり静かに喫ってやるのが良いかと
点火とともに
軽いシトラスの香りが来るのですが カナダのブライトの影響かと思います
全体的にレッドの甘さが包み込むのですが 細かくほぐした場合は干し草の香りも強めに立ち上がるようです
メインの 2003年のBijou のレッドバージニアは角がなく全体をなめらかなレッドの風味が包みます
2018年のレッドは タンジィでピカンティ風味とドライフルーツの香りを醸しますがそれほどでもありません
このブレンド静かにパフると パウダー状のケーキ菓子に振りかけるような上質の砂糖のようなあまさを
感じるのですが おそらくそれは 2020年のレッドによるのかと思います
カナダのブライトは甘いのでしょうが 味が薄いのではっきりその存在はわかりませんね
ペリクも最初からその存在を感じさせます
青唐辛子とか ピーマンのような緑色の風味がそのベースを包みます
同時に旨味もあって チーズのようなコクを感じるようです
このペリク緑色の風味はセントジェームズ地域におけるバーレィの風味が基調にあり
野趣あふれる風味が感じられるのですが それが上手く醗酵して旨みを伴う独特の風味になります
このペリクの風味はなかなか他のペリクでは味わえませんね
このペリクあってのこのブレンドと言えます
少し無機質っぽいバーレィの空気感に 発酵したもろもろの風味が合わさりますから
その味わいは複雑です
ペリクというと レイズンとかプラムとかイチジクのダークフルーツの酸味を含んだ味わいを
思い浮かべるのですが このブレンドにはそういった風味をあまり感じません
それよりも赤ワインのような酸味を含んだ香りの中に
もっと果肉の鮮やかなフルーティな甘さと香りを感じるようです
そのフルーツの香りが一つの問題になります
上記の タバコトークを読むと
ジェレミーさんは グレープフルーツの風味
あるいはチョコレートでコーティングしたサクランボの風味などと言っておられますが
この私にはどうもピンと来ません…
グレープフルーツならばもっと柑橘系の風味を感じますしね……
私が感じるフルーツの風味は洋ナシの風味になるかと思いますね
ラ・フランスのようなそういった少しコクのあるみずみずしい風味になるかと思います
これが酸味と合わさり独特の風味を醸していると思いました
またこのブレンド 静かに喫ってやるととんでもなく甘い部分を感じるのですが
おそらくそれは 2020年のレッドによるものかと思われ上質の粉砂糖のような甘さになります
その事は シェーンアイルランドさんも言っておられますが
この私も全く同じ意見です
強めにパフると バージニアのヘイの香りを伴うタバコの風味を強く感じますし
ペリクの野草の香りと少しペッパリィな部分が目立つようです
ですから交互に強く喫ったり弱く喫ったりして味わうのですが
どちらも素晴らしい味わいを醸します
静かに上質の甘みを味わい時折ダイナミックなタバコ感を味わうペースになりますね
ほとんど辛さはありませんので あまり強さは感じませんが
ニコチンは程ほどあるように思います 適度なペリクの量かと思いました
このブレンド 今は在庫切れで今後また入荷があるかどうかはわかりませんが
買えるなら喫ってみるべきかと思います
TRDC の評価は高いですが 日本ではあまり話題に上りません
しかし この私はこのブレンドとても美味いと思いました
CRFwP よりも喫いやすいかと思いますね
今年のCRF も買いましたがあまり詳細には触れられてません
ただあの2020年のレッドがメインのようなので期待が持てます
そんなお話です
それではまた
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