鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
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パイプタバコの味のイメージについて

2018年10月17日 | パイプタバコ
2018年 10月

いつもパイプタバコを喫って味を愉しむのですが
このことでいつも悩むことがあります・・・。

それは 味と香りの分解 ということ

いつも この煙の集合体を口の中で味わい また香を鼻孔で感じ取る訳ですが
これが実に難しい・・・よく分からなくなってくるのですね・・・。
経験から蓄積された味の記憶をもとに その味が何に近いのかを思い出そうとするのですが
それはなかなか難しいものです。
なにせ それぞれの葉っぱの煙の集合体を分析するのですから。


世の中には凄い人も居る様で 料理のスープの原料を簡単に言い当てる人もいるようです。
それには 舌の記憶と匂いの記憶の 両方が優れていなくては難しい様です。
舌の方はまだなんとかですが 匂いに関してはよく分かりません・・・。

しかしながら なぜ タバコのこんな味の事が気になるのかと言えば
それは ひとえにタバコが好き だからという事に他なりません。
好きだからこそ 美味いタバコを喫ってみたい という欲求が起きてくるわけですね。

料理の味の分析は大変難しいですが タバコの場合は少し事情が変わります

それは ブレンドタバコが それぞれ構成している葉っぱの集合体であるということ
そして その葉っぱは ミキサーで粉砕してミックスしたものではなく、
ある程度の大きさを持って混ぜ合わせてある ということです。
すなわち それぞれの葉っぱの燃焼する瞬間に時間差が出てくるという事です。

ですから 同じブレンドのタバコを喫っても 時に甘く 時に酸っぱく 時に香ばしく
などと 瞬間瞬間で味に変化が出てくるわけです。
それが複雑さであり 面白さでもあり 味の分析をするにはいいきっかけになるのかと
思う訳です。


いろんな葉っぱが同時に燃焼した時には 味が重なります
一口に甘い といっても それがバージニア由来の物か ラタキア あるいはオリエントなのか分からなくなりますし それは色々な葉っぱの甘さの集合ということになります。

細かい葉それぞれの味の重なりを分析することも大切なことかもしれませんが
最終的には そのタバコの味の良しあしを決めるのは 
そのタバコを喫う本人の好みと感性にほかなりません。

たばこ葉の分析はそこに行き着く為の一つの手立てであり 一つの愉しみ以外の何物でも
ありません
・・・と思う訳です。

だから 味などはっきりとわからないのですが こうして味を考えることが
愉しいわけです。



さて本題
いつの頃からか 私の頭の中にはこんな図が浮かんできます
タバコを喫う時にいつも同じような感じでこんな風に図が浮かんでくるのですね。
これは 1例ですが


これは何でも入りのタバコの場合ですが 変化は自在
そして この重なりは二次元ですが 実際はもっと複雑で立体的なものになると思われます。

なぜ 右側にバージニアが来るのかは分かりませんが どういうわけか
ラタキアは左なんですね
その真ん中にオリエントが来て アクセントのペリクとケンタッキーが入ってくるのですが
バーレィを含め この重なり具合がうまく説明できないところが悩みの種・・・。

しかし おおむねこんな感じの図をいつも頭の中に思い描き タバコを喫っている訳です。
ああ このラタキアは 重く低いな・・・とか
このオリエントは上の方で伸びてくるな・・・とか
このバージニアは 重い甘味があるな・・・とかね

真ん中のところの感じはよくわかりませんが 随所にこの丸の端の部分の味を感じる訳ですね
そうするとなんとなく納得するわけです。

漠然と 味を捉えるのではなく 自分の中でその味の重なりを一つの この図のように
(適切ではないと思うし もっと良い表し方があるとは思いますが)
イメージして整理して見るのも 味を分析する一つの手軽な方法かと思います。

そんなことを考えるおっさんです
それでは また
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