2022年 7月
今回は Seattle Pipe Club - Hogshead (ホッグスヘッド)(Signature Series)
Joe Lankford さんの署名入りシリーズ ということですが
シアトルのタバコはほとんどすべてが 彼の作品ですから 何が署名入りなんだかよくわかりません
しかし Sutliff ならばそういったシリーズがついこの前出たばかりですので その流れなのかと思うのですが よくわからん話です
このブレンド シアトルにおいては入れ物の大きさは 2㌉のものと変わらないようですが 4㌉入っていて
値段も33㌦ちょっとになってます
シアトルのブレンドはどれも今は それくらいするのは当たり前ですから高いわけではありませんが
C&D とかGLP などと比べるとべらぼうに高いブレンドと言えます
なので普段はあまり喫う気になれないのですが こたびは新発売ということでのレビューとなりました
この Hogshead の意味ですが
この様に記載されており
hogshead
音節hogs・head 発音記号・読み方/hˈɔːgzhèd, hάgz‐|hˈɔgz‐/
名詞可算名詞
1大だる 《地域・用途により容量が異なるが通例 63‐140 ガロン入り》.
2ホッグスヘッド 《液量の単位; 《主に米国で用いられる》 63 ガロン; 《主に英国で用いられる》 52.5 ガロン》.
どうやら大樽のことで 昔はこれにバージニアを詰めて圧縮して船で運んだそうです
アフリカや ブラジル そしてアメリカの 10年以上熟成されたバージニアを使用して作られたのが
このブレンドになるそうで そういった意味からも この名前が付けられたようです
しかしこの私にとって Hogshead(ホッグスヘッド)といえば あのハリーポッターに出てくる
ホグスミートの古びた酒場をすぐに思い浮かべます
同じような大樽という意味の酒場名になりますが 物語の重要な人物が経営しています
ホッグズ・ヘッド・イン
ホッグズ・ヘッド・インは、ホグズミード村にあるパブ店であり、メインストリートから離れたこの店はダンブルドアの弟アバーフォース・ダンブルドアによって経営されている。
ハーマイオニー・グレンジャーによれば、ホッグズ・ヘッドは1612年に起こったゴブリンの反乱の拠点として使用された。
そんないわれのこのブレンドになりますので 喫ってみないわけにはゆきません
それとこのブレンド 4㌉の大きなクランブルケーキになっており
Plum Pudding Special Reserve と仕様はおなじです
大きすぎますので 小さめにカッターを入れてから小分けして喫うのですが
ヒジキのような 少し長めにカットされ細く炒られたような葉っぱの集まった面白い形態になっています
簡単にほぐれてきますが あまり細かくほぐさない方が濃い甘さが得られるようです
これをお気に入りのパイプに詰めて
喫うのですが 火付きも燃焼も程よいクールスモーキングが楽しめます
なんともおいしいタバコで 熟成したフルーツの香りを連想させるような
ナチュラルな甘さと 発酵感を感じる素晴らしいタバコかと感じ入ります
以下その感想
このブレンド ストレートバージニアなのですが 随分と色が黒いです
なのでストーヴされたバージニアが使用されているのだと思いますが
黒いのと茶色の濃い色のがほとんどを占めそれに
色の明るい茶色の葉っぱが少しですが混じっているようです
JimInks さんによれば ブラジルとアフリカのレッドとオレンジバージニアに アメリカのブライトが混じっていると書かれており そうしますと少しだけ入っている色の明るいバージニアがアメリカのブライトなのかもしれません…
どちらにせよたぶんブラジルとアフリカのバージニアがほとんどを占め ストーブされたものも入っているのだと思われます
またこのクランブルケーキは 塊が緩めで ひじきの様にある一定の長さのカットのリボンが簡単にほぐれてくるのですが 崩れたような小さな粉砕した葉っぱはなく仕事が実に丁寧です
カットの仕方が綺麗なのだと思いますね
クランブルケーキにする前のカットした葉っぱ自体がひじきの様に丸まったような感じがしますので
それぞれの葉っぱをカットした後いったん火で炒られているのかもしれません…よくわかりませんが
その後に圧をかけてクランブルケーキにしているのかと思いました
その辺りのつくりは C&D のものとは違っており より手間が掛けられている感じがします
またこのブレンドは 実にうまいのですが とてもナチュラルな味わいがあるようです
甘いのですが砂糖のような強い甘さではなく もっとまろやかでフルーティなメロウな発酵した甘さになります
ですからガツンと来る甘さではなく つかみどころのない甘さと言えますので
