2020年 7月
今回は Savinelli - 140th Anniversary
写真の右にあるのが このブレンドと同じ サンセポルクロでとれるシガーリーフを使用している
C&Dのスモールバッチ である Sanseporclo 2020年版になりますが
このブログでもレビューしています。
この缶は 空き缶なのですが すでに喫いきっています
その空き缶の中に
このブレンド 100gも入っていますから 1/3ほど詰めたのが
こちらになり
よく見ると
この様にブラウンの明るい リボンカットになっています。
そこが Sanseporclo とは違い 問題の部分となります
あちらは 小さなブロウクンフレイクだったので 葉っぱ自体がカッキリと固く
燃焼温度ならびに燃焼速度が 燃え過ぎずクールなスモーキングを愉しめたのですが
どうもこちらのブレンドは 少し燃えすぎるきらいがあり喫い終わるのも早いようです
その辺りが 比べると 気に入らない部分となりました。
こちらのブレンド サビネリの 創業140年 という記念ブレンドで 2016年より
何度か限定販売されている様ですが TRDCにおける評価の方は高いです(3.⁹)
その割に 私の買ったシリアルナンバーが 40/1400 となっており
いまだに SPDCでも在庫があるのは あまり売れていないのだと思われます・・・。
C&Dの ジェレミーリーヴスさんが作っておられ Sanseporclo とほとんど同じといっていい程の
味わいと旨さを感じますが 評価の割に あまり人気がないのは
この中のメインコンポーネントである Italian dark fired florets(≒Italian dark-fired Kentucky)
の独特のフローラルな香りと 大人のホロ苦さが
あのケンダル臭の様な 癖のある香りを好まない人にとって受け入れられないのかな・・・
とこの私は考えます
しかし 先のレビューでも書きましたが この私はこの一連のブレンドとても印象に残り
イタリアンテイストと言っているようですが この味も濃く酸味もあり
大人のホロ苦いテイストとともに
しっかりとしたタバコ感の中に 旨さと タンジィな甘さを味わえるこのブレンド群
実に美味いと思いますし とても気に入っていますね。
同じくC&Dの キャロライナレッドフレイク のようなストレートな美味さとは違い
変化球になりますが その旨さと美味さは格別かと思われます
とまあ 結論的感想を述べましたが
このブレンドをもう少し掘り下げて見ると
葉組としては
Kentucky, Oriental/Turkish, Virginia
Flavoring を見ると
Floral Essences, Fruit / Citrus
と TRDCの説明の所に書かれておりますから Sanseporclo とは少し書き方が違うようです
確かに カットは大きく違っていますが
使用されているコンポーネントに関しては こちらにはオリエントが入っていることと
少し甘さと柔らかなフローラルなフレイバーが加わっているようです
そのせいか ホロ苦さという点においてこちらの方が幾分甘くマイルドになっていると感じます
同じ様なタバコ感はありますが イタリアンケンタッキーの少し強烈な香りと味の部分を
Basma辺りのオリエントと
聞くところによると2種類のウォッカを使ったレッドバージニアに対するケーシングを経てブライトバージニアと混ぜ さらにどうやるのかわかりませんが 野花の香りが入っているそうです
なので Sanseporcloと比べ こちらのブレンドの方が より明るい甘さを感じますし
オリエントによるのでしょうか なんともいわれない少し柔らかな風味と広がりを感じますが
そのへんの味わいは微妙で しっかりとしたオリエントの オリエントらしい香りを感じるわけでもなく
スパイシーさはむしろ弱まり 甘さとフローラル シトラスの部分が強まっているように感じます
Basmaのオリエント と書いては見ましたがよく分からないのが実際で
イズミルやスミルナのようないかにもターキッシュというものはなく
もっと頼りない フローラルな香りと 酸味 塩味を少し感じさせるようでもあり
少しナッティな香ばしさも感じますが それがオリエントによるものなのかはよく分かりません・・・
ペリクが入っていないのに ペリクのような酸味を感じ
オリエントが入ることによって 甘さも少し強まり少しマイルドになっているのかな・・・
と思います
同時にイタリアンダークフローレット独特の あのホロ苦い味わいも弱まっているのかな・・・
というのが このブレンドの感想になります
このブレンド カットのせいもあるのでしょうが
口径の大きなパイプよりも ダンヒルの4番くらいの大きさかそれ以下の小さめのパイプの方が
しっかりと味が来るようです。
甘さも味も濃くなりますから 実に美味いと思います
口径の大きなパイプでは しっかりと味が来る前に 燃焼がすすんでしまうような気がします
中位のパイプがこのブレンドを美味しく喫うコツになります。
リボンカットのせいだと思いますが 小さめのパイプでゆっくりと喫ってやると
実に味の濃い満足のゆく喫煙が味わえるブレンドになります。
私としては どちらも似た味わいのブレンドだと思うのですが
より美味いと思うのは 前者の Sanseporcloの方になります
甘さという点ではより控えめになりますし 独得のホロ苦さもありますが
燃焼も安定していますし その独特の大人の味わいが気に入っています
まったく 兄弟ブレンド といっていいと思いますが
どちらも美味いブレンドであることには変わりはありません
ただより一般的なのは こちらのブレンドになるのかな とは思います
まだ各社 どちらのブレンドも在庫があるようなので
買ってみても損はないと思います
私にとっては どちらも美味いと思うし飽きのこないブレンドになっています
似ているブレンドを一つ挙げるなら
GLPの Cumberland になるのでしょうか こちらも私のお気に入りです
参考にしたのは
A Non-Review of Savinelli 140th AnniversaryFebruary 27, 2019 by Chuck Stanion in Tobacco Talk
こちらになります
それでは また
今回は Savinelli - 140th Anniversary
