2019年 2月
この前 BlackHouse を再喫したのですが
或る意味 似ている という事で Planta の Presbyterian Mixture を
再喫して比べてみました。
似たような丸の平缶ですが、 Presbyterian Mixture の方はドイツ製です。
BH(Black House) の方のくくりは Balkan
PM(Presbyterian Mixture) のほうは English ということになっていますが
どちらも オリエントが幅を利かせるブレンドで それならば どちらも
Balkan と言っていいような気がします・・・。
ラタキアが少しだけ多そうにも思えるのは BH の方で オリエントが更に幅を利かせて
いる方は PM なので 猶更そう思うのですね。
どちらもいたってマイルドな味わいで ラタキアが幅を利かせる English タイプ
ではなく オリエントの香りの強い Balkan タイプに思えます。
左が BH 右のが PM となります 空き缶に移しました
似ているので どうもわかりにくい・・・
左が PM 右のが BH ですが・・・
このようになっています
わかりにくいですが BH のほうが 色が黒っぽく見えます
黄色いのがオリエントのようですが ラタキアの強さは同じ位に感じますが
甘さが少し違う様です。
葉組は
BH が
Black Cavendish, Kentucky, Latakia, Oriental/Turkish, Perique, Virginia
PM が
Latakia, Oriental/Turkish, Virginia
赤字のところが 違うコンポーネントです
喫い比べての 違い
① オリエントが 随分違います
② 甘さの質が違います
③ どちらも常喫出来るタバコだ
④ あまみがつよいのは BH
⑤ ブライトバージニアの頗る上品な甘さは PM
⑥ ラタキアをやや強めに感じるのは BH なのだが さほどではない。
⑦ どちらもニコチンは少なめで 実に喫いやすい しかし しっかりした味がある。
① について少し説明しますと BH も PM もギリシャ東部に位置する
ブルガリアの南側 トラキア海沿岸の 山裾で栽培される オリエント葉をつかっている
と思われるのですが PM の方は マケドニアのオリエント と言っているので 少しギリシャ中央部に近いところの葉っぱを使っていると思われます
BH の方は何処とも明記していないのですが おそらく クサンチ辺りの いわゆる
イエジニと同じような葉っぱを使っているのではないかと思われます。
ギリシャ東部トルコ ブルガリア辺りの地図
この辺りの所謂 ギリシャ ブルガリア トルコ西部の国境が交わる辺りは
有名なオリエント葉 の産地であります
詳しい事や地名はよく分からないですが トルコ中部でとれる 所謂 イズミルやサムスン
のような ターキッシュ葉 とは 全く違う味と香りがします
有名なバルカンソブラニーは この辺りの Yenidje葉 を使っていたのは有名な話です
ですから BH がその辺りのオリエントを使っていることは想像がつくのですが
定かではありません。
このオリエントは 実にマイルドな甘みがあって 独特なやんわり包み込むようなやさしい
甘みがあります。 BH にもそんな甘みがあるのですが いかんせん マクレの BB のような 素晴らしいオリエント というわけではないようです。
PM の方は もうこのタバコは オリエントが実によく効いています。
こちらのマケドニアのオリエントは 実に抜けが良くて 高いところで響き渡るような
清涼感があります もちろん甘みもあるのですが そのウッジーさが 売りのようです。
BH と PM で どちらのオリエントが幅を利かせているかと言えば 断然 PM の方
でしょうか。 なので このタバコはもう バルカン と言っていいと思うのです。
今は このようなオリエントの効いているタバコは珍しいので それだけでも価値が
あると思います。
② について説明すると
BH の方は レッドバージニアに ペリクが味の深みを与え ブラックキャベンディシュも
まろやかな甘さを与えるのですが 少量のケンタッキーが この甘みをさっぱりとドライな
感じに仕上げています この辺りが心地よさを演出します。ケンタッキーのスパイシーさが
出過ぎない様に喫えば 実に口触りの良い 飽きのこない甘さがあります。
PM の方は 実に地味 というか 大人の甘さというか 甘さがシブいです。
ブライトバージニアのサラッとした甘みそのままの少しシトラスで 少しグラスな少し
ハーヴィな甘さが オリエントの甘さと合わさり 実にやんわりと 地味~ な感じで
流れて行きます。
このタバコ コースカットなので 少し大きい粒もありますが 良く揉んで 少し乾かした
方が 甘味が良く出て美味しくなります。
よく注意しないと感じられないような甘さですが この甘さが実に良いんですね。
実に飽きのこない 通好みの味というのでしょうか シブ~いタバコです。
いま Smokingpipes.com の売れ筋ランキングで 1位になっていますが
GLP のセールの前に 20%OFF のセールだったのが原因ですが
いつも トップ10 の中にランクインしているのもよくわかります。
BH の人気も高いので レベルの高い美味さで 常喫 というのがその理由でしょうか
さて この2者で この私はどちらが好きかというと・・・
困ります どっちも好き としか言いようがありません
少し甘さを感じたいならば BH
少しオリエントに浸りたいなら PM
どちらも べらぼうに喫いやすく 飽きのこないタバコなのでケースバイケースで
選択することになりそうです。
同じくオリエントに特徴の強い Balkan のくくりとして
John Cotton's Smyrna
を加えた
1 Hearth & Home - Black House
2 Planta - Presbyterian Mixture
3 John Cotton's Smyrna
この3品は オリエントの違いこそあれ 実に飽きのこない美味いタバコかと思います
まだほかにもありますが買えなかったりするので
取り敢えず ということですが
お勧めします
それでは また
パイプランキング
この前 BlackHouse を再喫したのですが