C&D のようなわかりやすいシャープな甘さではなく
少しヨーロッパにおけるダークバージニアの甘さを感じさせるようですが
そこはシアトルのブレンドになりますので Plum Pudding のような甘さとも言えますね
シトラスの軽い香りは感じますが アーシーなタバコ感はありますがヘイのテイストはあまり感じません
その代わりに 煮込んだフルーツの香りを存分に感じることになります
醗酵したフルーツの香りを存分に感じるのですが
キーワードを列挙するならば
stewed fruits の発酵した風味→ダークバージニアの風味
Stone Fruits (ストーンフルーツ)の風味と甘さ 黄桃やネクタリンを連想します
ドライクランベリーの風味と強い酸味 ドライクランベリーが一番近い味かもしれません
塩味 プラムプディングとおなじようなえんみをかんじるところになります
これらの風味は 10年熟成させたバージニアの一つの特徴なのかもしれませんが
砂糖のような強い甘さではなくそういったよく発酵した風味と甘さを感じるブレンドかと思います
またこのブレンドのクランブルケーキのほぐし方になりますが
細かくほぐしてよく揉んだ場合は フルーティな香りが満載で甘さを感じにくく
粗めに解した場合は濃い目の甘さを感じるようです
なのでやや粗めに解してゆるく詰めた方が 甘さを強く感じますのでお勧めになります
乾燥状態はすこぶる良いのですが 葉っぱはばらけていませんので最初は火がつきにくいです
しかしいったん火がつきますと静かに燃えてくれ クールスモーキングが出来ます
点火とともに
軽いシトラスの香りに乗って バージニアの甘さがやって来るのですが
砂糖のような甘さではなく フルーティな発酵した甘さを感じます
バージニア葉特有のニコチンの効いた風味とヘイのテイストはほとんど感じませんが
適度なアーシーさを持ったタバコ感を感じることになります
ストーヴされたバージニアに特有の煮込んだフルーツのようなメロウな発酵したような
少しつかみどころのない風味を感じるのですが 強い甘さを感じるわけではないです
このブレンドはとってもフルーティなのですが リンゴとか梨のようなそういった香りではなく
桃やプラムのようなストーンフルーツを連想させるのですが
この私は 黄桃やネクタリンのようなそういった風味を感じます
またペリクのような強めの酸味を感じるのですが
バージニア特有の酸味で スパイシーなものは感じません
レイズンのようなあるいはプラムのようなダークフルーツの風味と酸味ですが
この私は まさにドライクランベリーの味わいを感じます
そうしますと このブレンドのフルーティな味わいは
ドライクランベリーの味わいと言えるかもしれません
またこのブレンドには少し塩味を感じるのですが
甘みを引き出しているのかもしれません
とってもフルーティで粗いところのないよく熟成されたブレンドになり
とてもナチュラルなテイストで喫いやすいと思いますが
甘さ的にはガツンと甘いわけではありませんのでそこが好みの分かれるところになります
しかしバージニア特有のドライクランベリーのような酸味がとても良いと思います
Salty Dog のような旨さと甘さではありませんが とってもフルーティで
喫いやすいブレンドかと思いますし美味いと思います
少しクセになるところがあります
いつでも買えるようですから喫ってみるべきかと思いますね
シアトルのブレンドでは Plum Pudding と当ブレンドがお勧めかと思いました。
そんな感想になります
それでは また
今回は Seattle Pipe Club - Hogshead (ホッグスヘッド)(Signature Series)
Joe Lankford さんの署名入りシリーズ ということですが
シアトルのタバコはほとんどすべてが 彼の作品ですから 何が署名入りなんだかよくわかりません
しかし Sutliff ならばそういったシリーズがついこの前出たばかりですので その流れなのかと思うのですが よくわからん話です
このブレンド シアトルにおいては入れ物の大きさは 2㌉のものと変わらないようですが 4㌉入っていて
値段も33㌦ちょっとになってます
シアトルのブレンドはどれも今は それくらいするのは当たり前ですから高いわけではありませんが
C&D とかGLP などと比べるとべらぼうに高いブレンドと言えます
なので普段はあまり喫う気になれないのですが こたびは新発売ということでのレビューとなりました
この Hogshead の意味ですが
この様に記載されており
hogshead
音節hogs・head 発音記号・読み方/hˈɔːgzhèd, hάgz‐|hˈɔgz‐/
名詞可算名詞
1大だる 《地域・用途により容量が異なるが通例 63‐140 ガロン入り》.