写真の右にあるのが このブレンドと同じ サンセポルクロでとれるシガーリーフを使用している
C&Dのスモールバッチ である Sanseporclo 2020年版になりますが
このブログでもレビューしています。
この缶は 空き缶なのですが すでに喫いきっています
その空き缶の中に
このブレンド 100gも入っていますから 1/3ほど詰めたのが
こちらになり
よく見ると
この様にブラウンの明るい リボンカットになっています。
そこが Sanseporclo とは違い 問題の部分となります
あちらは 小さなブロウクンフレイクだったので 葉っぱ自体がカッキリと固く
燃焼温度ならびに燃焼速度が 燃え過ぎずクールなスモーキングを愉しめたのですが
どうもこちらのブレンドは 少し燃えすぎるきらいがあり喫い終わるのも早いようです
その辺りが 比べると 気に入らない部分となりました。
こちらのブレンド サビネリの 創業140年 という記念ブレンドで 2016年より
何度か限定販売されている様ですが TRDCにおける評価の方は高いです(3.⁹)
その割に 私の買ったシリアルナンバーが 40/1400 となっており
いまだに SPDCでも在庫があるのは あまり売れていないのだと思われます・・・。
C&Dの ジェレミーリーヴスさんが作っておられ Sanseporclo とほとんど同じといっていい程の
味わいと旨さを感じますが 評価の割に あまり人気がないのは
この中のメインコンポーネントである Italian dark fired florets(≒Italian dark-fired Kentucky)
の独特のフローラルな香りと 大人のホロ苦さが
あのケンダル臭の様な 癖のある香りを好まない人にとって受け入れられないのかな・・・
とこの私は考えます
しかし 先のレビューでも書きましたが この私はこの一連のブレンドとても印象に残り
イタリアンテイストと言っているようですが この味も濃く酸味もあり
大人のホロ苦いテイストとともに
しっかりとしたタバコ感の中に 旨さと タンジィな甘さを味わえるこのブレンド群
実に美味いと思いますし とても気に入っていますね。
同じくC&Dの キャロライナレッドフレイク のようなストレートな美味さとは違い
変化球になりますが その旨さと美味さは格別かと思われます
とまあ 結論的感想を述べましたが
このブレンドをもう少し掘り下げて見ると
葉組としては
Kentucky, Oriental/Turkish, Virginia
Flavoring を見ると
Floral Essences, Fruit / Citrus
と TRDCの説明の所に書かれておりますから Sanseporclo とは少し書き方が違うようです
確かに カットは大きく違っていますが
使用されているコンポーネントに関しては こちらにはオリエントが入っていることと
少し甘さと柔らかなフローラルなフレイバーが加わっているようです
そのせいか ホロ苦さという点においてこちらの方が幾分甘くマイルドになっていると感じます
同じ様なタバコ感はありますが イタリアンケンタッキーの少し強烈な香りと味の部分を
Basma辺りのオリエントと
聞くところによると2種類のウォッカを使ったレッドバージニアに対するケーシングを経てブライトバージニアと混ぜ さらにどうやるのかわかりませんが 野花の香りが入っているそうです
なので Sanseporcloと比べ こちらのブレンドの方が より明るい甘さを感じますし
オリエントによるのでしょうか なんともいわれない少し柔らかな風味と広がりを感じますが
そのへんの味わいは微妙で しっかりとしたオリエントの オリエントらしい香りを感じるわけでもなく
スパイシーさはむしろ弱まり 甘さとフローラル シトラスの部分が強まっているように感じます
Basmaのオリエント と書いては見ましたがよく分からないのが実際で
イズミルやスミルナのようないかにもターキッシュというものはなく
もっと頼りない フローラルな香りと 酸味 塩味を少し感じさせるようでもあり
少しナッティな香ばしさも感じますが それがオリエントによるものなのかはよく分かりません・・・
ペリクが入っていないのに ペリクのような酸味を感じ
オリエントが入ることによって 甘さも少し強まり少しマイルドになっているのかな・・・
と思います
同時にイタリアンダークフローレット独特の あのホロ苦い味わいも弱まっているのかな・・・
というのが このブレンドの感想になります
このブレンド カットのせいもあるのでしょうが
口径の大きなパイプよりも ダンヒルの4番くらいの大きさかそれ以下の小さめのパイプの方が
しっかりと味が来るようです。
甘さも味も濃くなりますから 実に美味いと思います
口径の大きなパイプでは しっかりと味が来る前に 燃焼がすすんでしまうような気がします
中位のパイプがこのブレンドを美味しく喫うコツになります。
リボンカットのせいだと思いますが 小さめのパイプでゆっくりと喫ってやると
実に味の濃い満足のゆく喫煙が味わえるブレンドになります。
私としては どちらも似た味わいのブレンドだと思うのですが
より美味いと思うのは 前者の Sanseporcloの方になります
甘さという点ではより控えめになりますし 独得のホロ苦さもありますが
燃焼も安定していますし その独特の大人の味わいが気に入っています
まったく 兄弟ブレンド といっていいと思いますが
どちらも美味いブレンドであることには変わりはありません
ただより一般的なのは こちらのブレンドになるのかな とは思います
まだ各社 どちらのブレンドも在庫があるようなので
買ってみても損はないと思います
私にとっては どちらも美味いと思うし飽きのこないブレンドになっています
似ているブレンドを一つ挙げるなら
GLPの Cumberland になるのでしょうか こちらも私のお気に入りです
参考にしたのは
A Non-Review of Savinelli 140th AnniversaryFebruary 27, 2019 by Chuck Stanion in Tobacco Talk
こちらになります
それでは また
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