鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

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オジロワシ2023 3/7-① 2年ぶりに剛が顔を見せる 一二郎の弟分だぜ

2023年03月10日 | オジロワシ
2023/3/7 周回遅れの投稿となりました…

随分と温かくなったモエレになり 沼の氷も随分と緩んできたようです
それでもほとんどはまだ氷は沼を覆っていますので 水の出ている部分はごく一部となるようです
そんなモエレの様子になりますが 期待した割におとなしい展開となりました

ただ 一二郎 春恵とも違うオジロワシの成鳥が現れたのですが
どうも見たことがある顔つきをしていますので 今回はこの成鳥にスポットを当てて考えてみます


暖かく良い天気であったので わりと早い時間から出かけることになりました
しかし沼に着くなりいきなり便意を催し ガラスのピラミッドに寄り道をすることになりました…
往復30分位は経過した後 ようやく漁場に到着しました

しかしオジロワシの姿もなくのんびりと待つ事になりました
一二郎の巣にはオジロワシの姿が1羽だけ見えます


漁場にまずやって来たのはいつものダイサギになりますが
そのダイサギが




沼の中ほどまで避難しています…
何事かとあたりをよく見ると そこにはオジロワシの姿がありました



漁場のずっと右の氷の上に

こちらのオジロワシの姿がありました
色が黒めに見えあまり大きくはありませんので
一二郎や春恵とも違うように見えます






目つきは鋭く
少しずんぐりとした体をしていますが 顔つきに見覚えがありました

第一感は 2年前に見たきりの剛(つよし)を思い浮かべます
オジロワシプロファイル⑪

剛であるならば
去年はほとんどここへは姿を見せなかったのですが 2年前は毎日のようにこのモエレの漁場に
姿を見せたものです
一二郎の弟分のような存在で まだ尾羽に黒い縁が残っていたのですが
一二郎や富江がいないときにはひとりでこの漁場を守っていたオジロになります

見てくれはずんぐりとして大したことがないように見えますがそうではなく
しっかりと魚も獲りますし 幼鳥たちの面倒もしっかりと見るのが剛になります
終盤 さくらと一緒に来たこともあり一郎や一二郎の信頼も厚いと思われました

その剛は サチ子とつがいの関係であると思い当たったのですが
それは2年前のお話となります



ただし今ここで見るこのオジロが 本当に剛であるかどうかはぱっと見確信が持てません…
その理由は 全体に色が黒く感じることになります
胴体脇のまだら模様も少し違うように思えます 
以前は中雨覆いの部分に 白と黒のとてもよく目立つ特徴があったのですが
この個体ではそれが目立たないように思われます…
大雨覆いは白いところがありませんので同じ感じなのですがちょっと違う個体なのかと思いました

あとは尾羽の特徴になります
2年前は 尾羽の縁に3か所くらいバラバラに目立つ縁がまだ残っていました
そこに注目してみてゆくことにします
2年という歳月がこの若い成鳥にどのように変化をもたらすのかそこも気になるところになります

2年前は右翼指1枚目の中ほどに小さな傷がありましたが
2年も経てばその傷はなくなっていると思われます

しかし顔つきは剛によく似ているこのオジロワシです



沼の氷が緩いのか

氷に顔を近づけるオジロですが



すぐにシャーベット状の氷の中に

体が沈み込んでしまいます…






すぐに氷から抜け出して


また振り向く

このオジロになります



しかしまた




氷の中にぬかるんでしまいます…
ここで尾羽を見るのですが 黒い縁はもう見えませんね…
そして一二郎と同じようなかなり小さな尾羽の●●が2つ見えますね


氷が緩んでいるのでぬかってしまったのかと最初は思いましたが
どうもそうではなく

じっと氷の下を見て


魚を

捕ろうとして 足を氷の中に入れているように思えます



しかし獲物はなく

すぐにまた氷から出てきますね…違うのかな…?



今度は逆を見て










同じようにしていますが
ずっと氷の中を見ていますので やはり獲物を狙っているのかと思われます



そして今度は




斜め前方をよく見ながら



飛び込みます




ここで水しぶきがあがっているように見えますね!
魚が暴れているように見えます













やはり大物のライギョか何かを狙っているようです


足には獲物がかかっているように思われ

必死に引き上げようとしています



ここで片足が

外れるのですが




そのまままた












魚に引っ張られるオジロになります



しかし足場も悪く 氷もありますので







魚に引っ張られながら









獲物に逃げられてしまいます…
頭をうまく掴まないとダメなんだよね

しかしここで水から上がったこのオジロの尾羽をよく見ると
尾羽に黒い縁は残っていないのですが 尾羽の●●に大きな特徴がありました
なんとなんと この小さく並んだ2つの●●はとても珍しい
ほとんど一二郎と同じタイプになります

一二郎の場合はもう少し間が離れているのですが こういった小さな●●はほとんど見ませんね
一二郎ではありませんので まったく別のオジロかと思いましたが
プロファイルの⑪をよく見てみると 剛の尾羽の●●もこれと同じ形をしていました
尾羽の縁がありましたのであまり印象に残っていませんでしたが
この尾羽の●●は明らかに剛のそれと一緒でした…(*'ω'*)

そうしてみると 中雨覆いの白黒のマダラも同じように見えてきます
ただし 2年前と比べると 白の部分が黒みを帯びてきているように感じます
なので全体的に黒くなった印象があるのでしょう



残念ながら

魚を上げることは出来なかった剛になりますが



そこへやって来たのがこちらの




一二郎になり 剛の様子をじっと見ています
足には巣材を掴んでいるようです



馴染みのある

一二郎と




剛になりますが おそらく仲間内の関係なのだと思います
剛は一二郎の弟分といっても良い関係かと思っていますね
尾羽の●●がほとんど同じ形態ですので あるいは兄弟なのかもしれませんね



一二郎が現れたので 剛は去ってゆきましたが
それを見ている

一二郎になります



そこへすぐに




春恵もやって来ます




地面には一二郎 
そして木の上には春恵がいて期待が高まりますが


一二郎はすぐに 巣材をもって

巣に帰ってゆきました
これが11:30のことになります

その①はここまでになりますが 続きは次回に
剛(つよし)がまたやって来たということです

それではまた

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