鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

Sutliff 515 RC-1, 507C ブレンド実験の結果

2019年09月27日 | パイプタバコ
2019/9/26 

半年間寝かせた バルクのブレンド については
Sutliff バルクのブレンド実験は終わらない・・・

上の記事にて 途中経過を書きました
しかしまだ この話には続きがあって
すこし味が暴れるこのブレンドを 寝かせてみた結果がありました。




空き缶に この 2:1 の比率で混ぜたマイブレンドを 3週間寝かせたものがあります
もちろん 515RC-1 の方が 2 なのですが



フレイクの方は あまり細かくほぐさずに よく混ぜて置きましが。


ふたを開けると マクレの様な ケチャップ臭がかなりするのですが
むろん マクレ臭が苦手な方にはお勧めできませんが
この私はむしろあの甘酸っぱい酸味が好きなので 全く気になりません。


そして これを喫った  感想 になります

前にも書きましたが 507C のブライトバージニアと 515RC-1 のレッドバージニアを
混ぜ合わせることによって 甘さが数倍に強調され その他のフレイバーも起って
全く別のタバコになるのですが 大きな問題が起きて来ます
それは 味が暴れて とくにレッドバージニアの Tangyな ピリッとする辛みが起きることになります その辺が気になったのですが・・・。

この3週間寝かせたブレンドを喫ってみると
見事にその味がおとなしく慣れているのに驚きます。

やはり甘さは同じように甘いのですが 刺激が消えてますね
厳密には 消えているというのではなく ぐっと控えめになっているというのが正しいので
しょうが、とにかく違和感がなくなりました。
寝かせるとずいぶん味が慣れるものです

甘さは特筆すべきもので 濃い甘さがあります
ペリクが入っているかのようなレッドによる深い甘味も感じられます
それはそのレッドバージニアの酸味によるものかと思います
熟成したレッドバージニアの甘酸っぱい酸味が 全体を包み込むものですから
その様な味の濃さを感じるわけですね。

ブライトバージニアのシシトラシィな爽やかな酸味もあり
レッドバージニアの 少しヘイの香りのする アーシーなタバコ感も感じられ
ストレートバージニアとしては 結構な出来なのではないでしょうか

単体では ほとんどおとなしいなにも入っていないようなこれらのバージニアですが
ブレンドすることによって 随分と変わるものです

ニコチンも少なくとても喫いやすいのではないのでしょうか
値段を考えれば 充分なような気もします

しかし やはりちょっとお高い バージニアの高級タバコとは 違いが出て来ます
それは

ケーシングによるものなのかどうかは分かりませんが リッチな高級感にかける
ということでしょうか。

このブレンドは相当甘いのですが そういったきめの細かい上品な甘さが足りないのかも
しれません その辺が多少の物足りなさに繋がります。
それは よく熟成されたレッドバージニアが フルーティな果実の様な甘さを感じさせるのに対して 
このブレンドにはそれが足りない気がします 単なる糖蜜のような甘さでしょうか。

同じ Sutliff の クランブルケーキ Red Virginia と比べるとそれが良く
わかります。
葉っぱのグレードとか 熟成の仕方が違うのかもしれないですね。


その辺りが課題ですが 寝かせることにより 随分と美味くなるようです。

あくまで私的感想ですが PS の Luxary Navy Flake あるいは  Luxury Bullseye Flake
などより口に雑味が残らず 甘いので 私はいいと思いました。

そんな感想ですし 結論となります
それでは また
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« モエレの鳥たち 9/26 ベニ... | トップ | モエレの鳥たち 9/27 ハジ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

パイプタバコ」カテゴリの最新記事