2ホッグスヘッド 《液量の単位; 《主に米国で用いられる》 63 ガロン; 《主に英国で用いられる》 52.5 ガロン》.
どうやら大樽のことで 昔はこれにバージニアを詰めて圧縮して船で運んだそうです
アフリカや ブラジル そしてアメリカの 10年以上熟成されたバージニアを使用して作られたのが
このブレンドになるそうで そういった意味からも この名前が付けられたようです
しかしこの私にとって Hogshead(ホッグスヘッド)といえば あのハリーポッターに出てくる
ホグスミートの古びた酒場をすぐに思い浮かべます
同じような大樽という意味の酒場名になりますが 物語の重要な人物が経営しています
ホッグズ・ヘッド・イン
ホッグズ・ヘッド・インは、ホグズミード村にあるパブ店であり、メインストリートから離れたこの店はダンブルドアの弟アバーフォース・ダンブルドアによって経営されている。
ハーマイオニー・グレンジャーによれば、ホッグズ・ヘッドは1612年に起こったゴブリンの反乱の拠点として使用された。
そんないわれのこのブレンドになりますので 喫ってみないわけにはゆきません
それとこのブレンド 4㌉の大きなクランブルケーキになっており
Plum Pudding Special Reserve と仕様はおなじです
大きすぎますので 小さめにカッターを入れてから小分けして喫うのですが
ヒジキのような 少し長めにカットされ細く炒られたような葉っぱの集まった面白い形態になっています
簡単にほぐれてきますが あまり細かくほぐさない方が濃い甘さが得られるようです
これをお気に入りのパイプに詰めて
喫うのですが 火付きも燃焼も程よいクールスモーキングが楽しめます
なんともおいしいタバコで 熟成したフルーツの香りを連想させるような
ナチュラルな甘さと 発酵感を感じる素晴らしいタバコかと感じ入ります
以下その感想
このブレンド ストレートバージニアなのですが 随分と色が黒いです
なのでストーヴされたバージニアが使用されているのだと思いますが
黒いのと茶色の濃い色のがほとんどを占めそれに
色の明るい茶色の葉っぱが少しですが混じっているようです
JimInks さんによれば ブラジルとアフリカのレッドとオレンジバージニアに アメリカのブライトが混じっていると書かれており そうしますと少しだけ入っている色の明るいバージニアがアメリカのブライトなのかもしれません…
どちらにせよたぶんブラジルとアフリカのバージニアがほとんどを占め ストーブされたものも入っているのだと思われます
またこのクランブルケーキは 塊が緩めで ひじきの様にある一定の長さのカットのリボンが簡単にほぐれてくるのですが 崩れたような小さな粉砕した葉っぱはなく仕事が実に丁寧です
カットの仕方が綺麗なのだと思いますね
クランブルケーキにする前のカットした葉っぱ自体がひじきの様に丸まったような感じがしますので
それぞれの葉っぱをカットした後いったん火で炒られているのかもしれません…よくわかりませんが
その後に圧をかけてクランブルケーキにしているのかと思いました
その辺りのつくりは C&D のものとは違っており より手間が掛けられている感じがします
またこのブレンドは 実にうまいのですが とてもナチュラルな味わいがあるようです
甘いのですが砂糖のような強い甘さではなく もっとまろやかでフルーティなメロウな発酵した甘さになります
ですからガツンと来る甘さではなく つかみどころのない甘さと言えますので
C&D のようなわかりやすいシャープな甘さではなく
