鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

Dan Tobacco - The Mellow Mallard

2023年04月22日 | パイプタバコ
2023年 4月

今回のブレンドは Dan Tobacco - The Mellow Mallard(マラード)


私の買った缶には Mellow の文字は印刷されておりませんが どうやら今は The Mallard というのが
正しい名前であるそうです おなじもののようですが 近年のものの方が甘さがトーンダウンしているようです


ストレートバージニアということですが
ダンの製造なので 少し味が濃いイメージになります
実際喫ってみますと 前回の Erik Stokkebye の 1855に比べて味が濃いです
甘さはそれなりにあるのですが少しナチュラルなテイストに欠けるような気がしました
その原因を少し考えてみます

このブレンドを買ったいきさつは 先日新たに plus perique というバージョンが発売されたからになります
今までこのブレンド喫ったことがありませんでしたのでこたびは喫ってみることにした次第



Mallard(マラード)というのはマガモのことですが
何故にこの様な名前が付けられたのか気になりましたね


缶にはこの様にカモの仲間である マガモが印刷されているのですが
このブレンドの特徴がマガモに似ているからかと思いました…(*'ω'*)


この写真を見ていただければわかるのですが

これは先日写したマガモのオスの写真になります
この頭の部分の色合いと光沢が(緑青の鮮やかな色合い)大変美しいのですが

どうやらこの頭の色合いの特徴が当ブレンドの特徴を示唆しているのかと思います

緑は清涼感 クールなイメージですが
当ブレンドにもそれを感じる次第です


サビネッリのブルネロフレイクはストレートバージニアではありませんが
それに準ずるような強い清涼感を感じました

あちらはマケドニアのオリエントによるものだと書かれていますが
こちらにはそんなものは入ってませんので
この私の想像するところによりますと
このブレンドのバージニアの大きな特徴であるアフリカは Zambia(ザンビア)のブライトの特徴であるか 
あるいはミントがらみのハーブの存在を強く感じた次第です

本当のところはよくわからないのですが
説明には何も添加されてはおらず TRDC のレビューを見てもどなたもそのようなことは書いてないので
単にバージニアの特性かと思いもしますが ダンタバコということでもあり
なにがしかの着香というのではない何かが 入っているのかと考えました…(-.-)

蓋をあけると




先の 1855 と似たようなカッキリとしたブロウクンフレイクが出てきますが
こちらの方が少し色に茶が濃いように見えます

その事は Zambia のブライトと ブラウンのバージニアが入っているからになりそうです
ブラウンは少しニコチンも強そうで 1855に比べて少し強さを感じますし
味の濃さも感じるようです


どちらのブレンドも甘いのですが
あちらはもっとナチュラルなものを感じるのですが
どうもこちらのブレンドは少し作為的な甘さを感じるようです

そこいら辺に関して思いつくままに書いてみたいと思います


感想

比較対象となるのが 1855 なのですが 先日喫ったばかりでもありますし
どちらもブライトバージニアのブレンドであることがその大きな原因ですし
どちらも同じような乾燥具合とブロウクンフレイクであることによります


ただ当ブレンドには ブラウンのバーにニアが入ってますので味に複雑さがあるようです

このブレンドも解さないで そのまま軽く詰めて喫うのが良いと思いました
そうしますと 簡単に火も付き最後まで静かに燃えてくれます

このブレンドもレッドによる 小麦とかパンのテイストはあまり感じませんのですが
軽い酸味はあるようです そこが味の濃さになります
造りは丁寧で 雑味のあまり感じない手の入ったブレンドとなっているのは
それなりの評価の元となっておるのがよくわかります

ただこの私には当ブレンド
ちょっと味が濃いのも含め あまりナチュラルなものを感じません…
なので少し飽きがくるブレンドかと思いましたね あまりホッとしないんだよね





点火とともに
ザンビアのブライトの強いレモンシトラスが立ち上がるのですが
清涼感が強く感じられます ミントでも入っているのではないかと思うくらいの強さですが
口に残りませんので ミントがらみのハーブの存在を感じた次第です

レビューにはその事はどなたも書かれていませんが
スパイスの存在とだけは書いている方が多いようです


シトラスとともにグラスのテイストと軽いヘイのテイストも感じるのですが
レッドのピカンティな酸味というのはないのですがかすかに酸味はあります
その事に関してどなたかがイチジクの存在を書いてますが この私には感知できないところになります

全体を通してしっかりと甘さを感じることになります
この甘さはブライトによるものかとは思うのですが
どうもこの私はそこに honey の存在を感じてしまいますね すぐにそれを感じるのですが蜂蜜特有の少し鼻につく独特の花の香りがその原因になります

その事に関してもどなたも書かれていませんね…
あのJimInks さんも触れておりませんが ペリク入りの方には honey の存在を書かれているようです



このブレンドもつくりは丁寧ですから
気になる雑味というものはありませんので美味いタバコになります

バージニアの甘さと 強いシトラスの清涼感に包まれた喫い味となりますが
全体に味が濃く 1855 のようなナチュラルな爽快感を感じないのは
そういったことが原因かと思います



どうやらこのブレンドは
この私が考える素朴でナチュラルで飽きの来ないブレンドとは違うようです
それなりに美味しく メンソールたばこのように気分転換には良いと思いますが
ずっと喫っていられるタバコではないかと思いますね


そんな感想となります
それでは また

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