鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

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入っててよかったアマゾンプライム 井上尚弥×ドネア2

2022年06月13日 | ちょっとしたことですが・・・
2022年 6月

去る6/7に ボクシングのバンタム級3団体統一世界タイトルマッチが行われたのですが
2年7ヵ月前にもあった WBSS決勝戦と同じ相手でもある ノニトドネアとの再戦となりました

前回の対戦では 2ラウンドの眼下底骨折のアクシデントもあって倒すか倒されるかの名勝負を演じた両者ですが どちらも今回は判定ではなくもっとはっきりとした決着をつけようと熱気が伝わってきます

井上尚弥の強さは言うまでもないのですが 39歳のドネアとて前回以上のパフォーマンスを見せることは
試合前から予想が付いていましたので 
ボクシング好きのこのおっさん 見逃すはずもありません


しかしこのところボクシングの試合は地上波の無料テレビでは見ることが出来なくなっています
そこがまず問題です

昔からボクシングの世界タイトルマッチはテレビでやっていましたし視聴率も高かったようです
ファイティング原田さんの時代からあのクソ面白くもない亀田兄弟の試合までテレビ放送はあったのですが
ここ数年は次第にテレビ放送されなくなってしまいます…

テレビ局に力がなくなったのが一番の原因なのだとは思いますが放映権料が大きくからんでいるのがその一番の原因になります

井上尚弥の試合は 今回と前回の試合は 地上波で放送されていません
前回の試合は Abema でやっていましたが 今回の試合は Amazon Prime での放送となります
どちらもネットTV ということになりますが

このおっさんは幸いなことに Abema も Amazon Prime も加入していて
Fire TVもありますので 大画面のテレビで見ることが出来ました
村田諒太とGG ゴロブキンの試合も地上波ではやっていませんので そちらもアマゾンの方で見ていますね

Abema の方は将棋の方で 何かと買い物に便利なAmazon Prim は以前から入っていたのですが
ビデオを見るつもりではなかったので 思いがけずに見ることが出来た というわけです
まさに入っていてよかった アマゾンプライム ということになりますが

加入していない方には気の毒なお話です
しかし数時間たてばネットのYoutube で映像が流れますので
今はそういったスポーツ観戦の時代に変わりつつあるようです



試合の方は スパースター井上尚弥が 2ラウンド途中で2度目のダウンをドネアから奪い
レフリーストップによる TKO 勝ちを収めるのですが
その勝ち方は すさまじいの一言 言葉がありませんね…

このおっさん 見ていて体の震えが止まらずアドレナリン出まくりでした
やはり井上尚弥はとんでもなく強く さらに進化している ということです
どこまで行くのか目が離せませんね

実は昨日 ボクシングでは一番権威のあるリング誌の PFP 最新ランキングで
この井上尚弥が 1位になったようです

これは大変なことで 確かにこんなボクサーは世界で見たことがありませんから
その強さがうかがい知れますし 世界中の専門家が認めた強さであると言えます

前回のドネアとの戦いで右目を切ったのがほとんど初めて見る彼の顔の傷になりますが
何がすごいかって 試合後の彼の顔になります

試合前とほとんど変わらない彼の顔は いかに彼が打たれていないかを示していますが
前回のドネアとの試合でも 右目は確かにカットして血だらけだったのですが
試合後のドネアと顔を比較すると その差は歴然としていました

今回はさらに凄くて まったく試合前と変わりませんでしたね すごいです
あのドネアのパンチをほとんど貰っていなかったんですね
井上尚弥との再戦の為 自らの調子を上げてきたドネアですから
壮絶な死闘になると予想していたのですが 
このパーフェクトな勝ち方には言葉が全く見つかりませんね……

この私はドネアの凄さも ここ最近のパフォーマンスも知っているつもりなのですが…。




まあ 試合の方を少し振り返ってみると
解説をしていたのは

先日 あのゴロブキンに善戦した 村田諒太さんになります
井上尚弥とはほぼ同期のプロデビューで お互いよく知っている仲ですね
PFP で以前は一位だったゴロブキン 村田は彼と戦うのが夢だったようですが
どう見てもゴロブキンの方が一枚上手 というのが戦前の評判でした
村田も先がないので満を持しての念願の試合でしたが 
やはり少し力が足りなかったようですね でもいい試合でした



こちらが試合前の

井上尚弥と



ノニトドネアになりますが ドネアに強い気合を感じましたね


入場するときは

久しぶりに見る 布袋寅泰さんのギターが響き渡る中を井上尚弥は入場してきたのですが



布袋さんとハイタッチをかわしていますが
この人も随分と歳を取ったものです
何処のおっさんかと思いましたね



さて
リングアナウンスはこの方

イッツ ショータイム が口癖のジミーレノンジュニアになりますが
こたびは イッツ プライムタイム とアナウンスしたのには時代の流れを感じます
このかたも随分老けたものです




一進一退の体に震えが走るような展開の後
井上尚弥が見事な右クロスカウンターを決めてダウンを奪うのですが


こちらが

そのクロスのストレートがドネアのテンプルをとらえたところになり
顔があっちを向いてますね



そしてこちらは

別角度のそのパンチが入ったところになります
ドネアの目があっちに飛んで行ってます

ドネアはこのパンチが見えなかったようで 今までもらったパンチで一番効いたパンチと言ってます
それだけ見えないところから鋭く飛んで来たパンチで ドネアにはこの時の記憶がないようです
でもこのパンチが試合を決めたようです ダメージが残るんですね…

しかしラッキーで入ったようなパンチに見えますがそうではなく
井上尚弥は意識してこのパンチを繰り出したようです
そこが彼の凄いところで こんなことをできるのは彼以外には思い当たりませんね まったく


このダウンの後ドネアはゴングにすくわれますが
ダメージは残っていたようです
しかしそんなことを微塵も見せなく 
2ラウンドが始まるや否やすぐに前へ出てきたドネアに天性のファイターを感じましたね






一進一退の攻防が続きますが
この後のドネアの伝家の宝刀の左フックを井上尚弥は簡単にかわします


そんな中ドネアにパンチを利かせる井上尚弥ですが
最後は

この左フックがドネアの顔を捉えたところで ドネアは崩れ落ちます
これもまた見事な左フックです
ドネアはすぐに立ち上がるのですが レフリーが試合を止めます
全く異論のない止め方ですね 






勝利を決めてリングサイドに駆けのぼり両手を上げる井上尚弥と




相手をたたえ合う両雄


こちらは試合後のインタビューに応える

井上尚弥になりますが
綺麗な顔をしてますね 試合などなかったような顔です

彼の場合ほとんどが試合後の顔はこんな顔で
如何にパンチを貰わないボクサーであるかを物語っています

しかし彼は稀に見るファイターで 積極的にパンチを出す攻撃ボクシングです
勇気もあり頭もいい そしてパンチも技術もあるからすごい
こんなボクサー見たことありませんね
あのパッキャオ以上でないかとこの私は思います

この先どこまで行けるのか楽しみは尽きません
いいものを見せてもらいましたね

それでは また

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