少しヨーロッパにおけるダークバージニアの甘さを感じさせるようですが
そこはシアトルのブレンドになりますので Plum Pudding のような甘さとも言えますね
シトラスの軽い香りは感じますが アーシーなタバコ感はありますがヘイのテイストはあまり感じません
その代わりに 煮込んだフルーツの香りを存分に感じることになります
醗酵したフルーツの香りを存分に感じるのですが
キーワードを列挙するならば
stewed fruits の発酵した風味→ダークバージニアの風味
Stone Fruits (ストーンフルーツ)の風味と甘さ 黄桃やネクタリンを連想します
ドライクランベリーの風味と強い酸味 ドライクランベリーが一番近い味かもしれません
塩味 プラムプディングとおなじようなえんみをかんじるところになります
これらの風味は 10年熟成させたバージニアの一つの特徴なのかもしれませんが
砂糖のような強い甘さではなくそういったよく発酵した風味と甘さを感じるブレンドかと思います
またこのブレンドのクランブルケーキのほぐし方になりますが
細かくほぐしてよく揉んだ場合は フルーティな香りが満載で甘さを感じにくく
粗めに解した場合は濃い目の甘さを感じるようです
なのでやや粗めに解してゆるく詰めた方が 甘さを強く感じますのでお勧めになります
乾燥状態はすこぶる良いのですが 葉っぱはばらけていませんので最初は火がつきにくいです
しかしいったん火がつきますと静かに燃えてくれ クールスモーキングが出来ます
点火とともに
軽いシトラスの香りに乗って バージニアの甘さがやって来るのですが
砂糖のような甘さではなく フルーティな発酵した甘さを感じます
バージニア葉特有のニコチンの効いた風味とヘイのテイストはほとんど感じませんが
適度なアーシーさを持ったタバコ感を感じることになります
ストーヴされたバージニアに特有の煮込んだフルーツのようなメロウな発酵したような
少しつかみどころのない風味を感じるのですが 強い甘さを感じるわけではないです
このブレンドはとってもフルーティなのですが リンゴとか梨のようなそういった香りではなく
桃やプラムのようなストーンフルーツを連想させるのですが
この私は 黄桃やネクタリンのようなそういった風味を感じます
またペリクのような強めの酸味を感じるのですが
バージニア特有の酸味で スパイシーなものは感じません
レイズンのようなあるいはプラムのようなダークフルーツの風味と酸味ですが
この私は まさにドライクランベリーの味わいを感じます
そうしますと このブレンドのフルーティな味わいは
ドライクランベリーの味わいと言えるかもしれません
またこのブレンドには少し塩味を感じるのですが
甘みを引き出しているのかもしれません
とってもフルーティで粗いところのないよく熟成されたブレンドになり
とてもナチュラルなテイストで喫いやすいと思いますが
甘さ的にはガツンと甘いわけではありませんのでそこが好みの分かれるところになります
しかしバージニア特有のドライクランベリーのような酸味がとても良いと思います
Salty Dog のような旨さと甘さではありませんが とってもフルーティで
喫いやすいブレンドかと思いますし美味いと思います
少しクセになるところがあります
いつでも買えるようですから喫ってみるべきかと思いますね
シアトルのブレンドでは Plum Pudding と当ブレンドがお勧めかと思いました。
そんな感想になります
それでは また
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