或る意味 似ている という事で Planta の Presbyterian Mixture を
再喫して比べてみました。
似たような丸の平缶ですが、 Presbyterian Mixture の方はドイツ製です。
BH(Black House) の方のくくりは Balkan
PM(Presbyterian Mixture) のほうは English ということになっていますが
どちらも オリエントが幅を利かせるブレンドで それならば どちらも
Balkan と言っていいような気がします・・・。
ラタキアが少しだけ多そうにも思えるのは BH の方で オリエントが更に幅を利かせて
いる方は PM なので 猶更そう思うのですね。
どちらもいたってマイルドな味わいで ラタキアが幅を利かせる English タイプ
ではなく オリエントの香りの強い Balkan タイプに思えます。
左が BH 右のが PM となります 空き缶に移しました
似ているので どうもわかりにくい・・・
左が PM 右のが BH ですが・・・
このようになっています
わかりにくいですが BH のほうが 色が黒っぽく見えます
黄色いのがオリエントのようですが ラタキアの強さは同じ位に感じますが
甘さが少し違う様です。
葉組は
BH が
Black Cavendish, Kentucky, Latakia, Oriental/Turkish, Perique, Virginia
PM が
Latakia, Oriental/Turkish, Virginia
赤字のところが 違うコンポーネントです
喫い比べての 違い
① オリエントが 随分違います
② 甘さの質が違います
③ どちらも常喫出来るタバコだ
④ あまみがつよいのは BH
⑤ ブライトバージニアの頗る上品な甘さは PM
⑥ ラタキアをやや強めに感じるのは BH なのだが さほどではない。
⑦ どちらもニコチンは少なめで 実に喫いやすい しかし しっかりした味がある。
① について少し説明しますと BH も PM もギリシャ東部に位置する
ブルガリアの南側 トラキア海沿岸の 山裾で栽培される オリエント葉をつかっている
と思われるのですが PM の方は マケドニアのオリエント と言っているので 少しギリシャ中央部に近いところの葉っぱを使っていると思われます
BH の方は何処とも明記していないのですが おそらく クサンチ辺りの いわゆる
イエジニと同じような葉っぱを使っているのではないかと思われます。
ギリシャ東部トルコ ブルガリア辺りの地図
この辺りの所謂 ギリシャ ブルガリア トルコ西部の国境が交わる辺りは
有名なオリエント葉 の産地であります
詳しい事や地名はよく分からないですが トルコ中部でとれる 所謂 イズミルやサムスン
のような ターキッシュ葉 とは 全く違う味と香りがします
有名なバルカンソブラニーは この辺りの Yenidje葉 を使っていたのは有名な話です
ですから BH がその辺りのオリエントを使っていることは想像がつくのですが
定かではありません。
このオリエントは 実にマイルドな甘みがあって 独特なやんわり包み込むようなやさしい
甘みがあります。 BH にもそんな甘みがあるのですが いかんせん マクレの BB のような 素晴らしいオリエント というわけではないようです。
PM の方は もうこのタバコは オリエントが実によく効いています。
こちらのマケドニアのオリエントは 実に抜けが良くて 高いところで響き渡るような
清涼感があります もちろん甘みもあるのですが そのウッジーさが 売りのようです。
BH と PM で どちらのオリエントが幅を利かせているかと言えば 断然 PM の方
でしょうか。 なので このタバコはもう バルカン と言っていいと思うのです。
今は このようなオリエントの効いているタバコは珍しいので それだけでも価値が
あると思います。
② について説明すると
BH の方は レッドバージニアに ペリクが味の深みを与え ブラックキャベンディシュも
まろやかな甘さを与えるのですが 少量のケンタッキーが この甘みをさっぱりとドライな
感じに仕上げています この辺りが心地よさを演出します。ケンタッキーのスパイシーさが
出過ぎない様に喫えば 実に口触りの良い 飽きのこない甘さがあります。
PM の方は 実に地味 というか 大人の甘さというか 甘さがシブいです。
ブライトバージニアのサラッとした甘みそのままの少しシトラスで 少しグラスな少し
ハーヴィな甘さが オリエントの甘さと合わさり 実にやんわりと 地味~ な感じで
流れて行きます。
このタバコ コースカットなので 少し大きい粒もありますが 良く揉んで 少し乾かした
方が 甘味が良く出て美味しくなります。
よく注意しないと感じられないような甘さですが この甘さが実に良いんですね。
実に飽きのこない 通好みの味というのでしょうか シブ~いタバコです。
いま Smokingpipes.com の売れ筋ランキングで 1位になっていますが
GLP のセールの前に 20%OFF のセールだったのが原因ですが
いつも トップ10 の中にランクインしているのもよくわかります。
BH の人気も高いので レベルの高い美味さで 常喫 というのがその理由でしょうか
さて この2者で この私はどちらが好きかというと・・・
困ります どっちも好き としか言いようがありません
少し甘さを感じたいならば BH
少しオリエントに浸りたいなら PM
どちらも べらぼうに喫いやすく 飽きのこないタバコなのでケースバイケースで
選択することになりそうです。
同じくオリエントに特徴の強い Balkan のくくりとして
John Cotton's Smyrna
を加えた
1 Hearth & Home - Black House
2 Planta - Presbyterian Mixture
3 John Cotton's Smyrna
この3品は オリエントの違いこそあれ 実に飽きのこない美味いタバコかと思います
まだほかにもありますが買えなかったりするので
取り敢えず ということですが
お勧めします
それでは また
パイプランキング
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